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【2026年版】Zoom無料版の時間制限は?有料版との違い・できることを徹底比較

2026年8月7日(金)
Jicoo(ジクー)
目次
  • 1. Zoomを利用する際の時間制限とは
    • 2. まとめ
      • 3. Jicoo(ジクー)について

      在宅勤務やハイブリッドワークが定着した現在、オンライン会議は日常業務を支える重要なインフラです。なかでもZoomは、アカウントを作成すればすぐに利用でき、社内外の打ち合わせから採用面接、セミナーまで幅広く使われています。

      ただし、Zoomを無料で使う場合は時間制限を正しく理解しておく必要があります。無料のBasicアカウントが主催するミーティングは、参加人数にかかわらず1回40分までです。会議を終了した後に同じ参加者で再開すること自体はできますが、再接続や参加者の再集合が必要になり、録画やチャット履歴も分断されます。40分ごとに入り直す運用は、商談や面接などの重要な会議には向きません。

      この記事では、2026年時点でのZoom無料版の時間制限と有料版との違い、無料プランを業務で使う際の工夫、Zoom AIやZoom Phoneを含むZoomの活用範囲について解説します。

      Zoomを利用する際の時間制限とは

      Zoomの無料プランにおける時間制限のイメージ

      Zoomの無料プランでは、無料アカウントをホストとして開始したミーティングが1対1でも複数人でも最大40分で終了します。かつては1対1の会議を時間無制限で利用できましたが、2022年5月の仕様変更以降は人数による例外はありません。

      2022 年 5 月 2 日 - 無料アカウントでのミーティングの時間制限の変更

      Basicユーザーが主催できるミーティング数そのものに制限はありません。しかし、40分で終了するたびに会議を作り直したり、参加者に再参加を求めたりすると、会話の流れが途切れます。複数の無料アカウントでホストを交代することも可能ですが、参加リンクの案内、画面共有、チャット履歴、録画、議事録が分断されやすく、参加者の負担も増えます。とくに商談、採用面接、顧客説明会、役員会など、中断が信用に影響する会議には適しません。

      Zoomの無料プランと有料プランの時間制限・機能の違い

      無料のBasicプランでは、最大100名のミーティング、画面共有、チャット、バーチャル背景、デスクトップアプリでのローカル録画など、オンライン会議に必要な基本機能を利用できます。Zoom Chatに加え、Mail、Calendar、Notes、共有数に制限のあるDocs、Whiteboard、Clipsも含まれます。朝会、進捗確認、短時間の社内相談など、40分以内で完結する会議であれば無料プランでも実用的です。

      一方で、無料プランには1回40分という明確な制約があります。日本企業では60分単位で会議を設定する慣習も残っており、定例会議、複数議題を扱うプロジェクト会議、社外との打ち合わせでは時間が不足しやすいでしょう。

      項目Basic(無料)Zoom Workplace Pro
      1回の会議時間最大40分最大30時間
      標準参加者数最大100名最大100名
      Zoom AI対象外対象機能を利用可能
      クラウド録画なし1ライセンス当たり10GB
      ローカル録画デスクトップで可能可能
      Docs共有10件まで無制限
      Clips2分動画を5本まで無制限

      有料プランでは、最大30時間の連続ミーティングを開催できるほか、クラウド録画や組織向けの管理機能を利用できます。ホストが有料ライセンスを持っていれば、参加者は無料アカウントのままでも40分を超える会議に参加可能です。そのため、社外会議や重要な会議を担当する社員にライセンスを割り当てる運用は、費用と利便性のバランスを取りやすい方法です。なお、モバイルアプリでは端末へのローカル録画はできず、対象の有料ユーザーがクラウド録画を利用する形になります。

      有料化を検討する際は、単に会議時間を延ばす費用としてではなく、録画・議事録・管理・AI支援によって会議前後の作業をどこまで減らせるかという観点で比較するとよいでしょう。必要なライセンス数は、長時間会議を主催する人、録画を管理する人、会議後の記録作成を担う人を起点に見極めることが重要です。

      AIによる会議効率化(Zoom AI、旧Zoom AI Companion)
      Zoomは2026年6月に「AI Companion」という名称を廃止しました。従来のミーティング要約、チャット作成、文字起こしなどの機能は、Zoom Workplaceに組み込まれたZoom AIとして提供されています。対象の有料プランでは、会議内容の要約、アクションアイテムの抽出、フォローアップ文面の作成などを支援でき、会議後に手作業で議事録を整えたり、担当者と期限を確認したりする時間を減らせます。

