商談議事録を書き、CRM に入力し直す手間を AI で減らしたい。法人の営業チームでそう考えて探すと、商談解析ツールから汎用の AI 議事録まで候補が多く、違いが見えにくいものです。
差が出るのは、CRM のどこに何が入るかと、電話・対面の商談まで記録できるかの 2 点です。Salesforce の項目まで書き込みたい、電話や訪問の商談も残したいなら、商談解析特化型を選びましょう。少人数・無料で試すなら汎用の AI 議事録、今の日程調整や Web 会議の中で済ませたいなら既存ツール一体型が合います。
この記事では、商談向けの AI 議事録ツールを 3 種類に分け、10 のツールを同じ軸で比べます。よく比べられる MiiTel と amptalk の違いも、よくある質問で整理しました。商談議事録に残す項目と書き方のテンプレートは、商談議事録の書き方の節にまとめています。
やりたいことに近い行を探せば、選ぶ種類と、最初に見るツールが分かります。
※比較基準日:2026年10月13日
| やりたいこと | 選ぶ種類 | まず見るツール | 料金の公開 |
|---|---|---|---|
| 商談の内容を Salesforce の項目まで入れたい | 商談解析特化型 | amptalk、ACES Meet、ナレッジワークAI商談記録 | 非公開(問い合わせ) |
| 電話と Web 会議の商談をまとめて記録したい | 商談解析特化型 | amptalk、ailead、MiiTel Meetings | 非公開(問い合わせ) |
| 訪問・対面の商談が多い | 商談解析特化型・汎用 AI 議事録+CRM 連携型 | amptalk、ACES Meet、YOMEL | ツールによる |
| トークを分析して営業を育てたい | 商談解析特化型・既存ツール一体型 | MiiTel Meetings、Zoom Revenue Accelerator | ツールによる |
| まず少人数・無料で試したい | 汎用 AI 議事録+CRM 連携型 | tl;dv、Notta | 公開(無料プランあり) |
| 社内会議と商談を 1 つのツールで記録したい | 汎用 AI 議事録+CRM 連携型 | tl;dv、Notta、YOMEL | 公開 |
| 予約から会議の記録と CRM までつなげたい | 既存ツール一体型 | Jicoo ミーティング AI | 公開(従量課金) |
| 商談の Web 会議を Zoom に揃えている | 既存ツール一体型 | Zoom Revenue Accelerator | 公開 |
| Salesforce・HubSpot の中で済ませたい | その他(CRM 自身の会話の AI) | Salesforce・HubSpot の会話の AI | CRM の上位プランが前提 |
「料金の公開」の列は、問い合わせが要るかどうかの目安です。商談解析特化型は、年間契約や最低人数がある製品が多くなっています。MiiTel は、電話を同じ会社の MiiTel Phone で記録します。無料プランでは CRM 連携を使えないツールもあるので、比較一覧表で確かめましょう。
10 のツールを、「商談の記録と CRM」と「料金・導入とデータ」の 2 つの表で比べます。ツール名を押すと、記事内のそれぞれの説明に移動します。
※比較基準日:2026年10月13日(各社の公式サイト・料金ページ・ヘルプで確認。公式に記載がない項目は「公開情報なし」)
| ツール | 種類 | 対応する商談(Web 会議・電話・対面) | 商談解析(話す割合・スコア・コーチング) | CRM に入るもの(Salesforce・HubSpot) |
|---|---|---|---|---|
| amptalk | 商談解析特化型 | Zoom・Teams・Meet、IP 電話・携帯、対面 | 発話比率・話速など | Salesforce の項目へ抽出・更新、HubSpot |
| ailead | 商談解析特化型 | Zoom・Teams・Meet、IP 電話、対面 | 論点・合意・次のアクションの整理 | Salesforce への書き戻し |
| ACES Meet | 商談解析特化型 | Zoom・Meet・Teams、対面 | 話者の分析、話題の抽出(BANTC など) | Salesforce の活動履歴、項目へ自動反映 |
