Outlookを利用していてメールが受信できず困ることはありませんか。
受信できないといっても、種類や状況は様々です。
すべてのメールが受信できないのか、特定のメールが受信できないのかなど、人によって受信できない種類が異なります。また、受信できない問題が、Outlook内にあったり、インターネットの環境やメールの送信者にあったりと状況も異なります。
今回の記事では、受信できないシーン別に解説をします。
自分に合った解決法をいち早く発見して、メールを受信できるようにしましょう。
Outlookが受信できなくなったときは、PCやスマートフォンを利用している環境を確認してみましょう。
Outlookに原因がある場合もありますが、まずはネットワーク環境やデバイスの状態を調べることで、根本的な原因を簡単に発見できる可能性があります。
WEBブラウザを開いて、通常通りに動作しているか試してみましょう。
画面がなかなか表示されない、エラー表示が出てくるなど、WEBページを開くことができなければ、インターネットの接続に問題があります。
もしお店や街のフリーWiFiにつながっていたら、不安定な場合があるため接続を解除しましょう。また、ビジネス現場では社内VPNやプロキシなどのネットワーク制限が影響している可能性もあるため、スマートフォンのテザリングなど他のネットワークでテストするか、社内のネットワーク管理者に確認することも有効です。
近年、標的型攻撃メール(Emotetなど)や巧妙な迷惑メールが増加しており、企業や個人のメールセキュリティが一段と厳しくなっています。
セキュリティレベルが高い場合、誤検知によってOutlookの通常のメール受信がブロックされることがあります。実際、「ウイルス対策ソフトのメール保護機能がOutlookの受信を邪魔していた」という事例も報告されています。ウイルス対策ソフトの保護機能を一時的に無効化してテストするか、Outlook関連のプロセスを例外設定に追加して状況を確認してみましょう。
ご自身が使っているメールボックスや、連携しているクラウドストレージのデータ保存容量は確保されていますか。
特に無料版のOutlook.comを利用している場合、メールボックス容量(15GB)に余裕があっても、OneDriveなど紐づくクラウドストレージ容量(5GB)が満杯になると、メールの送受信が停止してしまいます(Microsoft Unified Storage制限)。不要なデータや重い添付ファイル付きメールを定期的に削除して、ストレージの空き容量を確保しましょう。
インターネット環境やストレージ容量に問題がないときは、Outlook内の設定やシステムに問題があると考えてよいでしょう。
Outlookのメールがすべて受信できない場合に、Outlook内で試してほしい対処法を4つご紹介します。
Outlookの機能で、一時的にオフラインに設定することができます。
メールの通信量を抑えたい場合や、メールフォルダを整理するためにメールの受信を一時的に止めたい場合に使います。
しかし、この設定が続いたままになると、メールはずっと受信されません。誤ってオフラインの設定をしてしまった可能性があるので確認してみましょう。
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従来のOutlook(Classic Outlook)の場合、画面左下に「オフライン作業中」と表示されていたら、解除する必要があります。(※「新しいOutlook for Windows」を利用している場合は、オフライン表示の箇所やUIが異なるため注意してください。)
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「送受信」タブを選択し、「オフライン作業」を押します。これで解除することができます。
Outlookで送受信に関する設定を確認する方法をご紹介します。
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画面上部の「送受信」タブを選択し、次に「送受信グループ」を選択します。

表示された項目の中から「送受信グループの定義」を選択します。
この時に、下の項目である「予定された送受信を無効にする」にチェックが入っていないことを確認してください。
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上記の画面が表示されたら、「編集」を選択します。

アカウントオプションで「メールアイテムの送信」「メールアイテムの受信」にチェックが入っていることを確認してください。
チェックが入っていなかった場合は、チェックを入れて、「OK」を選択しましょう。これで送受信の設定の確認は完了です。
OutlookでGmailやYahooメールなど他社サービスを受信している場合、各プロバイダーのセキュリティポリシー変更(OAuth2.0やアプリパスワードの必須化など)が原因で受信できなくなるケースが増えています。
この場合、まずは利用しているメールサービス(Gmail等)のWebブラウザ版に直接ログインし、認証確認やアプリパスワード(App Password)の生成を行ってください。その後、Outlook側の設定画面で新しいパスワードに更新すると解決します。
また、Microsoft 365環境などで異常なログインが検知されると、不正防止のために一時的にアカウントがブロックされることがあります。「アカウントがブロックされています」などのエラーメッセージが出た場合は、Microsoftからの通知に従ってブロック解除手続きを行いましょう。
