予約2.8倍へ。Jicoo導入で工数削減とテストマーケティングに挑戦
13年の実績を持つ「DMM英会話」を展開する合同会社DMM.com。同社が新たに一般向けに提供を開始した「DMM英会話コーチング」は、国内で自ら工夫して英語をマスターしたプロの日本人コーチが受講生に専属で寄り添い、目標達成まで導くオンラインの学習伴走型サービスです。 同サービスは現在、他施策との相乗効果により月間の個別説明会予約数が2.8倍、成約数が2.5倍と急成長を遂げています。しかし、さらなる事業拡大に向けて外部広告の展開を検討していた当初は、既存の予約システムではコンバージョントラッキングが十分にできず、施策の正確な効果測定ができないという課題を抱えていました。そこで、自社サイト内への埋め込みの柔軟性と確実なデータ計測環境を持ち、既存の自動割り当て運用をスムーズに移行できるJicooを導入。予約インフラを刷新したことで、現場のコーチ陣における予定管理の一元化と手動確認工数の削減を実現するとともに、テストマーケティングへの挑戦など事業成長を加速させる環境を構築しました。

月間の個別説明会予約数
月間の成約数
Jicooを通じた日程調整
抱えていた課題トラッキングの限界によるマーケティング展開の壁と、移行に伴う現場の混乱リスク
一般向けサービスの本格展開当初は別の予約システムを利用していたが、事業拡大に向けた外部広告の展開において「コンバージョントラッキングが不十分」という課題に直面した。施策パラメーターが引き渡せず、どの広告が予約に結びついたか正確に測定できなかったため、本格的な広告投資に踏み切れない状態だった。 また、管理側やコーチ陣の混乱を防ぐべく「移行にかかるスイッチングコストの最小化」も絶対条件であった。既存の自動割り当て運用を維持したまま、マーケティング強化に耐えうるインフラへの刷新が求められたのだ。 さらに、以前のシステムではGoogleカレンダーへの連携機能がなかったため、予約の通知メールが届くたびに、現場のコーチが都度管理画面へログインして詳細を手動で確認しに行く手動で確認する必要があった。日々増え続ける予約に対して、こうした確認作業の負担をなくし、オペレーションをいかに効率化するかも運用上の重要なテーマとなっていた。
解決策LP埋め込みによる一気通貫の計測環境構築と、既存運用を崩さないスムーズな移行
複数の調整ツールを比較検討した結果、DMM英会話コーチングチームが求める要件を網羅していたJicooの導入を決定した。 最大の決め手となったのは、自社サイト内への埋め込みの柔軟性と、将来的なマーケティング施策を見据えたトラッキング環境が担保されている点だった。Jicooであれば、ランディングページから予約ページ、そして予約完了画面であるサンクスページまでドメインを変えずに一気通貫で簡易的なトラッキングが可能な環境を構築できるため、広告投資の選択肢を広げるための最適なインフラになると確信した。 導入にあたっては、既存の運用方法を維持しながら、いかにスムーズに移行できるかを重視した。トライアル期間中にコーチ全員のアカウント登録が問題なく行えるか、実際に予約が入った際に正常に通知メールが飛ぶかといった実務レベルでのテストを徹底した。以前使っていたツールと同じ機能や、Googleカレンダーをベースとした自動割り当ての仕組みをJicoo上でそのまま綺麗に再現できたため、運用における変更点を最小限に抑えることができた。この綿密な検証により、現場のコーチ陣に新たな負担や混乱を与えることなく、システムをスムーズに切り替えることに成功した。
導入効果現場の確認工数ゼロ・予定の一元化と、テストマーケティングへの挑戦
Jicooへの刷新により、現場の工数削減、マーケティングの推進、オペレーションの安定化において大きな変化が生まれた。 現場のコーチ陣における効果は絶大だった。以前は予約が入るたびに管理画面へログインして詳細を確認する手間があったが、導入後は普段使うGoogleカレンダーへ自動連携されるため、一部の個別メッセージ対応などを除き、手動での確認作業が削減された。さらに、既存生徒との定期面談と新規の個別説明会のスケジュールが一括管理できる環境が整い、「予定管理が劇的にしやすくなった」と高評価を得ている。自身のカレンダーでシフトの開け閉めをするだけで済むため、大幅な工数削減を実現した。 マーケティング面でも、ランディングページへの機能埋め込みによりサンクスページまでの確実なトラッキングが可能となり、外部広告のテストマーケティングへ挑戦できるようになった。他施策との相乗効果で説明会予約数は2.8倍、成約数は2.5倍へと急成長しているが、Jicooが安定稼働しているため、運用の破綻を恐れず拡大施策に集中できている。 また、予約が正常に連携されているかを都度手動でチェックする負担から解放され、管理側も現場も事業の核となるコア業務に時間を割ける環境が整った。今後は上限設定機能なども活用し、チーム運用のさらなる最適化を目指していく。複数メンバーの調整や計測環境に悩む担当者にとっても、積極的に導入すべき価値のあるツールと言える。
