Outlookでメールにファイルを添付する方法と、できない時の対処方法を徹底解説

2026年6月10日(水)
Jicoo(ジクー)
目次
  • 1. Outlookでメールにファイルを添付する方法
    • 2. ファイル添付の失敗例①:ファイルサイズが大きすぎる
      • 3. ファイル添付の失敗例②:ファイルを添付したのに届かない、または開けない
        • 4. ファイル添付の失敗例③:ファイル添付がブロックされる
          • 5. 参考)画像を本文中に入れる方法
            • 6. Outlookでファイルを添付する方法まとめ
              • 7. Jicoo(ジクー)について

              「初めてPCでOutlookメールを使うけど、どうやって相手にファイルを送ればいいのか分からない」

              「Outlookメールでファイルを添付しようとしたけど、エラーになって送れない」

              という悩みをお持ちではないでしょうか?

              Outlookでファイルを添付する基本操作は難しくありません。ただし、現在のOutlookでは、単にファイルをメールに付けるだけでなく、OneDriveやSharePointのファイルを「リンク共有」するのか、「コピーとして添付」するのかを選ぶ場面が増えています。

              また、ファイルサイズ、受信側のセキュリティ設定、ブロック対象の拡張子、DLPやメールゲートウェイの制限によって、送信者側では問題なく送れたように見えても相手に届かないことがあります。

              この記事では、

              • Outlookでメールにファイルを添付する基本操作
              • 「リンク共有」と「コピー添付」の使い分け
              • メールにファイルを添付できない時の原因と対策
              • 社外送信でトラブルを防ぐための実務上の注意点

              を解説します。

              Outlookでメールにファイルを添付する方法

              本章では、Outlookでメールにファイルを添付する基本操作を解説します。

              Outlookには「従来のOutlook」と「新しいOutlook(new Outlook for Windows)」があり、Microsoft 365の更新状況や組織の管理ポリシーによって、新旧Outlookが混在している場合があります。画面名や既定の動作が異なることがあるため、まず自分の利用しているOutlookがどちらかを確認しておくと安心です。

              メールにファイルを添付する基本操作

              まずはOutlookのアカウントにログインし、メール画面を開きます。

              次に「新規メール」を選択します。

              新規メールを開いたら、画面上部の「挿入」タブから「添付ファイル」を選択し、「このコンピューターから選択」または「ファイルの参照」をクリックします。

              メールに添付したい画像やファイルを選択し、「開く」をクリックします。

              メール作成画面に選択したファイル名が表示されていれば、添付は完了です。ファイルをメール作成画面へ直接ドラッグ&ドロップして添付できる場合もありますが、利用しているOutlookの種類や組織設定によって挙動が異なることがあります。確実に操作したい場合は、上部メニューの「挿入」から添付する方法を使いましょう。

              OneDriveやSharePointのファイルは「リンク共有」と「コピー添付」を選ぶ

              Outlookでは、PC上のローカルファイルだけでなく、OneDriveやSharePointに保存されたファイルもメールから共有できます。このとき重要なのが、リンク共有コピーとして添付の違いです。

              • リンク共有:OneDriveやSharePoint上のファイルへのリンクを送ります。受信者は共有権限の範囲内でファイルを開き、設定によっては共同編集できます。
              • コピーとして添付:その時点のファイルのコピーを通常の添付ファイルとして送ります。受信者が編集しても、元のOneDriveやSharePoint上のファイルには反映されません。

              共同編集が必要な社内資料や、最新版を複数人で更新するファイルは「リンク共有」が向いています。一方、社外への納品物、申請書、見積書、証跡として残すファイルなど、相手にその時点の実体ファイルを渡したい場合は「コピーとして添付」を選ぶ方が適しています。

              特に社外送信では、相手先の環境によって外部共有リンクを開けない場合があります。送信前に、相手がリンクを開ける運用なのか、実体ファイルで受け取る必要があるのかを確認しておくとトラブルを防げます。

              新しいOutlookでの添付操作の注意点

              新しいOutlook for Windowsは継続的に更新されており、添付ファイル、共有リンク、Copilotによる添付ファイル要約など、周辺機能も変化しています。そのため、「以前のOutlookではこうだった」という操作が、現在の画面では少し異なる場合があります。