      ZoomのMy Notesは、Zoom Meetingsだけでなく、Microsoft Teamsなどの他社アプリやブラウザを利用している際にも、Zoomデスクトップアプリからメモや文字起こしを作成できる仕組みです。ただし、他社会議サービスとの連携方法や取得できる音声は、端末設定、管理者設定、ライセンスによって異なります。「Zoomが他社会議をネイティブで録画する」とは限らないため、導入前に対象環境で確認しましょう。

      また、2026年7月には、会議中の発話を別言語の音声へ変換するVoice Translatorが一般提供され、日本語も対応言語に含まれました。海外拠点との会議や越境商談で役立つ可能性がある一方、利用にはLive TranslationアドオンまたはZoomMateクレジットが必要です。製品名・社名・業界用語の誤変換、翻訳音声や文字起こしを記録する場合の同意について、あらかじめ検証・整備しておく必要があります。

      複数の会議ツールを併用すると、録画、チャット、資料、議事録がサービスごとに散らばりがちです。AIを活用する場合も、保存先、閲覧権限、共有方法をあらかじめ統一しなければ、情報管理はかえって複雑になります。会議後のノートを社内ポータルや特定のストレージへ集約するルールとあわせて運用しましょう。

      AI利用時に確認したいセキュリティと運用
      AIによる要約や記録は便利な一方、会議内容が機微情報を含む場合は慎重な設定が必要です。取引条件、人事評価、顧客情報、未公表の事業計画などを扱う会議では、AI記録の利用可否、データの保存期間、閲覧できる範囲を事前に定めておく必要があります。

      顧客対応や営業通話にAI評価を使う場合は、「全件を要約する」ことよりも、何を検知したいかを先に定義することが重要です。たとえば、NGワード、説明漏れ、顧客の反対理由、意思確認などを評価対象にし、誰が確認するか、どの条件で人へ通知するかを決めます。AIによる評価を人事評価へ直接使わず、人による再確認を挟む運用や、録音・文字起こしの保存期間、閲覧権限の管理も必要です。

      また、生成AIの普及に伴い、ディープフェイクを使ったなりすましへの対策も重要になっています。Zoomは本人性の確認を強化する取り組みとしてWorld IDとの連携を発表していますが、すべてのZoomユーザーが標準で利用する本人確認手段ではありません。金融・医療・採用・契約など相手の本人確認が重要な業務では、待機室、パスコード、参加ドメイン制限、認証済みユーザーのみの参加、録画・AI機能の制御といった基本設定を優先して見直しましょう。

      Zoom Phoneによる電話業務のクラウド化
      ZoomはWeb会議に加え、クラウドPBXサービスのZoom Phoneも提供しています。固定電話やオンプレミスPBX中心の環境を見直し、PCやスマートフォンから会社の電話番号で発着信できる体制へ移行することで、働く場所の柔軟性と電話設備の運用効率を高められます。

      国内ではNECグループが約11万人規模でZoom Phoneを導入し、PBXの撤廃や通信回線の最適化によって、電話料金を含む電話関連コストを約7割削減したと発表されています。導入効果は企業の回線構成や既存設備に左右されますが、会議ツールだけでなく電話業務も含めてコミュニケーション基盤を見直すことは、中長期的なコスト最適化の選択肢になります。

      2026年7月のアップデートでは、Zoom Phone通話中にMy Notesを起動し、話者を識別したリアルタイム字幕、タイムスタンプ付き文字起こし、AI要約、手動メモを保存できるようになりました。起動時には参加者への音声通知と画面表示が行われ、管理者はアカウントまたはグループ単位で利用を制御できます。通話後の活動記録を減らし、会議メモと電話メモをまとめる用途に役立つ一方、録音・文字起こしの通知ルールや、Zoom Phoneの録音設定だけでなくMy Notes側を含む保存期間の確認が欠かせません。

      Zoomのイベントで紹介された国内事例では、奈良市が2026年3月から、職員の電話にZoom Phone、コンタクトセンターにZoom Contact Center、24時間対応の自動応答にZoom Virtual Agentを組み合わせた構成で運用を開始しています。行政FAQと住民対応データを活用し、夜間・休日を含む自動応答や会話データの分析・再利用を試行しているとされています。自治体以外でも、まず代表電話や問い合わせ窓口をクラウド化し、問い合わせ理由を分類したうえで、定型的な問い合わせだけをAI応答へ移し、個人情報や判断を伴う内容は人へ転送する、といった段階的な導入が参考になります。

      同イベントでは、コンタクトセンター事業を拡大するRenxaが、Zoom Revenue Acceleratorで通話をAI評価し、管理者が確認すべき通話に優先順位を付ける運用も紹介されました。これは導入企業による独立した効果検証ではなくZoomのイベントで紹介された事例ですが、録音を無作為に探す作業を減らし、指導・育成に時間を振り向ける考え方は参考になります。電話や会議の有料機能は、単なる通話時間の確保ではなく、会話からCRM記録、問い合わせチケット作成、担当者への共有といった次の業務をどこまで減らせるかで評価するとよいでしょう。

