Googleカレンダーをデスクトップに表示するメリットは、ワンクリックでカレンダーにアクセスできるようになることです。
予定の確認が容易になれば、より頻繁に予定を確認するようになり、予定忘れを防止する効果が期待できます。また、入力も促進されるでしょう。
本記事では、主にWindowsユーザー向けにGoogleカレンダーをデスクトップ表示する最新の方法をご紹介します。
Googleカレンダーをデスクトップに表示する方法は複数ありますが、ここでは代表的なものを紹介します。
Googleカレンダーをアプリとしてインストールし、デスクトップまたはタスクバーに常駐させる方法です。Chromeのタブで開くのではなく、独立したウィンドウで表示でき、現在最も推奨される確実な方法です。
GoogleカレンダーのWebショートカットを作成する方法です。セキュリティ制限などでアプリをインストールできない環境に向いています。
パソコン起動時にGoogleカレンダーを自動で開く方法です。
毎日必ずGoogleカレンダーを使う方におすすめです。
Windows 11に搭載されているウィジェットにOutlook経由でカレンダーを表示する方法です。
ただし、同期遅延が発生しやすいため、大まかな予定が確認できれば良いという方向けです。
標準搭載の「新しいOutlook」にGoogleアカウントを連携します。旧「Windowsカレンダー」アプリは2024年末で終了したため、現在はこちらを利用します。
Windows 11の仕様変更を補うため、サードパーティ製アプリを使ってタスクバーのカレンダーに予定を表示する上級者向けの解決策です。
<機能比較>
| 方法 | 通知 | タスクバーショートカット | ワンクリックで予定を入力 | おすすめ度 |
| Googleカレンダーアプリ(PWA) | 〇 | 〇 | 〇 | ◎ |
| Googleカレンダーショートカット | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| スタートアッププログラムで自動起動 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| Windowsウィジェットに表示 | × | 〇(ウィジェットアイコン) | × | △ |
| 「新しいOutlook」に連携 | 〇 | 〇 | △(閲覧専用になる場合あり) | △ |
パソコン用のGoogleカレンダーをアプリ(PWA:Progressive Web Apps)としてインストールするには、Google Chromeを利用します。現在最も動作が安定している推奨手順です。

Google ChromeでGoogleカレンダーを開きます。
アドレスバーの右端にある「インストール」アイコン(パソコンと下矢印のマーク)をクリックするか、[縦三点メニュー]を開いて[保存して共有] > [Google カレンダー をインストール]をクリックします。
「アプリをインストールしますか?」と聞かれるので、[インストール]をクリックします。
デスクトップに「Googleカレンダー」のショートカットが作成され、ブラウザのタブではなく独立したアプリとして開くようになります。
【便利な活用法:タスクのタイムブロック】
アプリ版では、画面右側のパネルから「Google ToDoリスト(Tasks)」を開き、タスクをカレンダーの枠に直接ドラッグ&ドロップして作業時間を確保(タイムブロッキング)することもでき、タスク管理ツールとしても非常に優秀です。
Googleカレンダーアプリを開き、ウィンドウ右上の[縦三点メニュー]をクリックします。
[「Googleカレンダー」をアンインストール]をクリックすると元のブラウザ版のみに戻ります。
すぐにGoogleカレンダーを開きたい場合は、タスクバーにピン留めしましょう。

デスクトップアイコンをクリックし、押したままタスクバーまで動かしてドロップするか、開いているアプリアイコンを右クリックして「タスクバーにピン留めする」を選択します。
会社用PCなどでアプリをインストールできない場合は、Webサイトのショートカットを作成しましょう。
Google ChromeでGoogleカレンダーを開きます。
[縦三点メニュー]を開き[保存して共有] > [ショートカットを作成]をクリックします。

「ショートカットを作成しますか?」と聞かれるので、任意の名前を入力し、「ウィンドウとして開く」にはチェックを入れない状態にして[作成]をクリックします。これでデスクトップにショートカットが作成されます。
スタートアッププログラムとは、パソコンを起動する際に自動で起動するプログラムのことです。Googleカレンダーを登録しておけば、パソコン起動時に自動でカレンダーが開きます。