| ナレッジワークAI商談記録 | 商談解析特化型 | Web 会議、IP 電話、対面 | フィードバック・スコアリングのレポート | Salesforce の活動と個別の項目 |
| MiiTel Meetings | 商談解析特化型 | Zoom・Teams・Meet・Webex | 話速・Talk 比率・被り回数、感情 | Salesforce の商談・行動、kintone |
| tl;dv | 汎用 AI 議事録+CRM 連携型 | Zoom・Meet・Teams、対面 | 営業コーチングの Playbooks(ビジネス以上) | Salesforce・HubSpot の項目(プロ以上) |
| Notta | 汎用 AI 議事録+CRM 連携型 | Zoom・Meet・Teams・Webex、対面 | Sales Agent のレポート | AI 要約を活動・メモに(ビジネス以上) |
| YOMEL | 汎用 AI 議事録+CRM 連携型 | Web 会議を問わない(PC アプリ)、対面 | 切り返しの提案、アラート | Salesforce 連携(内容は公開情報なし) |
| Jicoo ミーティング AI | 既存ツール一体型 | Zoom・Meet・Teams(対面は対象外) | 話者ごとの分析、40 指標のスコア | 要約・議事録と分析ページの URL |
| Zoom Revenue Accelerator | 既存ツール一体型 | Zoom Meetings・Zoom Phone・Zoom の対面 | AI Sales Coach、スコアリング | Salesforce・HubSpot などと同期 |
※2026年10月13日時点の各社の公式情報をもとにしています。並びは種類ごとに、日本語の画面とサポートがあるツールを先にした五十音順で、おすすめの順位ではありません。
CRM に入るものは、要約をメモや活動に貼る形と、Salesforce の項目まで書き込む形に分かれます。電話と対面の商談まで 1 つの製品で記録できるのは、商談解析特化型に多い特徴です。MiiTel は、電話を MiiTel Phone、対面を MiiTel RecPod という別の製品で記録します。
※比較基準日:2026年10月13日(料金は公式の表記のまま記載)
| ツール | 無料プラン・トライアル | 料金(公開の有無) | 日本語の画面・サポート | AI の学習・保存場所 |
|---|---|---|---|---|
| amptalk | 無料プランの記載なし | 個別見積もり。年間契約・最低 10 ユーザー | あり(平日 9〜18 時) | 学習は公開情報なし。国内の AWS |
| ailead | 記載なし(30 分の無料相談) | 個別見積もり。15 名から | あり | 学習は公開情報なし。国内のデータセンター |
| ACES Meet | 無料トライアルあり | 個別見積もり(公開情報なし) | あり | ChatGPT の学習に使わない。保存場所は公開情報なし |
| ナレッジワークAI商談記録 | 公開情報なし | 公開情報なし | 日本の会社の製品 | 公開情報なし |
| MiiTel Meetings | 2 週間の無料トライアル | 個別見積もり。1 ID・単月から | あり(CS・導入支援) | 学習の明記なし。保存場所は公開情報なし |
| tl;dv | 無料プランあり(AI メモ 10 会議分) | 1 シート月 3,080 円(年払い、税の表記なし) | 画面・サポートとも日本語 | 学習に使わない。EU で保存 |
| Notta | 無料プランあり(月 120 分) | ビジネス 月 2,508 円(税込、年払いの月換算) | あり | 「学習なし」は一部のプラン。日本国内 |
| YOMEL | 約 2 週間・10 時間分の無料トライアル | 月 28,000 円(税抜、月 30 時間)から | あり(平日 10〜17 時) | 要約の AI では学習しない。保存場所は公開情報なし |
| Jicoo ミーティング AI | なし(初回 1 時間分は無料) | 1 時間 150 円(税の表記なし)。Team 以上 | あり | 学習に使わない。国内のデータセンター |
| Zoom Revenue Accelerator | 一部の機能に無料トライアル | 1 ユーザー月 10,402 円(年一括払い、税別)から | 日本語の製品ページあり | 公開情報なし |
