Googleカレンダーを使っていて、週末や祝日が平日と見分けづらいと感じたことはないでしょうか。日本では紙のカレンダーで土曜日を青、日曜日や祝日を赤で表す習慣があるため、Googleカレンダーでも土日を視覚的に区別したいと考える人は少なくありません。
ただし、Googleカレンダーには、土曜日・日曜日の背景色を標準機能だけで自動的に塗り分ける設定は、2026年9月時点でもありません。曜日の背景色を変えたい場合、PCではブラウザ拡張機能、スマホでは終日予定やサブカレンダーを使う工夫が必要です。
一方、予定の色分け機能は拡充されています。Googleカレンダーでは24色の標準カラーに加え、Web版またはAPIで名前と色を設定したカスタムカラーラベルを最大200個作成できます。本記事では、Googleカレンダーの土日に色を付ける方法をPC・スマホ別に解説し、祝日、共有カレンダー、予約スケジュールとの連携にも配慮した運用方法を紹介します。
Googleカレンダーは予定が増えるほど、どの日が平日でどの日が週末なのかを瞬時に判断しづらくなります。土曜日を青、日曜日を赤のように色分けしておくと、カレンダーを開いた瞬間に週末の位置がわかり、スケジュール全体を把握しやすくなります。
特にPCで週表示・月表示をよく使う人や、複数の共有カレンダーを重ねて表示している人にとって、背景色や終日予定による視覚的な手がかりは役立ちます。会議、外出、プライベート予定などが多い場合も、週末や休業日を先に見分けられるだけで予定確認の負担を減らせます。
土日を色分けしておくと、「候補日を送ったら土曜日だった」「祝日なのに社内会議を入れてしまった」といったミスを減らしやすくなります。外部との日程調整では、相手の休日や自社の休業日を見落とすと、やり取りの手戻りが発生しがちです。
ただし、色だけを唯一の判断材料にするのは避けましょう。色覚特性やアプリごとの表示差も考慮し、予定名に「休業日」「週末」などの分類を含める、祝日カレンダーを併用する、といった運用にするとより確実です。
不審な招待予定による混乱にも注意が必要です。Google Workspaceでは管理者が、招待状を追加する方法について、ユーザーに表示する選択肢を組織部門(OU)やグループ単位で制御できるようになっています。基本候補として「知っている送信者のみ」を設定しつつ、採用・営業・問い合わせ対応など未知の送信者から招待を受ける部署は例外として設計するとよいでしょう。
また、2026年8月18日から、Googleカレンダーで招待元ユーザーをブロックする機能が段階的に提供されています。2026年9月18日までの展開完了予定のため、利用中のアカウントではまだ表示されない場合があります。操作はPC版Googleカレンダーで行い、ブロックできるのはGoogleアカウントの送信者です。ブロックに使用した予定は削除されますが、同じ送信者から届いた他の既存予定まで一括削除されるとは限りません。共有カレンダーのアクセス権もブロックだけでは解除されないため、不要な共有権限は別途削除してください。

Googleカレンダーの土日に色を付ける方法は、PCとスマホで異なります。PCではChromeなどのブラウザ拡張機能を使う方法が一般的です。拡張機能による背景色の表示は、拡張機能を導入したPCブラウザに限られ、スマホアプリやスマホ版ブラウザには反映されません。
G-calize 2.3.3以降では、設定画面でクラウド同期を有効にすることで、曜日や今日の日付に設定した色を、拡張機能を導入した複数のPC間で同期できます。ただし、祝日データは同期対象外です。複数のPCで使う場合は、それぞれで祝日カレンダーが読み込まれているか確認してください。
予定データ、サブカレンダー、予定に付けたカラーラベルはGoogleアカウントを通じて同期されます。一方、どのカレンダーを画面に表示するかは、アプリや端末側で個別に切り替えられる場合があります。PCでは週末用サブカレンダーを非表示にし、スマホでは表示する、といった運用をする場合は、各端末で実際の表示状態を確認しましょう。
予定用のカラーラベルは、Web版で24色の標準カラーから選べるほか、カスタムラベルを作成できます。Google公式のWeb版・モバイルアプリでは作成済みラベルを利用できますが、第三者カレンダーアプリの対応状況は製品やバージョンによって異なります。たとえばFantasticalは2026年8月にGoogle Labelsへ対応しました。第三者アプリを併用する場合は、ラベル名、色、終日予定、別カレンダーへ移動した予定の表示まで確認すると安心です。