              企業で利用している場合は、Microsoft 365の更新チャネルや管理者ポリシーによって、新しいOutlookと従来のOutlookが混在することもあります。操作手順を社内で共有する際は、「新しいOutlookの場合」「従来のOutlookの場合」のように画面名ベースで案内すると分かりやすくなります。

              また、OneDriveやSharePointのリンクを挿入した場合、Outlook上では単なるURLではなく、共有リンクとして扱われることがあります。社外へ送信する前に、意図した権限設定になっているか、リンクではなくコピー添付にする必要がないかを確認しましょう。

              ファイル添付の失敗例①:ファイルサイズが大きすぎる

              ファイルサイズが大きすぎる原因

              ファイルが添付できない主な原因のひとつが「添付ファイルのサイズ超過」です。

              Outlookに限らず、各メールサービスには添付できるファイルサイズの制限があります。OutlookやMicrosoft 365では、一般的に25MB前後が目安として語られることがありますが、これは固定の保証値ではありません。

              実際には、以下のように複数の制限が関係します。

              • 送信側のメールサービスやOutlookの制限
              • 受信側のメールサーバーの制限
              • 企業のメールゲートウェイやセキュリティ製品の制限
              • Exchange、Defender、DLPなどの組織ポリシー

              そのため、送信者側では送信できたように見えても、受信側でサイズ制限やセキュリティ検査に引っかかり、相手に届かないことがあります。ビジネス利用では「送れたか」だけでなく、「相手の環境で受け取れるか」を考えることが重要です。

              ファイルサイズが大きすぎた時の解決方法

              ファイルサイズが大きい場合は、以下の方法を検討しましょう。

              クラウドストレージサービスを利用する

              最も実務的な解決方法は、OneDrive、SharePoint、Box、Dropboxなどのクラウドストレージにファイルを保存し、リンクをメールで共有する方法です。

              特に10MBを超えるファイルや、複数ファイルをまとめて送る場合は、メールに直接添付するよりもクラウド共有を第一候補にするとトラブルを減らせます。OneDriveやSharePointであれば、閲覧権限、編集権限、共有相手、リンクの有効期限などを管理しやすくなります。

              ただし、社外送信では相手先のセキュリティポリシーによって外部共有リンクを開けない場合があります。共同編集が必要ならリンク共有、正式な提出物や納品物ならコピー添付、期限付きで安全に渡したい場合は権限付きリンク、というように目的に応じて使い分けましょう。

              【非推奨】ZIP圧縮で無理に送る

              以前は、サイズの大きいファイルをZIP形式に圧縮してメール添付する方法がよく使われていました。しかし、現在のビジネス環境では、ZIP化による送付は原則として推奨されません。

              特にパスワード付きZIPは、受信側のセキュリティシステムが中身を検査しにくく、受信拒否や隔離の対象になることがあります。また、パスワードを別メールで送る運用は手間がかかるうえ、監査やログ管理の面でも扱いにくい方法です。

              ファイルサイズを小さくする目的でZIP化するよりも、クラウドストレージに保存し、必要な相手だけがアクセスできるよう権限を設定して共有する方が安全です。

              ファイル添付の失敗例②:ファイルを添付したのに届かない、または開けない

              ファイルを添付したのに届かない、または開けない原因

              ファイルを添付したのに受信者に届かない、または開けない場合、主な原因は以下のとおりです。

              • 受信者側のセキュリティポリシーでブロックされている
              • 迷惑メールとして判定されている
              • ファイルサイズが受信側の上限を超えている
              • 添付ファイルの拡張子がブロック対象になっている
              • 受信者のメールボックス容量が不足している
              • ファイル自体が破損している
              • 共有リンクの権限が不足している

              最近の企業環境では、メールゲートウェイ、Exchange、Microsoft Defender、DLP、メールフロールールなどによって、添付ファイルの種類や内容を検査する運用が一般的です。送信者のOutlook上では正常に送信済みになっていても、相手先のシステムでブロックされているケースは少なくありません。