※Notta の料金は、CRM との同期が使えるビジネスプランの価格です。Zoom Revenue Accelerator は、有料の Zoom ライセンスに追加するアドオンです。
商談解析特化型の 5 つは料金を公式サイトに載せておらず、年間契約や最低人数がある製品もあります。料金を公開しているのは汎用 AI 議事録+CRM 連携型と既存ツール一体型です。YOMEL は月の利用時間、Jicoo ミーティング AI は 1 時間ごとに料金が決まります。
商談向けの AI 議事録ツールは、商談に特化した度合いで 3 種類に分けると選びやすくなります。一般の議事録ツールとの差は、CRM に入る中身、電話・対面への対応、会話の分析の 3 点です。
この記事では、次の 3 種類に分けています。どの種類にも当てはまる機能を持つツールもあり、上の種類が下の種類の機能をすべて含むわけではありません。
電話・対面も含めて商談の記録と営業の改善をまとめたいなら商談解析特化型、社内会議と商談を同じツールで記録したいなら汎用 AI 議事録+CRM 連携型が向きます。今使っている製品の中で済ませたいなら、既存ツール一体型を見ましょう。
Salesforce の会話インサイトや HubSpot の会話インテリジェンスなど、CRM 自身の会話の AI も既存ツール一体型に当たります。CRM の上位プランが前提で、日本語の文字起こしの対応にも差があるため、後半の「その他のツール」の表で紹介しています。
一般の AI 議事録ツールは、会議の文字起こし・要約・議事録を作ることが中心です。商談向けのツールは、その記録を営業の仕事につなげる点が違います。
会議を記録して分析する考え方はMeeting Intelligence とはで解説しています。日程調整ツールの側から予約・記録・CRM までの自動化を比べた内容は、会議の前後まで自動化する日程調整ツール比較をご覧ください。
選ぶときは、次の 6 つを順に確かめましょう。特に差が出やすいのは、1 つ目の「CRM に何が入るか」と 2 つ目の「対応する商談」です。
「CRM 連携あり」でも、入る中身はツールで大きく違います。要約や議事録をメモ・活動に入れるもの、Salesforce の項目まで書き込むもの、要約と URL を残すものがあります。
予算や導入時期を CRM のレポートで使いたいなら、項目や商談の記録まで書き込む amptalk・ACES Meet・ナレッジワークAI商談記録・MiiTel Meetings などを見ましょう。どの項目に何を入れるかを先に決めておくと、トライアルで比べやすくなります。
Web 会議だけか、電話や訪問の商談も記録するかで候補が変わります。amptalk は 1 つの製品で電話と対面まで扱い、MiiTel は電話・対面を同じ会社の別製品で扱います。
ボットが会議に参加する方式では、ボットが参加者として相手にも表示されます。見せたくないなら、amptalk のデスクトップアプリや、YOMEL・tl;dv のボット無しの方式を確かめましょう。Google Meet の録画機能で商談を残す手順はGoogle Meet でオンライン商談を録画する方法で解説しています。
話す割合・話す速さ・スコアなどの分析は、商談解析特化型と Zoom Revenue Accelerator に多い機能です。汎用 AI 議事録+CRM 連携型は、要約と記録が中心になります。
まず「何を測って、どう育てるか」を決め、その指標がツールにあるかを確かめましょう。分析の結果を誰が見て、どの場で使うかまで決めておくと定着しやすくなります。
商談解析特化型の多くは料金が非公開で、契約の条件もツールで違います。amptalk は年間契約で最低 10 ユーザー、ailead は 15 名から、MiiTel Meetings は 1 ID・単月から契約できます。
汎用 AI 議事録+CRM 連携型の tl;dv と Notta は 1 人あたりの月額、YOMEL は月の利用時間、Jicoo ミーティング AI は 1 時間ごとの従量課金です。商談の件数と長さから、月の費用を見積もって比べましょう。
比べたツールは国内の会社の製品が多く、ドイツの tl;dv も日本語の画面とサポートを案内しています。Zoom Revenue Accelerator も日本語の製品ページがあり、日本語の文字起こしに対応します。
文字起こしの精度は、商談の音声や業界の用語で変わります。固有名詞が多いなら辞書の登録ができるか(ACES Meet など)を見て、自社の商談の録音で試しましょう。