Calendar APIを利用する場合は、まずカレンダー側に背景色と名前を持つカラーラベルを定義し、個々の予定には色コードではなくラベルのIDを指定します。ラベルの定義にはeventLabelVersion=1が必要で、ラベル自体の作成・変更にはカレンダーの所有者権限が必要です。予定へ16進カラーコードを直接指定する方式ではありません。
なお、予定のカラーラベルがすべての共有相手に同じように見えるとは限りません。閲覧専用の共有相手にも予定の分類を伝えたい場合は、予定名に「商談」「休業日」などの文字を含めましょう。
予定やラベルの色分けは、土日列の背景色を自動的に変える機能とは別です。「曜日背景」「カレンダー色」「予定のカラーラベル」「予定あり/予定なし」を分けて考えると、設定を整理しやすくなります。
PCでGoogleカレンダーの土日に色を付ける代表的な方法が、ブラウザ拡張機能「G-calize(ジーカライズ)」です。Chromeウェブストアで公開されており、Googleカレンダーの曜日、今日の日付、祝日などに背景色や文字色を設定できます。土曜日を青、日曜日を赤系にするなど、日本のカレンダーに近い見た目に整えられる点が特徴です。
G-calizeのバージョン2.3.3は、リリースノート上では2026年8月14日付で公開され、Chromeウェブストア上の更新日は2026年8月16日です。2.3.3では色設定のクラウド同期に対応したほか、祝日データの読み込み範囲が前後5年を含む計11年分へ拡大されました。日・週・カスタム表示で日付を素早く切り替えた際に色が更新されない問題や、年表示を素早く切り替えた際の動作遅延も改善されています。
ただし、拡張機能はGoogleカレンダー側の画面仕様変更の影響を受けることがあります。導入後は、月・週・年表示だけでなく、社内で使うダークモードやブラウザ倍率でも問題なく表示されるか確認しましょう。G-calizeは通常のcalendar.google.com/calendarでGoogleカレンダーを開いた場合に動作します。社内ポータル経由のカスタムURLなどで開いている場合は、色が反映されない可能性があります。
以前は予定色を増やす目的で拡張機能を使うこともありましたが、予定のカラーラベルを増やすだけならGoogleカレンダー公式機能で対応しやすくなっています。土日の背景色を変えたいのか、予定の分類色を増やしたいのかを分けて考えると、不要な拡張機能を入れずに済みます。
会社の端末では、管理者ポリシーによりChrome拡張機能の追加が制限されている場合があります。ストア上で「データを収集または使用しない」と申告されている場合でも、企業端末への導入可否はChrome管理ポリシーや社内ルールに沿って判断してください。
G-calizeの導入手順はシンプルです。Chromeウェブストアから追加した後、Googleカレンダーを再読み込みすると設定を始められます。

追加後にGoogleカレンダーを開くと、土日や今日の日付に色が付いて表示されます。すでにカレンダーを開いていた場合は、ブラウザを再読み込みしてください。複数のPCで同じ配色を使う場合は、G-calizeの設定画面でクラウド同期を有効にします。
G-calizeでは、初期設定で今日の日付にも色が付きます。今日の強調表示が不要な場合は、以下の手順でオフにできます。
今日の色を消しても、土曜日・日曜日の色分けは残せます。週末だけを目立たせたい場合に便利です。
初期設定の色が見づらい場合や、自分の好みに合わせたい場合は、土曜日・日曜日・今日の日付の色を個別に変更できます。
たとえば、今日の日付を黄色、土曜日を青、日曜日を赤に設定すると、平日との違いが一目でわかります。枠線色も有効にすると、背景色だけでは見落としやすい日付も目立たせやすくなります。
ただし、色を増やしすぎると予定のラベル色と競合して見づらくなることがあります。週末の背景色、今日の強調、祝日程度に絞ると、カレンダー全体の見やすさを保ちやすくなります。Calendlyなどのブラウザ拡張機能も、Googleカレンダー上の予定へ独自の色やアイコンを重ねることがあります。表示が分かりにくい場合は、外部拡張機能のハイライトを一時的にオフにして原因を切り分けましょう。
G-calizeでは、Googleが提供する国・地域別の祝日カレンダーを参照し、祝日にも色を付けられます。日本の祝日を日曜日と同じ赤系にしておくと、休業日を直感的に把握しやすくなります。
祝日データはG-calizeのクラウド同期対象ではないため、複数のPCで利用する場合は各PCで読み込めているかを確認してください。海外拠点や海外の取引先と予定を組むことが多い場合は、日本だけでなく相手国・地域の祝日カレンダーも表示しておくと便利です。
