華僑大学は福建省泉州に本部がある中国の大学です。
中華系の子女や、マレーシア、シンガポールなど東南アジアの国からの学生が多く、留学生の受け入れも多くおこなっています。
藤野さんは2020年9月から日本語学科の教師として、日本語を学ぶ学生に向けて授業をしています。
元々は中国に行くつもりだったという藤野さんですが、コロナの影響により日本からオンライン授業で学生に教えています。
オンライン授業中心となり実際に会うことができない中ではフォローアップが必要。
1対1での学生との面談を、時差の問題もなくスムーズに日程調整してくれるJicooが大活躍しているとのことです。
教育の現場で海外の学生との日程調整にJicooを活用している背景や、導入による効果などについてお話を伺ってきました。
▼インタビューさせていただいた方
華僑大学 外国語学部 日本語学科
日本語教師
藤野 光雄様
— 日本では馴染みのない大学ですが、華僑大学で働き始めるきっかけについて教えてください
元々はベトナムの小中一貫校で日本語教師をしていましたが、中国の友人が何名かおりまして、中国で働いてみたいと思ったのがきっかけとなります。
華僑大学については、たまたま求人を見つけて応募をしたところ、縁あって働き始めることができました。
ただコロナの影響もあり中国にはまだ行けていません。
中国に行くつもりではいたのですが笑。
–生徒はどのような雰囲気か教えてもらえますでしょうか
私が担当をしているのは日本概況という日本の文化・地理・歴史に関する授業です。1学年60名程度の人数を受け持っています。
日本語学科は中国や、マレーシア・シンガポールなど東南アジアで中国語を母語とする生徒が対象です。
どの学生も日本に来たことはなくても1年もすればある程度は日本語を読めるようにはなっていますね。
–どのようなきっかけでJicooを使い始めたのでしょうか。
日本語教師仲間から個人面談に使えるオンラインの予約管理サービスがあると聞きました。
ここ1年ぐらいはオンラインが中心となっているので、便利なサービスの情報を共有をする機会が増えている状態です。
そのとき紹介を受けたのは海外製の日程調整サービスだったのですが、英語なので使いにくいと感じて、日本語のものを探している中でJicooを発見しました。
— Jicooはどのような点が良かったのでしょうか
他の日本語のツールも見てはいたのですが、Jicooを登録して使い始めたところ、とても使いやすく他の選択肢がなくなりました笑
日本語なのでとても使いやすく、初めてでも日程調整の予約ページを直感的に作成することができました。
— 特に気に入っているポイントはありますでしょうか
時差があるのでタイムゾーンの切替は重宝しています。
私が日本のタイムゾーンで予約ページを作成して、調整する側の学生が上海のタイムゾーンに切り替えて予約することができるので、時差の考慮がスムーズにできました。
面談の1時間前にはリマインドメールが届くのも安心して使えるポイントとなっていますね。
— 学生もすぐに使うことはできましたでしょうか
最初に私の方で使い方の資料を用意して学生にレクチャーしました。
タイムゾーンの切替の仕方や、フォームの入力についてなどですが、日本語が読めるので迷うことなく使い始めることができていました。
何名か日本時間での予約になってしまっていましたが、次のタイミングからは上海時間で予約できるようになっていました。
— ご利用になる前の状況を教えて頂けますでしょうか
オンラインの個人面談はJicooを導入してから始めたのですが、仮に日程調整サービスがなかったら実施できてなかったかもしれません。
もしやろうとしても、チャットで一人一人と日程調整をする感じになるので、手間が大変なことになっていたと思います。
そういう意味では対話にじっくり時間を使うことができていると感じています。
— 具体的にどのような面談をされているのでしょうか。
3年生の授業で読解を担当しているのですが、その教材に日本語能力試験の問題集を使用しています。
授業の時間だけではとても終わる分量ではないので、授業以外の時間を使って進めてもらうようにしています。
実は昨年は同じ授業で最初から進めていたのですが、全体の1割程度しか進められませんでしたので。
— 面談ではどのようなお話をされているのでしょうか
自分で勉強をする習慣のある人もいれば、なかなか計画的に進められない人もいるので、自律学習進度表というのを作成して自分で進めてもらうようにしています。
勉強を進める上で、困ったことや、計画の進捗を面談で15分程度確認しています。
— 面談によりどのような効果がありますでしょうか
面談は半期に一度必ず予定をいれてもらうようにしています。
授業は1対複数となっているので、今まで分からなかった1人1人の状況や日本語学習で困っていることがわかるようになりました。
また、オンラインだと話す機会も少ないので、対話する時間を確保することができて助かっています。
— 特に便利だなと思うポイントはありますでしょうか
日程調整は大変わかりやすく使いやすいです。タイムゾーンの切り替えも便利ですね。
学生からしてもリンクで予約すればいいだけなので手間がかかりません。
生徒とのやりとりはグループチャットがあるので、そこに日程調整のリンクを送るだけとなっています。
— ありがとうございます。ちなみに、改善の要望はございますでしょうか。
改善要望は、、特にないですね笑
逆にJicooのチャットサポートはすごいと思いました。
わからないことを問い合わせればすぐに返事が来るのでびっくりしました。
海外のサービスで問い合わせをしたことがあるのですが、その時は全く返事が来なくて困りました。
その点、Jicooのサポートは大変行き届いていると思います。
— こんな人におすすめというのを教えて頂けますでしょうか
オンライン授業で学生に会えないような状況になっている教師の方です。
オンラインではわからないことが多いので、個人面談は学生とのコミュニケーションに大変有効です。
日程調整にはJicooがあれば、すぐに始めることができますし、欠かせない存在ですね。
— これからの教育現場でJicooは活用できるということですね
教師の役割は変わってきており、学習が困難な時にサポートしたり、学習目標や学習計画を立てる手助けをしたりするコーチングのような教師のあり方が注目されています。
多数の学生と面談の日程調整ができるJicoo は、教育に携わる全ての先生におすすめできると思います。
特に海外の生徒を教える日本語教師はコロナ禍でオンライン授業になりました。今まで対面の経験しかないため、みなさん大変苦労しています。
そのため、いろんなオンラインサービスを共有する場面が多くなっていますが、私も機会があるごとにJicooを紹介していますよ笑。
日程調整ツールを導入すると業務効率化に多くのメリットがあります。どの日程調整ツールが良いか選択にお困りの方は、まず無料で使い始めることができサービス連携や必要に応じたデザインのカスタマイズなどの機能も十分に備わっている日程調整ツールの導入がおすすめです。
ビジネスの日程調整を自動化する「Jicoo(ジクー)」はGoogleカレンダー、Outlookカレンダーなど複数のカレンダーを接続して無料ですぐに利用を開始でき、ZoomやTeams、SlackやSalesforceなどのよく使われているサービス連携がもれなくカバーされています。また予約ページのデザインも複数のレイアウトから選択できるため使っていて楽しくなる日程調整ツールです。
JicooのWebサイトはこちら。法人・チームへの導入に関してのお問い合わせはこちらのフォームから行う事ができます。
日程調整ツールを活用した利用事例も参考にしながら自分にあった日程調整ツールを導入しましょう。