AI の学習に使うか、どこに保存するかを確かめましょう。Jicoo ミーティング AI と tl;dv は学習に使わないと記載し、ACES Meet は ChatGPT の学習に使われないと記載しています。Notta の「AI 学習なし」は一部のプランだけです。
保存場所は、amptalk・ailead・Notta・Jicoo ミーティング AI が国内、tl;dv が EU と記載しています。録音を顧客にどう伝えるかも、導入の前に決めておきましょう。
ここからは、商談解析特化型、汎用 AI 議事録+CRM 連携型、既存ツール一体型の順に紹介します。各種類の中は、日本語の画面とサポートがあるツールを先にし、その中は名前の読みの五十音順に並べています。
営業の商談に特化し、会話の分析と CRM・SFA への記録を中心にしたツールです。5 つとも日本の会社の製品で、電話や対面の商談にも対応します(MiiTel は同じ会社の別製品で対応)。
料金は 5 つとも公式サイトに載っておらず、無料プランの記載はありません。年間契約や最低人数の条件があるツールもあります。

amptalk株式会社の電話・商談解析ツールです。カレンダーと連携すると、Zoom・Teams・Google Meet の商談の開始と同時に、録画と文字起こしが自動で始まります。2026 年 5 月には、ボットを介さずに PC で録画するデスクトップアプリも加わりました。
スマホアプリでの対面の録音と、携帯電話(キャリア連携のオプション)や IP 電話(Zoom Phone・Dialpad)の通話の記録にも対応します。会話から Salesforce の項目へ内容を抽出し、ワンクリックで更新できるのが特徴で、HubSpot とも連携します。発話比率や話速の解析もあります。
一方、料金は公開されておらず、年間契約(12 か月分の一括払い)で最低 10 ユーザーから、初期費用もかかります。無料プランの記載もないため、少人数で試したい場合は問い合わせが必要です。詳しくはamptalk の解説で紹介しています。

株式会社ailead の商談解析ツールです。Zoom・Teams・Google Meet の商談に加え、Dialpad・Zoom Phone の IP 電話と、スマホで録音した対面の商談も記録できます。カレンダーは Google と Microsoft 365 に対応します。
会話から論点・合意・懸念・次のアクションを整理し、すべての商談に AI がフィードバックすると案内しています。Salesforce の更新を自動にする書き戻しと Slack 連携があり、データは国内のデータセンターで保管します。SAML の SSO や監査ログにも対応します。
一方、料金は 3 つのプランとも問い合わせで、15 名からの契約です。無料トライアルの記載はなく、Salesforce のどの項目に書き込むかや HubSpot との連携は、公式サイトでは確認できませんでした。詳しくはailead の解説で紹介しています。

株式会社ACES の AI 議事録ツールです。Zoom・Google Meet・Teams と連携して商談を自動で記録し、録音・録画のファイルも取り込めます。2025 年 10 月には iOS のアプリが加わり、対面の商談も記録できるようになりました。
話者の分析に加えて、会話を BANTC(予算・決裁者・ニーズ・時期・競合)や質疑応答、クロージングなどの話題に分ける機能があります。議事録は Salesforce の商談と同期して、1 クリックで活動履歴に記録できます。トップページでは、商談内容を Salesforce の項目へ自動で反映すると案内しています。固有名詞を登録する辞書も使えます。
一方、今の公式サイトに料金の記載はなく、無料トライアルから試す形です。HubSpot については API の公開を伝える発表で触れているだけで、連携の範囲は公式サイトでは確認できませんでした。

株式会社ナレッジワークの、商談を記録して CRM・SFA に入力する製品です。Teams・Zoom・Google Meet などの Web 会議、IP 電話、モバイルアプリでの対面の商談を記録できます。2025 年に合併した旧 Poetics の JamRoll の技術を使っています。