また、終日予定を海外の拠点や外部SaaSと同期する場合は、タイムゾーンによる日付ずれにも注意が必要です。日本時間で土日として登録した終日・繰り返し予定が、海外の表示で前日または翌日にずれていないか、タイムゾーンがAsia/Tokyoとして扱われているかを確認しましょう。特に夏時間のある地域と共有する場合は、繰り返し予定の例外日も含めてテストすることをおすすめします。
Teams、Zoom、Webexを使う外部会議では、Googleカレンダー側の参加導線も改善されています。Googleカレンダーから外部ユーザーへこれらの会議招待を送る場合、会議URLが「場所」欄にも自動挿入されることがあります。また、Outlookなどから届く招待に含まれる会議URL、会議ID、パスコードは、Googleカレンダー上で参加ボタンとして表示される場合があります。「場所」欄を会議室名や訪問先住所として他のSaaSが処理している場合は、URLの追加による影響をテストしてください。
G-calizeは土日だけでなく、曜日ごとに色を設定できます。シフト制で平日休みがある場合や、毎週水曜日をノーミーティングデーにしているチームなどでは、自分たちの運用に合わせて任意の曜日を色分けできます。
予定そのものの分類には、Googleカレンダー公式のカラーラベルを活用しましょう。Web版では24色の標準カラーに加え、カスタムラベルを作成できます。ラベルは最大200個まで作成でき、色だけでなく名前も付けられます。たとえば「顧客商談」は青、「社内会議」は紫、「集中作業」は緑、「休業日」はオレンジといったルールにすると、色の意味を共有しやすくなります。
Google公式アプリでは作成済みラベルを利用できますが、第三者アプリでは対応状況が異なります。色が見えることとラベル名を取得できることは別の場合もあるため、第三者アプリを業務利用する際は、テンプレートから作った予定、終日予定、別カレンダーへ移動した予定を含めて確認しましょう。色だけに依存せず、予定名にも分類を記載しておくと安心です。
予約、CRM、会議支援、勤怠・工数管理などの外部サービスと併用する場合は、色よりも「どの予定を参照するか」「予定あり/予定なしをどう判定するか」「どちらを正本にするか」が重要です。国内の予約管理SaaSでも、スタッフごとにGoogleカレンダーへの一方向連携と双方向同期を選べるサービスが登場しています。全員を一律に双方向同期するのではなく、予約SaaSを正本にするスタッフとGoogleカレンダーを正本にするスタッフを先に決めましょう。
連携前には、終日予定を同期するか、「予定なし」を空き時間として扱うか、繰り返し予定の変更・削除や例外を同期するか、サブカレンダーを同期対象から外せるかを確認してください。さらに、予約操作中の枠を一時確保するか、予約前後のバッファを空き時間判定に含めるか、顧客のタイムゾーンに変換して表示するか、Googleカレンダーで予定を動かした際に予約者への通知や予約データも更新されるかをテストすることが大切です。
iPhoneやAndroidのGoogleカレンダー公式アプリには、土日だけ背景色を一括変更する機能がありません。スマホで週末を目立たせたい場合は、土曜日・日曜日に「終日予定」を繰り返し登録し、予定の色で週末を表現する方法が現実的です。
同じ手順で日曜日用の終日予定も作成すれば、毎週土日に色付きの帯が表示されるようになります。PCの拡張機能のように背景そのものを塗るわけではありませんが、スマホ画面では週末の目印として役立ちます。
ここで重要なのは、見た目の装飾と予約を止める休業日を分けることです。土日を見やすくするだけの終日予定は、「予定なし」、通知オフにするのが適しています。ただし、Googleカレンダー公式の空き時間判定では「予定なし」は通常予約枠を塞ぎませんが、外部予約SaaSが同じ判定をするとは限りません。装飾用の予定を登録した後は、実際にテスト予約をして予約枠が誤って閉じないか確認しましょう。
実際に休業日として予約を受け付けない場合は、「予定あり」にするか、予約スケジュール・日程調整サービス側の休日または祝日ブロックを設定してください。一部の予約ページだけを停止したい場合や、社内メンバーには予定を見せつつ外部予約だけを止めたい場合は、Googleカレンダー全体ではなく予約サービス側で受付期間・休日設定を管理する方が安全です。
定期予定を共有カレンダーに登録する場合は、公開範囲も確認しましょう。繰り返し予定は、個別の日だけではなくシリーズ全体へ設定が影響する項目があります。週末用の繰り返し予定にゲストを追加する必要がある場合も、通知や公開範囲が意図どおりか事前に確認してください。