              そのため、届かない原因を調べる際は、相手に「迷惑メールフォルダに入っていないか」だけでなく、「メールゲートウェイやDLPで遮断されていないか」「ブロック対象の拡張子ではないか」「外部共有リンクを開ける設定か」も確認してもらうと解決が早くなります。

              ファイルを添付したのに届かない、または開けない時の解決方法

              添付ファイルが届かない、または開けない場合は、以下の方法を順番に確認しましょう。

              迷惑メールフォルダを確認してもらう

              まずは、受信者側で迷惑メールフォルダに振り分けられていないか確認してもらいましょう。初めてメールを送る相手や、件名・本文が短すぎるメール、添付ファイルだけを送るメールは、迷惑メールとして扱われやすくなることがあります。

              重要な添付ファイルを送る場合は、本文に送付目的、ファイル名、確認してほしい内容を明記しておくと、受信者にもセキュリティシステムにも意図が伝わりやすくなります。

              脱PPAPとして、権限管理できる共有方法へ切り替える

              パスワード付きZIPファイルを送って相手に届かない場合、受信側のセキュリティシステムで拒否または隔離されている可能性があります。

              脱PPAPの本質は、単に「ZIPを使わない」ことではなく、受信側で安全性を確認でき、権限管理できる共有方法へ移行することです。OneDrive、SharePoint、Boxなどを使えば、共有相手、閲覧権限、編集権限、リンクの有効期限、ダウンロード可否などを管理できます。

              社外共有では、以下のように使い分けると実務上分かりやすくなります。

              • 共同編集する資料:権限付きリンク共有
              • 納品物・申請書・見積書などの提出物:コピー添付、または期限付きリンク
              • 機密性の高い資料:閲覧者を限定したリンク共有、必要に応じてダウンロード制限
              • 相手が外部共有リンクを開けない場合:相手の指定する方法、またはコピー添付

              「添付できるか」だけで判断するのではなく、「相手が開けるか」「再配布を防げるか」「誰が閲覧できるか」を基準に共有方法を選びましょう。

              共有リンクの権限を確認する

              OneDriveやSharePointのリンクを送ったのに相手が開けない場合、リンクの権限設定が原因のことがあります。

              たとえば、社内ユーザー限定のリンクを社外の相手に送っている、特定ユーザーのみ閲覧可能なリンクに相手のメールアドレスが含まれていない、有効期限が切れている、といったケースです。

              送信前に、リンクの共有範囲、閲覧・編集権限、有効期限、ダウンロード可否を確認しましょう。社外送信では、意図せず広い範囲に公開されていないかもあわせて確認することが大切です。

              ファイルが破損していないか確認する

              画像、Excel、Word、PDFなどのファイルは、保存時やコピー時の問題で破損することがあります。破損したファイルは、添付自体はできても受信者側で開けません。

              送信前に自分のPCでファイルを開けるか確認し、問題がある場合は元ファイルから再作成するか、Microsoftのサポートなどを参考に修復を試してください。

              受信者のメールボックス容量を確認してもらう

              受信者のメールボックス容量が上限に達していると、添付ファイル付きメールを受信できないことがあります。送信者側では送信済みに見えても、受信者には届いていない場合があります。

              この場合は、別の連絡手段で受信者に連絡し、不要なメールの削除や容量確保を依頼しましょう。

              ファイル添付の失敗例③:ファイル添付がブロックされる

              ファイル添付がブロックされる原因

              ファイル添付がブロックされる主な原因は、Outlookや組織のセキュリティポリシーで許可されていない種類のファイルを添付しようとしていることです。

              Outlookでは、送信者と受信者をマルウェアなどの脅威から守るため、実行ファイルやスクリプトなど、危険性の高い拡張子の添付がブロックされることがあります。ブロック対象の拡張子は固定ではなく、Microsoftの更新や企業の管理者設定によって変わる場合があります。

              ブロック対象になりやすい拡張子の例は以下のとおりです。

              • .app
              • .bat
              • .cmd
              • .com
              • .exe
              • .iso
              • .msi
              • .library-ms
              • .search-ms

              .library-msや.search-msのように、フィッシング対策の観点で注意が必要な拡張子もあります。実務上は、Outlook単体の制限だけでなく、Exchange、Exchange Online Protection、Microsoft Defender、DLP、メールゲートウェイなどで追加のブロックが行われることもあります。