要約を CRM・SFA に自動で入力し、Salesforce では参加者と要約を活動として記録したうえで、要約の項目ごとに個別の項目へ入れられます。カスタムオブジェクトにも対応し、MCP や API で外部のツールにも記録を渡せます。要約に加えて、フィードバックやスコアリングのレポートも AI が作ります。
一方、料金は公式サイトに記載がなく、問い合わせが必要です。HubSpot との連携、トライアル、AI の学習とデータの保存場所も、公式サイトでは確認できませんでした。

株式会社RevComm の Web 会議解析 AI です。Zoom・Teams・Google Meet と連携し、Zoom・Google Meet・Webex の会議には会議ボットが参加して、Outlook・Google カレンダーの予定に合わせて自動で録画します。同じ会社の IP 電話 MiiTel Phone と併せると、電話と商談の記録を同じアカウントで見られます。
話す速さ、話す割合(Talk 比率)、話の被りの回数を測るトーク解析と、感情の認識、会議中のリアルタイムトークアシストがあります。議事録を Salesforce 指定のテンプレートで作ると、Salesforce の商談・行動・カスタムオブジェクトのレコードへ反映できます。kintone や Slack とも連携します。
一方、月額は個別見積もりで、無料プランはなく 2 週間の無料トライアル(同業他社・個人は対象外)があります。対面の会話は別製品の MiiTel RecPod、フォローメールの作成などは別契約の MiiTel Synapse が必要です。HubSpot との連携は MiiTel Phone 側の機能です。
社内会議にも使う AI 議事録ツールで、商談の要約を CRM に送る機能を持ちます。3 つとも料金を公開しており、tl;dv と Notta には無料プランがあります。
どのプランで CRM と連携できるかは、ツールによって違います。少人数で始めるときは、CRM 連携が含まれるプランの料金で比べましょう。

ドイツの tldx Solutions GmbH の AI 議事録ツールです。Zoom・Google Meet・Teams の会議で、ボットを入れるか、ボット無しで記録するかを会議ごとに選べます。デスクトップとスマホのアプリで、対面の会議も記録できます。
Salesforce・HubSpot と連携し、商談のステータスや次のアクションなどの項目を CRM に自動で反映すると案内しています。連携する内容はプロンプトで指定でき、営業コーチングの Playbooks もあります。公式サイトでは、日本語の画面と日本語のサポートを案内しています。
一方、CRM 連携はプロ以上のプランで、無料プランには含まれません。データは EU で保存すると記載されており、日本国内での保存は案内されていません。

Notta株式会社の AI 議事録ツールです。Zoom・Google Meet・Teams・Webex の会議にボットが参加し、ボット無しのデスクトップ版や、スマホでの対面の録音にも対応します。無料プランでも、月 120 分(1 回 3 分まで)の文字起こしが使えます。
文字起こしの後に作る AI 要約(既定は「商談」のテンプレート)を、Salesforce の活動の記録や ToDo、HubSpot のメモ・ミーティングに自動で同期します。記録は取引かコンタクトに紐づきます。営業向けの Sales Agent もあり、商談のレポートを作ります。
一方、CRM との同期はビジネス以上のプランで、カレンダー経由で録音した会議だけが対象です。Sales Agent の料金と対象プランは、公式サイトでは確認できませんでした。詳しくはNotta の使い方で解説しています。

株式会社PKSHA Infinity の AI 議事録ツールです。PC の専用アプリで録音するため、Zoom・Meet・Teams・Webex など、Web 会議の種類を問わずボット無しで記録できます。iPhone のアプリで、対面の商談も録音できます。
切り返しのトークを提案するカウンタートークサジェスト(会議中に出すリアルタイム版はオプション)、会議をリアルタイムに見る機能、アラートなど、営業の管理・教育向けの機能を備えます。Salesforce・Slack との連携は、全プラン共通の機能です。
一方、料金はスターターの月 28,000 円(税抜、月 30 時間)からで、使う時間でプランが変わります。約 2 週間・10 時間分の無料トライアルがありますが、Salesforce にどの内容が入るかは公式サイトでは確認できませんでした。詳しくはYOMEL の解説で紹介しています。