Googleカレンダーでは、設定から祝日カレンダーを表示できます。祝日カレンダーの色はカレンダー単位で一括変更できるため、日曜日や休業日の目印と近い色にそろえると、休日をまとめて認識しやすくなります。
ただし、Googleの祝日カレンダーでは「元日だけ赤、別の祝日だけオレンジ」のように、祝日ごとに異なる色を設定することはできません。不要な祝日や記念日は個別に非表示にできますが、個別の色分けが必要な自社休業日、夏季休暇、年末年始休業などは、社内用のサブカレンダーに通常の予定として登録する方法が適しています。
外国の祝日も確認したい場合は、PC版Googleカレンダーで該当国・地域の祝日カレンダーを追加しておくと、スマホアプリ側でも表示できます。海外チームとの会議が多い人は、日本の祝日と相手国・地域の祝日を両方表示しておくと安心です。

スマホ用に土日の終日予定を作成すると、PCでG-calizeなどの拡張機能を使っている場合、背景色と終日予定の帯が重なって表示されることがあります。見た目が気になる場合は、土日色分け専用のサブカレンダーを作成し、PCとスマホで表示を切り替える方法がおすすめです。
この運用にすると、PCでは拡張機能による背景色だけを表示し、スマホでは終日予定のカラーバーだけを表示できます。ただし、カレンダーの表示・非表示は端末やアプリで扱いが異なることがあるため、設定後はPCとスマホの両方で確認してください。会社支給PCでブラウザ拡張機能を入れられない場合も、このサブカレンダー方式ならGoogleカレンダーの標準機能だけで週末の目印を作れます。
サブカレンダーは、表示の重複を避けるだけでなく、外部連携から装飾用予定を除外するためにも有効です。会議アシスタント、工数管理、CRM、予約システムなどでは、カレンダー予定が会議の自動起動、履歴整理、空き状況判定などの起点になる場合があります。土日を示すだけの予定をメインカレンダーへ多数登録すると、不要な予定が取り込まれたり、通知・集計の対象になったりするおそれがあります。
連携サービス側で参照するカレンダーを選べる場合は、装飾用サブカレンダーを同期対象から外しましょう。「競合確認の対象カレンダー」と「予定の登録先」は別設定の場合もあります。双方向同期と案内されているサービスでも、既存予定、新規作成、変更・削除、繰り返し予定の例外、連携解除後のデータの扱いには制約があることがあります。退職・異動時のOAuth解除、予定データの残存、担当者再割り当ての手順も決めておくと安心です。
Googleカレンダーには、土日を標準機能で自動的に背景色分けする設定はありません。PCではG-calizeなどのブラウザ拡張機能、スマホでは終日予定とサブカレンダーを使って補うのが実用的です。土曜日を青、日曜日や祝日を赤のように見分けやすくしておくと、予定の確認ミスや日程調整の手戻りを減らしやすくなります。
G-calizeはバージョン2.3.3で、複数PC間における曜日・今日の色設定のクラウド同期に対応しました。リリースノートの日付は2026年8月14日、Chromeウェブストア上の更新日は2026年8月16日です。ただし、背景色は拡張機能を導入したPCブラウザだけに表示され、スマホには反映されません。祝日データもクラウド同期の対象外です。
スマホ用の終日予定は、単なる週末マークなら「予定なし」、実際に予約を止める休業日なら「予定あり」または予約サービス側の休日設定、というように目的別に使い分けましょう。外部SaaSの空き時間判定はGoogleカレンダー公式と同一とは限らないため、必ずテスト予約を行ってください。装飾用予定は専用サブカレンダーに分け、予約・CRM・会議支援ツールなどの同期対象から外すと、意図しない空き枠ブロックや不要な自動化を防ぎやすくなります。
予定そのものの分類には公式のカラーラベルが便利です。Web版またはAPIでカスタムラベルを作成し、公式モバイルアプリでは作成済みラベルを使う運用にすると、PCとモバイルで予定の意味をそろえられます。ただし、第三者アプリやブラウザ拡張機能ではラベル表示や独自ハイライトの対応状況が異なります。色の意味を社内で決める際は、「Google公式ラベル」「曜日背景」「外部SaaSのハイライト」を区別しましょう。
曜日背景、カレンダー色、予定のカラーラベル、公開設定、空き状況はそれぞれ別の機能です。さらに外部サービスとの連携では、色よりも正本となるサービス、同期方向、同期対象カレンダー、予約ロック、バッファ、タイムゾーンを確認することが重要です。この違いを理解したうえで、土日・祝日・自社休業日・重要予定のルールを整えると、個人でもチームでも見やすく実務に合ったカレンダー環境を作れます。
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