Outlookクライアント自体の不具合や、バージョン差異が影響していることもあります。まずは常に最新のアップデートが適用されているか確認し、アプリを再起動してください。最近リリースされた「新しいOutlook」のプレビュー版などで不具合が発生している場合は、一時的に従来のOutlook(Classic Outlook)に戻して受信できるかテストするのも有効です。
また、拡張機能(アドイン)の干渉を調べるため、Windowsの検索から outlook.exe /safe と入力してセーフモードで起動し、正常に受信できるか確認してみましょう。データファイルの破損が疑われる場合は、アカウント設定画面からプロファイルの「修復」や再作成を行うことで改善するケースがあります。
Outlookで受信できるメールもあれば、受信できないメールもある場合は、Outlook内の設定に問題があるか、サーバー側で隔離されている可能性があります。
設定を見直しても解決しない場合は、送信者にメールアドレスの確認をしてもらう必要があるでしょう。
メールが見つからないときは、優先受信トレイ(Focused Inbox)機能によって「その他(Other)」タブに振り分けられていないか確認しましょう。ほとんどのメールは「優先」に入ってきます。
しかし、一斉送信されたメールや自動応答のメールは「その他」に入ってしまう可能性が高いです。必要なメールが「その他」にあった場合は、「優先」に移動させたほうがよいでしょう。また、重要なメールを見逃さないために、優先受信トレイ機能自体をオフにする運用も一つの手です。
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「その他」にあるメッセージを選択し、右クリックします。
「常に優先に移動」を選択します。以上で、「その他」から「優先」にメールを移動させる設定は完了です。
Outlookの機能がはたらいて、特定のメールアドレスが「迷惑メール」フォルダに入っているかどうか確認してみましょう。迷惑メールに振り分けられていた場合、対象アドレスを受信拒否リストから「削除」するか、セーフセンダー(許可リスト)に追加します。
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さらに、企業でMicrosoft 365(Exchange Online)などを利用している場合、高度なフィルタによってサーバー側の「隔離(Quarantine)」領域にメールが保留されていることがあります。もし取引先からの重要メールが届かない場合は、システム管理者やセキュリティ担当部門に誤検知による隔離が起きていないか確認を依頼しましょう。
また、Outlook内の「仕分けルール(ルールと通知)」が誤って設定され、受信メールが自動的に別のフォルダへ移動したり削除されたりしていないか見直すことも重要です。
受信できないメールが限られていて、「その他」や「迷惑メール」「隔離」にも入っていない場合は、送信者がメールアドレスを誤っている可能性があります。
受信者が送信者に、メールアドレスを口頭や手書きのメモで伝えていた場合は、さらに注意が必要です。双方が間違えることのない形で、メールアドレスを共有、確認する必要があります。
文章だけのメールは受信できるのに、ファイルが付いているメールは受信できないという場合は、ファイルに問題があります。
ファイルに問題がある場合は、送信者に送信方法を変えてもらうか、クラウドで共有するなどの対処が必要になります。
一般的なOutlookの添付ファイル上限は20MBですが、実際の制限は利用環境によって異なります(例えば、企業向けのExchange Onlineでは管理者設定により最大150MBまで送受信可能です)。
容量が大きすぎて受信ができない場合は、送信者に工夫をしてもらう必要があります。ファイルのサイズを小さくするために、写真などの画像の大きさを変えてもらう、zipファイルに圧縮するなどの方法があります。また、大容量ファイルはメールに直接添付せず、OneDriveなどのクラウド共有リンク(URL)に置き換えて送ってもらう運用が推奨されます。
Outlookでは、セキュリティの機能によって特定の拡張子が付いたファイルはブロックされることがあります。
また、会社や学校などの組織で利用しているメールアドレスは、事前にブロックする拡張子を設定している場合もあります。
特定の拡張子が原因でメールが受信できない場合は、送信者にファイルの拡張子を変えてもらいましょう。
または、zipファイルにまとめられた状態になると、受信できる可能性があるので試してみてください。
今回の記事では、Outlookでメールが受信できないケースと解決方法について紹介しました。
受信できないケースはさまざまで、Outlook以外に原因がある可能性もあります。トラブル解決の際は、「(1) ネットワーク環境やストレージ容量の確認 → (2) Outlook設定(オフラインや仕分けルール)の確認 → (3) セキュリティ・隔離・外部要因の確認 → (4) アプリの修復や最新アップデートの適用」と、段階的に原因を切り分けていくことが解決への近道です。
Outlook内の原因でメールが届かない場合にも、すべてのメールが届かないのか、一部のメールが届かないのかによって対処法が変わってきます。状況を確認し、ぜひ適切な解決方法を見つけてください。
メールが受信できない原因は、受信者だけでなく送信者のミスの可能性もあります。設定を確認するなどできる対処をしても解決しなければ、送信者に確認してもらうことも重要です。
いかがでしたか。受信できない原因は多くありますが、状況を把握することで適切な解決方法が見つけられます。手間を減らして効率よくメールを利用していきましょう。
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