今使っている製品に付いた会話の AI です。別の製品を増やさずに、予約や Web 会議の記録と商談をつなげられます。
どちらも、本体の有料プランに追加する形で使います。本体を使っていない場合は、本体の料金も合わせて比べましょう。

日程調整ツール Jicoo のアドオンです。Zoom・Google Meet・Teams の会議に AI ボットが参加し、Google Meet はボットを入れずに録画を取り込む方式も選べます。予約が入ると、会議の URL とボットの参加を自動で設定できます。
要約・議事録・40 指標のスコアを作り、要約・議事録と分析ページの URL を Salesforce の行動の説明欄(Team 以上)や HubSpot のミーティングの内部メモに反映します。
一方、使えるのは Team プラン以上で、1 時間 150 円の従量課金です(初回 1 時間分は無料)。CRM の個別の項目には書き込まず、文字起こしの全文と話者ごとの指標も送りません。対面の予定は対象外で、電話の商談と文字起こしの対応言語は公式サイトでは確認できませんでした。詳しくはJicoo の使い方で解説しています。

Zoom の営業向けの会話分析の製品で、有料の Zoom ライセンスにユーザーごとに追加するアドオンです。料金ページでは、Zoom Meetings・Zoom Phone・Zoom の対面ミーティングとの連携を記載しています。日本語の文字起こしと会話のインサイトにも対応します。
通話中にガイダンスを出す AI Sales Coach、自動のスコアリング、AI スコアカード、ロールプレイなどを備えます。Salesforce・HubSpot・Microsoft Dynamics 365 などの CRM の商談と会話のインサイトを同期し、AI による予測のスコアリングもあります。
一方、料金はエッセンシャルの 1 ユーザー月 10,402 円(年一括払い、税別)からで、Zoom のベーシックのプランには追加できません。Google Meet・Teams の会議への対応と、AI の学習・データの保存場所は、公式サイトでは確認できませんでした。
上で詳しく紹介した以外にも、次のようなツールがあります。日本語の画面やサポートが確認できないもの、CRM の上位プランが前提のものは、ここで一行ずつ紹介します。
※比較基準日:2026年10月13日(各サービスの公式サイトで確認。料金は公式の表記のまま記載)
| ツール | 種類 | 特徴 | 料金 |
|---|---|---|---|
| Gong | 商談解析特化型(海外) | 会話の分析とコーチング。日本語の文字起こしに対応 | 公開情報なし |
| Fireflies.ai | 汎用 AI 議事録+CRM 連携型(海外) | Salesforce・HubSpot など 100 以上と連携 | 無料プランあり。Business 月 19 ドル |
| Otolio(旧スマート書記) | 汎用 AI 議事録+CRM 連携型 | Salesforce の商談メモ・項目を自動で更新 | 個別見積もり。14 日間の無料トライアル |
| Salesforce の会話インサイト | 既存ツール一体型(CRM) | Salesforce の中で通話・会議の録画を分析 | 1 ユーザー月 6,000 円(年間契約) |
| HubSpot の会話インテリジェンス | 既存ツール一体型(CRM) | 通話・ミーティングの記録に文字起こしを同期 | Professional 以上の Hub が必要 |
Gong と Fireflies.ai は、日本語の画面とサポートを公式サイトでは確認できませんでした。Fireflies.ai の会話の分析は Business 以上で、料金は 1 シートあたりの年払いの価格です。
Salesforce の会話インサイトの料金に税の表記はなく、日本語の文字起こしへの対応は公式サイトでは確認できませんでした。HubSpot の会話インテリジェンスは日本語の文字起こしに対応し、Sales Hub か Service Hub の Professional 以上で使えます。Otolio の無料トライアルは法人・団体が対象で、使い方は単体の記事で詳しく解説しています。