カスタマーインタビュー
中村様の現在の役割と担当ミッションを教えて頂けますでしょうか。
DMM英会話事業部の中にあるコーチングチームにて、マーケティングを担当しています。主なミッションは、受講を検討している方向けに実施している1対1の「個別説明会」への予約数や、そこからの成約件数といったKPIの達成に向けた戦略立案と実行です。
「DMM英会話コーチング」のサービス概要について教えてください。
プロの日本人英語コーチが受講生に専属で寄り添い、オンラインの定期面談や小テストを通じて学習方法をコンサルティングする伴走型のサービスです。他社の約3分の1という手軽な価格設定でありながら、13年の実績を持つオンライン英会話レッスンと一気通貫で提供しており、コーチが実際のレッスンの録音を基に具体的なアドバイスができる点に強みを持っています。
どのような組織体制で運営されているのでしょうか。
サービスを提供するコーチ陣は全員が国内で自ら工夫して英語をマスターした日本人です。そのため、学習者が当たる壁や悩みを深く理解でき、受講生と強い信頼関係を築けるのが特徴です。個別説明会も実際にサービス提供をしているコーチが行っており、説明会担当のコーチと参加希望者の日程が合えば、その場で担当を決定(マッチング)することも可能な体制を整えています。
Jicooを導入する(予約システムを切り替えた)経緯を教えて頂けますでしょうか。
一般向けにサービスを本格展開し始めた当初は、別の予約システムを利用していました。しかし、事業拡大に向けてMeta広告などの外部広告の展開を検討し始めた際、以前のシステムではコンバージョントラッキングが十分にできず、施策パラメーターを引き渡せないという大きな課題に直面しました。本格的な広告投資へ踏み切るためのデータ計測環境を整える必要があり、ツールの切り替えを検討し始めました。
どのような点がJicoo導入の決め手になったのでしょうか。
自社サイト(LP)内への埋め込みの柔軟性と、将来的なマーケティング施策を見据えたトラッキング環境が担保されている点です。LPから予約ページ、サンクスページまで一気通貫で計測できる環境が構築できるため、広告投資の選択肢を広げる最適なインフラだと確信しました。 また、既存の自動割り当て運用を崩さず、現場の混乱を防ぐ「移行コスト(スイッチングコスト)の低さ」も重要な決め手でした。
現場での導入効果はどのようなところにありますでしょうか。
現場のコーチ陣の確認工数が削減されたことです。以前は予約が入るたびに管理画面へログインして詳細を確認していましたが、Jicoo導入後はコーチが普段使っているGoogleカレンダーに予約が自動連携されるため、一部の個別対応を除き、手動確認の手間がほぼなくなりました。さらに、既存生徒との定期面談と新規の説明会スケジュールがカレンダー上で一括管理できるようになり、「予定管理が劇的にしやすくなった」と現場からも高評価を得ています。
マーケティング面や運用面での効果はいかがでしょうか。
トラッキングできるようになったことで、外部広告を活用した「テストマーケティング」への挑戦が可能になりました。他施策との相乗効果もあり、月間の個別説明会予約数は2.8倍、成約数は2.5倍へと急成長を遂げています。これだけトラフィックが増えても、Jicooが安定した土台として稼働してくれているため、運用の破綻を恐れることなく拡大施策に集中できています。 また、以前は都度発生していた手動での予定確認作業が自動化されたことで、予約管理の工数を減らすことができました。
今後の展望やJicooの活用について教えてください。
今後は、Jicooを活用してコーチの空き時間にスムーズに予約を割り当てる仕組みを維持しながら、チーム運用をさらに最適化していく予定です。手動での確認作業から解放された分、事業の核となる施策やサービスの質向上、そして事業拡大にさらに時間を割ける環境を作っていきたいですね。
最後にこんな企業や担当者におすすめというのを教えて頂けますでしょうか。
複数メンバーの日程調整やカレンダー管理に課題を抱えている企業はもちろんですが、適切な広告投資や施策の効率化を行いたいマーケティング担当者にとてもおすすめです。 予約が正常に取れているかを毎日確認する不安から解放され、トラッキング環境も整うため、積極的に導入すべき価値のあるツールだと思います。