キーボードの[Windowsマーク]と[Rキー]を同時に押します。

「ファイル名を指定して実行」が立ち上がります。
[名前]に「shell:startup」と入力して[OK]をクリックしてください。

表示された「スタートアップ」フォルダ内に、作成しておいたGoogleカレンダーのショートカットをコピー&ペーストします。これで次回起動時から自動で立ち上がります。
Windows 11の「ウィジェット」にGoogleカレンダーを表示させるには、「Outlook」にGoogleカレンダーを連携し、そのOutlookカレンダーをウィジェットに表示させるステップを踏みます。
Googleカレンダーを開き、左メニューのマイカレンダーから連携したいカレンダー名の右側にある[縦三点メニュー] > [設定と共有]をクリックします。
下にスクロールすると「カレンダーの統合」があります。「iCal形式の非公開URL」のコピーアイコンをクリックしてURLを取得します。(※公開URLにしないよう注意)
次にOutlookを開き、「ホーム」タブにある[+追加] > [インターネットから]をクリックし、先ほどコピーしたURLを貼り付けて[OK]をクリックします。「購読しますか?」と聞かれたら[はい]を選択します。
タスクバーの[ウィジェットアイコン]をクリックして画面を開き、右上の[+]アイコンをクリックします。
「ウィジェットの追加」画面から[Outlookカレンダー]をクリックすれば追加完了です。
【注意】
ウィジェット経由での表示はOutlookを介するため、Googleカレンダーで追加・変更した予定が反映されるまでに、最大24〜48時間程度の同期ラグが発生する場合があります。リアルタイムな予定確認には不向きな点にご注意ください。
【重要】2024年12月31日をもって、Windows 10/11に標準搭載されていた旧「カレンダー」「メール」アプリはサポートを終了しました。現在は「新しいOutlook(New Outlook for Windows)」へ強制移行されています。
ここでは、新しいOutlookにGoogleアカウントを直接連携する方法を説明します。
これで新しいOutlook上にGoogleカレンダーの予定が表示されるようになり、Windowsの通知機能とも連動します。
【注意点】
新しいOutlookは実質的にWebアプリベースとなっており、Googleカレンダーとの同期において「反映が遅い」「閲覧専用(Read-only)になり編集できない」といったトラブルが報告されています。双方向の確実な同期を求める場合は、項目1の「Googleカレンダーアプリ(PWA)」の利用を推奨します。
Windows 11では、タスクバー右下の「時計と日付」をクリックしてもカレンダーの「日付」しか表示されず、Windows 10のように「その日の予定リスト(アジェンダ)」が表示されない仕様に変更されました。
この仕様変更を不便に感じるビジネスパーソンの間で、Microsoftストアで配信されているサードパーティ製アプリ(例:「Calendar Flyout」など)を導入する手法が注目を集めています。
これらの拡張アプリをインストールしてGoogleアカウントと連携させれば、タスクバーからワンクリックでサッとその日のGoogleカレンダーの予定を確認できるようになり、Windows 11の使い勝手が劇的に向上します。
予定を忘れない対策として、簡単に予定を確認する方法をご紹介しました。さらに忘れないための施策として「通知機能」を適切に設定しましょう。
Googleカレンダー本来の通知機能を利用するのが最も確実です。
新しいOutlookにGoogleアカウントを追加していれば、Windows自体の通知機能(アクションセンター)を通じて予定が通知されます。ただし、前述の通りOutlook側の同期遅延によって通知のタイミングがずれる可能性がある点には留意してください。
Googleカレンダーの予定を頻繁に確認される方は、カレンダーへのアクセス方法を見直すことで生産性を大幅に向上できます。
以上の方法をご紹介しました。ご自身の働き方やPC環境に合った最適な表示方法を選択してください。
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