商談議事録は、次の商談と社内の判断に使う記録です。AI の要約に任せる部分と、人が確かめる部分を分けておくと、記録の質がそろいます。
| 残す項目 | 書く内容の例 | AI の要約で人が確かめる点 |
|---|---|---|
| 顧客の課題・ニーズ | 今困っていること、導入の目的 | 発言の意図とのずれ |
| 予算 | 金額の範囲、予算が決まる時期 | 数字の誤り |
| 決裁者と進め方 | 決める人、社内の承認の流れ | 人名・役職の誤り |
| 導入の時期 | いつまでに使い始めたいか | 日付の誤り |
| 比較中のサービス | 一緒に検討している製品 | 固有名詞の誤り |
| 合意したこと・約束 | 送る資料、見積もりの条件 | 約束の抜けや言い過ぎ |
| 次のアクション | 誰が、いつまでに、何をするか | 担当と期日 |
こうした項目は、ACES Meet の話題の抽出や amptalk の項目への抽出のように、AI が拾える場合もあります。ただし CRM に残す前に、固有名詞・数字・約束の 3 つは人が見直しましょう。
要約は、発言の一部を落としたり、言い回しを変えたりすることがあります。議事録の書き方の基本は議事録の目的と書き方のコツで紹介しています。
上の表の項目を、毎回同じ順で埋める枠にしておきましょう。AI の要約を貼るときも、この枠に当てはめると抜けに気づきやすくなります。
書き終えたら CRM の商談の記録に残し、合意したことと次のアクションは顧客にも送って認識を合わせましょう。どの項目を CRM のどこに入れるかは、次の「CRM の項目の対応づけ」で決めておくと迷いません。
商談向けのツールは、2 週間ほどのトライアルで 10 件程度の商談を記録して比べると、違いが見えてきます。始める前に、録音の伝え方と CRM の項目の対応づけを決めておきましょう。
商談の冒頭で、記録のために録音・録画することと、その目的を伝えましょう。たとえば「本日のお打ち合わせは、内容を正確に残すために録画させていただいてもよろしいでしょうか」のように伝えます。
相手の会社の方針で録音できない場合に備えて、録音しないときの記録の残し方も決めておきます。録音データを誰が見られるか、いつまで残すかも社内のルールにしましょう。
AI の要約のどの部分を、CRM のどの項目に入れるかを表にしておきます。項目まで書き込むツールでも、書き込む前に人が確かめる流れにするかを決めておきましょう。
録り忘れや会議後の対応漏れを防ぐ運用は、AI 議事録の録り忘れと会議後の対応漏れを防ぐ方法で解説しています。商談の前の日程調整から整えるなら、営業向け日程調整ツール比較も参考にしてください。
基本情報、顧客の課題・ニーズ、予算、決裁者と進め方、導入の時期、比較中のサービス、合意したこと、次のアクションを毎回同じ順で残しましょう。項目の例とテンプレートは商談議事録の書き方にまとめています。
AI 議事録ツールを使う場合も、固有名詞・数字・約束の 3 つは人が見直してから CRM に残します。
AI 議事録ツールは、会議の文字起こし・要約・議事録を作ることが中心です。商談解析ツールは、それに加えて話す割合などの会話の分析や、CRM の商談の記録への書き込みなど、営業の改善に使う機能を持ちます。
社内会議も含めて広く記録したいなら汎用の AI 議事録、商談の質と CRM の入力を改善したいなら商談解析ツールが向きます。両方の性格を持つツールもあるので、比較一覧表の「CRM に入るもの」の列で確かめましょう。
tl;dv と Notta には無料プランがあります。ただし CRM との連携は、Notta はビジネス以上、tl;dv はプロ以上の有料プランです。
商談解析特化型には無料プランがなく、MiiTel Meetings の 2 週間や、YOMEL の約 2 週間・10 時間分などの無料トライアルで試す形です。Jicoo ミーティング AI は、初回 1 時間分が無料です。
電話・対面を含めて、商談を CRM まで記録したいなら商談解析特化型が候補です。amptalk・ailead・ACES Meet・ナレッジワークAI商談記録・MiiTel Meetings は、いずれも日本の会社の製品です。
料金を公開していて少人数から始めたいなら、tl;dv・Notta・YOMEL も比べましょう。自社の商談の形(Web 会議・電話・対面)と使っている CRM を書き出すと、候補を絞れます。
