Googleカレンダーを使っていて「週末や祝日がわかりづらい……」と感じたことはないでしょうか。何も設定しないデフォルトのままでは全ての曜日の背景色が白になっており、土日の色分けは自分でおこなう必要があります。実はこの「週末の視認性」に関する悩みは日本だけでなく世界中のユーザーに共通しており、ミスなくスケジュール管理を行うための重要なポイントとなっています。
本記事では、PCとスマホそれぞれで土日に色を付ける方法をわかりやすく解説します。たったこれだけの工夫を加えるだけで、日々のスケジュール管理が格段に効率的になるはずです。
スマホアプリやPCでスケジュール管理をする際は、何よりも見やすいことが大切です。Googleカレンダーを開いた際、一目で土日がわかるようにしておくことで、日々の視覚的な負担やストレスを軽減できます。近年ではカレンダーのダークモード対応に加え、4Kなどの大型モニター向けに余白を減らす表示スケーリングの改善も進んでいますが、曜日の色分けを組み合わせることでさらに情報を俯瞰しやすくなります。
土日の色分けをすることで、日にちの誤認識を防ぐことができます。「先方に訪問を打診したけど、あさっては土曜日だった……」というようなヒューマンエラーを未然に防げます。最近ではスケジュール調整の自動化も急速に進んでおり、Gmailに搭載された「Help me schedule」機能に加え、2026年1月にはGoogleカレンダー自体にもGeminiによる候補日時提案機能が登場しました。イベント作成時にAIが参加者の空き時間を考慮して複数の時間候補を自動生成してくれるため、調整のタイムロスを大きく削減できます。しかし、こうした最新機能を活用する上でも、まずはカレンダーのベースとなる曜日や予定を正確に把握できる状態にしておくことが基本です。

Googleカレンダーで土日に色を付ける際、PCではブラウザの「拡張機能」を使って設定するのが一般的です。しかし、この拡張機能はスマホアプリやスマホ版Chromeには対応していません。
Googleカレンダーの多くの機能は一度設定すればPCとスマホで同期されますが、土日の色付け(背景色や文字色の変更)については、PCとスマホでそれぞれ別のアプローチで設定を行う必要があります。
拡張機能とは、ブラウザの機能をより使いやすく強化するための追加プログラムのことです。ここではGoogleカレンダーに色付けをする代表的なプログラム「G-calize(ジーカライズ)」を使用します。Google Chromeだけでなく、Microsoft Edgeなど互換性のあるブラウザでも利用可能です。以前のアップデートでダークモード表示などに対応しましたが、2025年5月以降は更新が止まっている点には留意が必要です。
※注意点として、会社などでGoogle Workspaceの独自ドメイン(カスタムURL)を利用している環境では、この拡張機能は動作しません。自社ドメイン環境での利用や更新頻度を重視する場合は、「More Colors for Calendar!」など代替の拡張機能を利用するのも一つの方法です。
外部機能を使うため一見難しそうですが、誰でもカンタンに設置できます。


ここまで設定してGoogleカレンダーに戻ると、土日と今日の日付に色がついているはずです。反映されていない場合は、ブラウザの再読み込み(リロード)をおこなってください。
デフォルトでは今日の日付も色付けされますが、不要な場合は以下の手順で非表示にできます。
「自分の好みや、もっと見やすい色にしたい」という場合も、カンタンにカスタマイズ可能です。



例えば、今日の日付をイエローに変更し、より目立たせるために枠線色も有効にすると以下のようになります。

最初のまっさらな状態と比べると、かなり見やすくなりました。
祝日も同じように自動で色付け・識別させることができます。


再度カレンダーに戻ると、祝日が指定した色で表示されます。多国籍チームで働く場合は各国の祝日カレンダーを連携させておくことで、グローバルなスケジュール調整でのミス防止にも役立ちます。また、最近のアップデートにより「Tokyo」や「New York」といった都市名を入力するだけでタイムゾーンを直接検索・変更できるようになりました。時差のある海外拠点との会議を設定する際も、こうした色分けと最新のUIを併用することで直感的にスケジュールを組むことができます。
土日が固定で設定されているわけではないため、個人で休日をカスタマイズできるのも便利なポイントです。シフト制の仕事や平日がお休みの方は、自分の休みの曜日を色付けしておくことができます。

※あまりに色を細かく分けすぎると、かえってスケジュールが見づらくなってしまうため、デフォルトで設定されている3色程度に留めておくのがおすすめです。
なお、組織でカレンダーを使う場合は「赤=緊急」「青=会議」といった色分けルールを明文化して統一すると、他メンバーの予定も一目で把握しやすくなります。さらにGoogle Apps Script(GAS)を使って予定のタイトル(「会議」など)に応じて自動で色付けする仕組みを作ったり、同一カレンダー内で担当エリアや対象者別に色分けしたりと、視認性やセキュリティを高める現場の工夫も増えています。
iPhoneやAndroidの公式スマホアプリには、背景色を一括で変更する機能がありません。そのため、スマホ上では「終日の予定」としてスケジュールを作成し、色を付ける方法を使います。海外ではOutlookなど標準で土日を淡色表示するカレンダーアプリも多いため「なぜGoogleには標準機能がないのか」という声も上がっていますが、この代替策は世界的に使われている王道の手法です。


これで毎週土曜日・日曜日に同じカラーの帯がスケジュールに繰り返し表示されるようになります。予定のタイトルは「休み」や「週末」、あるいは空欄でも保存できます。
スマホアプリでも、設定から祝日を表示させることができます。祝日の予定もカラー変更が可能なので、日曜日の色と統一して設定しておくと直感的にわかりやすくなります。


スマホ向けに「終日予定」を作ると、PC側で拡張機能「G-calize」を利用している場合、色が重複して表示されてしまい少し見栄えが悪くなります。
これを解決するためには、「土日色分け専用の別カレンダー(サブカレンダー)」を作成する工夫が有効です。
こうすることで、PCでは拡張機能の美しい背景色が適用され、スマホでは終日予定によるカラーバーが表示されるという、両立した運用が可能になります。
Googleカレンダーの土日に色を付ける方法をご紹介しました。
PCブラウザでは拡張機能を使い、スマホではサブカレンダーと終日予定を組み合わせることで、曜日や日にちのうっかり誤認識を防ぎ、視覚的なストレスを大きく軽減できます。設定は1〜2分もあれば簡単に完了します。なお、PC用の拡張機能「G-calize」はGoogle Workspaceの独自ドメイン環境では動作しないため、その場合はスマホと同様の「終日予定+サブカレンダー」運用をPCでもお試しください。
現在のGoogleカレンダーは、単に予定を見るだけでなく、外部との連携やタスク管理のハブとしても進化しています。例えば、共有URLを送るだけで相手に空き時間を選んでもらえる「予約ページ」機能は無料アカウントを含め広く開放されており、2025年後半にはサイドバーやGmailからワンクリックで作成・挿入できるよう強化されました。また、2025年11月のアップデートではタスクをカレンダー上で直接時間ブロック化(Focus time)できるようになり、集中作業用のダミー予定を作る古典的な裏技に頼る必要がなくなりました。
さらに、Google Meetでの会議中のチャット履歴が自動でGoogle Chatのグループ会話として残る機能や、2026年2月にベータ提供が開始された「予定のタイトルや自由記述欄から機密情報の流出を防ぐDLP(データ損失防止)ポリシー」など、フォローアップとセキュリティを支える機能も続々と追加されています。こうした最新機能の恩恵を最大限に受けるためにも、まずはカレンダーを見やすく整え、本来の業務に集中できる環境をつくってみてはいかがでしょうか。
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