              個人の操作で解決できない場合は、自社または相手先の情報システム部門に、ブロックされた拡張子、外部共有リンクの許可状況、DLPポリシー、メールゲートウェイの制限を確認してもらいましょう。

              ファイル添付がブロックされる時の解決方法

              ファイル添付がブロックされる場合は、以下の方法を検討してください。

              クラウドストレージで安全に共有する

              実行ファイルやシステム関連ファイルなど、メール添付でブロックされやすいファイルを共有する必要がある場合は、OneDrive、SharePoint、Boxなどのクラウドストレージにアップロードし、アクセス権限を設定したうえで共有する方法が基本です。

              ただし、危険性の高いファイルを共有する場合は、相手が本当に受け取る必要があるか、社内ルール上許可されているかを確認してください。業務上必要なファイルであっても、事前に相手先の受け取り方法を確認する方が安全です。

              【注意】拡張子変更やZIP化による回避は推奨しない

              ブロックされたファイルを送るために、拡張子を変更したり、ZIP化したりして回避する方法が紹介されることがあります。しかし、実務上は推奨されません。

              拡張子を変えて送る方法は、受信者に誤解を与えやすく、セキュリティポリシーやコンプライアンス上の問題になる可能性があります。ZIP化も、受信側で中身を検査しにくくなるため、かえってブロックや隔離の対象になりやすい方法です。

              ブロックされた場合は、無理にメールで送ろうとせず、クラウド共有、ファイル転送サービス、相手先指定の受け渡し方法など、安全に管理できる手段へ切り替えましょう。

              参考)画像を本文中に入れる方法

              Outlookでは、メールの書式をHTML形式にすることで、メール本文中に画像を直接挿入できます。

              多くの環境ではHTML形式が標準的に使われますが、組織の管理ポリシーやクライアント設定によって異なる場合があります。本文中に画像を入れたいのにうまく表示されない場合は、メールの書式設定がHTML形式になっているか確認しましょう。

              本文中に画像を入れる場合は、「挿入」タブから「画像」を選択して挿入するか、コピーした画像を本文の任意の場所で貼り付けます。

              なお、本文中に表示される画像と、添付ファイルとして送る画像は扱いが異なります。相手に画像ファイルそのものを保存してほしい場合は、本文埋め込みではなく添付ファイルまたはクラウド共有で送る方が確実です。

              【注意:リッチテキスト形式の使用について】
              古い情報では「リッチテキスト形式」を推奨するものがありますが、B2Bのやり取りでは注意が必要です。受信者がOutlook以外のメール環境を使っている場合、添付ファイルがうまく表示されない、または「winmail.dat」のようなファイルとして表示される互換性問題が起きることがあります。社外とのやり取りでは、特別な理由がなければHTML形式を使うのが無難です。

              Outlookでファイルを添付する方法まとめ

              Outlookでファイルを添付する基本手順は、以下のとおりです。

              新規メールを開く → 「挿入」タブを選択 → 「添付ファイル」を選択 → 「このコンピューターから選択」または「ファイルの参照」をクリック → 添付したいファイルを選択 → 「開く」をクリック

              基本操作は簡単ですが、現在のOutlookでは、OneDriveやSharePointのファイルを「リンク共有」するのか、「コピーとして添付」するのかを意識することが重要です。

              共同編集が必要な資料はリンク共有、社外への納品物や提出物はコピー添付または期限付きリンク、機密性の高い資料は権限を限定した共有、というように目的に応じて使い分けましょう。

              また、添付ファイルが届かない、開けない、ブロックされる場合は、送信側だけでなく受信側のメールセキュリティ、ゲートウェイ、DLP、ブロック拡張子、外部共有リンクの許可状況が関係します。特に社外送信では、添付の有無よりも「相手の環境で安全に開けるか」を確認することが大切です。

              トラブルが起きた場合は、迷惑メールフォルダだけでなく、ブロックされた拡張子、外部共有リンクの許可、DLP、メールゲートウェイの4点を確認すると、原因を特定しやすくなります。

              Jicoo(ジクー)について

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