電話は、amptalk(携帯・IP 電話)、ailead とナレッジワークAI商談記録(IP 電話)が対応します。MiiTel は同じ会社の MiiTel Phone、Zoom Revenue Accelerator は Zoom Phone で記録します。
対面は、amptalk・ailead・ACES Meet・ナレッジワークAI商談記録・tl;dv・Notta・YOMEL がスマホなどで録音できます。MiiTel は別製品の RecPod で記録します。Jicoo ミーティング AI は、対面の予定には対応していません。
ツールで違います。amptalk は会話から Salesforce の項目へ抽出してワンクリックで更新し、ナレッジワークAI商談記録は要約の項目ごとに個別の項目へ入力します。ACES Meet は活動履歴への記録に加えて項目への反映を案内し、MiiTel Meetings は議事録を商談・行動の記録へ反映します。
Notta は要約を Salesforce の活動や HubSpot のメモに同期します。Jicoo ミーティング AI は、要約・議事録と分析ページの URL を Salesforce の行動の説明欄や HubSpot のミーティングの内部メモに入れ、文字起こしの全文と話者ごとの指標は送りません。
どちらも Web 会議と電話の商談を記録できますが、製品の分け方と契約の形が違います。amptalk は 1 つの製品で Web 会議・電話・対面を扱い、MiiTel は Web 会議(Meetings)・電話(Phone)・対面(RecPod)を別の製品にして、同じアカウントで記録を見られるようにしています。
※比較基準日:2026年10月13日
| 比べる点 | amptalk(amptalk analysis) | MiiTel Meetings |
|---|---|---|
| 電話 | IP 電話(Zoom Phone・Dialpad)、携帯 | 同じ会社の IP 電話 MiiTel Phone |
| 対面 | スマホアプリで録音 | 別製品の MiiTel RecPod |
| CRM | Salesforce の項目へ抽出・更新、HubSpot | Salesforce の商談・行動、kintone |
| 分析 | 発話比率・話速など | 話速・Talk 比率・被り回数、感情の認識 |
| 契約 | 年間契約・最低 10 ユーザー。料金は非公開 | 1 ID・単月から。料金は個別見積もり |
| 無料で試す | 無料プランの記載なし | 2 週間の無料トライアル |
少人数・短い期間から試したいなら MiiTel、Web 会議・電話・対面を 1 つの製品にまとめて Salesforce の項目まで入れたいなら amptalk が合います。amptalk の携帯の通話はキャリア連携のオプションで、MiiTel の HubSpot 連携は MiiTel Phone 側の機能です。詳しくは上の amptalk と MiiTel Meetings の説明をご覧ください。
伝えましょう。ボットが参加する方式では、ボットが参加者として表示されるため、相手にも記録していることが分かります。ボット無しで記録するときも、冒頭で目的と一緒に伝えておくと安心です。
相手の会社の方針で、録音が認められない場合もあります。録音しない商談の記録の残し方も、社内で決めておきましょう。
JamRoll を提供していた Poetics は、2025 年 5 月にナレッジワークの子会社になり、2025 年 6 月 30 日にナレッジワークに吸収合併されました。JamRoll の技術は、ナレッジワークAI商談記録に使われています。
JamRoll の現在の提供状況は、ナレッジワークの案内を確かめましょう。JamRoll の技術を使う製品を比べるなら、ナレッジワークAI商談記録の説明をご覧ください。
商談向けの AI 議事録ツールは、CRM に何が入るかと、電話・対面の商談まで記録できるかで選びます。Salesforce の項目まで入れたい、電話や訪問の商談も残したいなら商談解析特化型、少人数・無料で始めたいなら汎用 AI 議事録+CRM 連携型が合います。
次にやることは、自社の商談の形(Web 会議・電話・対面)と使っている CRM を書き出し、早見表の 1 行から 2〜3 ツールのトライアルを始めることです。予約から会議の記録までを日程調整ツールの中でつなげたい場合は、Jicoo のミーティング AIも比べてみてください。