      40分ごとの入り直しは可能だが、業務利用には不向き

      無料版の40分制限は、単なる不便さではなく会議設計を見直すきっかけにもなります。無料プランを継続するなら、会議を30〜40分で終えることを前提に、議題・参加者・決めるべき事項を事前に整理しましょう。資料はあらかじめ共有し、会議中は報告よりも判断や議論が必要な論点に集中すると、短時間でも成果を出しやすくなります。

      議論が終わらない場合は、無理に会議をつなぎ直すより、いったん内容を整理して続編を設定する方が効率的です。休憩や追加資料の準備時間を確保でき、参加者にとっても次の論点を明確にできます。

      無料で40分を超える会議が必要な場合は、用途に応じてGoogle MeetやMicrosoft Teamsを併用する方法もあります。無料版のGoogle Meetは、1対1なら最長24時間、3名以上のグループ会議では最長60分です。Microsoft Teams Freeは最大100名・最長60分、Webexの無料プランは最大100名・最長40分とされています。無料枠や提供条件は変更される可能性があるため、利用前には各社の公式ページを確認してください。

      ただし、「無料ツールを切り替えれば長時間会議を無制限に行える」と考えるのは現実的ではありません。重要度の低い社内会議は短時間化し、顧客との商談や採用面接、研修、長時間の検討会などには有料ライセンスを使う、といった使い分けが実務的です。

      複数ツールを使う場合は、会議の開催場所だけでなく、議事録の保存先、ファイル共有先、決定事項の管理方法も統一しましょう。ツールごとの無料枠だけを基準に選ぶのではなく、会議後に情報が散らばらず、必要な人が確認できる運用になっているかまで確認する必要があります。

      さらに、業務利用ではプランの違いだけでなく、アプリの最低バージョンとセキュリティ更新の管理も重要です。Zoom Rooms、VDIクライアント、Zoom Phone専用ハードウェアなどは必要な最低バージョンが異なる場合があります。重要会議の直前ではなく、事前に社内端末へ更新を展開し、カメラ、マイク、画面共有、録画の動作を確認しましょう。

      まとめ

      Zoomの無料版と有料版を選ぶポイント

      2026年現在、Zoom無料版でホストするミーティングは、参加人数に関係なく1回40分までです。会議を再開することはできても、再接続や参加者の再集合、記録の分断が発生するため、40分ごとに入り直す方法は安定した業務運用には向きません。

      社外との重要会議が多い場合や、1時間以上の会議が定期的に発生する場合は、少なくともホスト役の社員に有料ライセンスを用意することをおすすめします。会議の中断を防げるだけでなく、最大30時間の会議、クラウド録画、管理機能、Zoom AIによる要約・フォローアップ支援なども活用できます。

      一方、短い社内打ち合わせが中心であれば、無料版を使いながら会議の短時間化を進める選択肢もあります。事前に議題を絞り、40分以内で決定できる会議設計に変えることは、コスト削減だけでなく生産性の向上にもつながります。

      Zoomは現在、Web会議だけでなく、AIによる会議後作業の支援、電話・問い合わせ対応のクラウド化、他社会議ツール利用時のメモ作成まで含むコミュニケーション基盤へと拡張しています。無料か有料かを判断する際は、会議時間だけでなく、会議後の作業、情報管理、セキュリティ、電話環境まで含めて自社に合う運用を検討しましょう。

      Zoomの基本的な使い方についてはこちらの記事で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

      【最新・完全版】Zoomの基本・使い方の徹底完全ガイド

      Jicoo(ジクー)について

      セールスや採用などのミーティングに関する業務を効率化し生産性を高める日程調整ツール。どの日程調整ツールが良いか選択にお困りの方は、まず無料で使い始めることができサービス連携や、必要に応じたデザインや通知のカスタマイズなどの機能が十分に備わっている日程調整ツールの導入がおすすめです。

      チームで使える日程調整ツール「Jicoo」とは?

      Jicoo(ジクー)はGoogleカレンダー、Outlook、iCloudカレンダー等と接続して予定の空き状況をリアルタイムに取得!ダブルブッキングを確実に防ぎ日程調整を自動化。 またチーム内での担当者割当やWeb会議のURL発行、キャンセルやゲストへのリマインド対応などの予約管理まで、個人と法人のミーティング業務を自動化し、チームを効率化する予約プラットフォームです。
      カレンダーと接続して予約ページ作成
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      空き状況をリアルタイムに表示
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      Web会議のURLも自動で発行
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