【最新・完全版】kintone(キントーン)徹底完全ガイド!何ができるか、料金、事例まで徹底解説

2025年10月16日(木)
目次
  • 1. kintoneの核心的な価値とは? — 「作れる」がチームを強くする
    • 2. 何ができるの?kintoneの主要機能 徹底解説
      • 3. Excelより高い?価格以上の価値を生む導入メリット
        • 4. 【導入事例】30,000社が実感するkintoneの効果
          • 5. 30日間無料で試せる!kintoneの始め方と導入プロセス
            • 6. 効果を最大化するkintoneの使い方(基本〜応用)
              • 7. 料金プランは2種類!自社に合うのはどっち?
                • 8. 外部ツールとの連携で可能性は無限大に
                  • 9. まとめ:kintoneは、変化に強いチームを作る業務改善プラットフォーム
                    • 10. よくある質問(FAQ)
                      • 11. Jicoo(ジクー)について

                      「顧客管理をExcelで続けているが、ファイルが重く、複数人での同時編集もできず限界…」
                      「日報や稟議書がメールや紙で飛び交い、承認プロセスが遅れがちで、過去の経緯も追えない…」
                      「案件の進捗状況が各営業担当者の頭の中にしかなく、チーム全体で共有できていない…」

                      もし、あなたの会社がこうした「情報のサイロ化」や「非効率なアナログ業務」に悩んでいるなら、この記事がその解決策を提示します。

                      この記事では、30,000社以上(2025年9月現在)に導入されている業務改善プラットフォーム「kintone(キントーン)」について、その核心的な価値から具体的な活用法、料金プラン、成功事例まで、導入検討に必要なあらゆる情報を網羅的に解説します。

                      読み終える頃には、なぜ多くの企業がExcelやスプレッドシートからkintoneに乗り換えるのか、そして自社の課題をどう解決できるのかを明確に理解し、具体的なアクションプランを描けるようになっているはずです。

                      kintoneの核心的な価値とは? — 「作れる」がチームを強くする

                      kintoneを一言で表すなら、「プログラミングの知識がなくても、自社の業務にピッタリ合った業務アプリ(システム)を、まるでレゴブロックのように簡単かつスピーディーに作成できるクラウドサービス」です。

                      これまでExcelや紙、メールで行っていたバラバラな業務情報を、kintone上で作ったアプリに集約することで、「いつでも」「どこでも」「誰でも」必要な情報にアクセスできる環境を構築します。これがkintoneの最も重要な提供価値です。

                      高価なシステム開発を外部に発注したり、パッケージソフトに業務を合わせたりする必要はありません。現場の担当者が自ら、マウス操作中心で業務に必要なアプリを作り、状況に合わせて改善し続けられる「俊敏性」と「柔軟性」こそ、kintoneが従来のやり方を根本から変える力なのです。

                      何ができるの?kintoneの主要機能 徹底解説

                      kintoneの多岐にわたる機能を、「何ができて」「どんな課題が解決するのか」という視点で整理しました。

                      主要機能 この機能でできること これによって解決する課題
                      アプリ作成機能 顧客リスト、案件管理、日報、問い合わせ管理、タスク管理、備品管理など、100種類以上のサンプルアプリを元に、ドラッグ&ドロップで自社仕様のデータベースアプリを作成。 Excelファイルの乱立や属人化を解消。データの一元管理と共有を実現し、入力ミスや二重入力を防ぐ。
                      プロセス管理機能 「申請→承認→完了」といった業務フロー(ワークフロー)を設定。稟議書や見積もりの承認プロセスをシステム化。 申請・承認業務の遅延や停滞を防ぐ。誰のところで業務が止まっているかを見える化し、内部統制を強化。
                      コミュニケーション機能 データ(レコード)の一つひとつにコメントを付けて関係者とやり取りが可能。メンション機能で特定の担当者に通知。 「この案件について、メールで…」といった情報分断を防ぐ。データとコミュニケーションを紐付け、過去の経緯を簡単に把握。
                      スペース機能 プロジェクトや部署単位で、メンバー専用の情報共有スペースを作成。関連アプリやスレッド(掲示板)をまとめて管理。 関係者間での議論やファイル共有を円滑化。プロジェクトのナレッジを一箇所に集約。
                      リマインダー・通知機能 「タスクの期日3日前」や「ステータスが“要対応”になった時」など、条件を設定して担当者に通知を自動送信。 対応漏れやタスクの失念をシステムで防ぐ。手動での督促業務を削減。

                      Excelより高い?価格以上の価値を生む導入メリット

                      kintoneを導入することで得られる具体的なメリットを、定量的な視点も交えてご紹介します。

                      1. 圧倒的な情報検索スピード
                        情報が一元化されることで、必要なデータをすぐに見つけ出せます。ある導入企業では、過去の案件情報を探す時間が月間20時間からほぼゼロになったという事例もあり、全社的な生産性向上に寄与します。
                      2. 業務プロセスの標準化と見える化
                        案件の進捗やタスクの状況がリアルタイムで可視化され、業務が標準化されます。これにより、業務の属人化を防ぎ、新入社員でもスムーズに業務を覚えられるようになります。
                      3. ペーパーレス化によるコスト削減と効率化
                        紙で運用していた申請書や報告書をkintoneに置き換えることで、印刷代や保管スペース、書類の郵送・回覧にかかるコストと時間を大幅に削減できます。
                      4. 柔軟な働き方への対応
                        クラウドサービスなので、PCやスマートフォンからいつでもどこでも業務データにアクセス可能。テレワークや外出先での業務報告・確認がスムーズになり、多様な働き方を支援します。
                      5. スピーディーな業務改善サイクル
                        現場で「もっとこうしたい」という改善要望が出た際に、すぐにアプリの改修を試せます。この高速なPDCAサイクルが、変化に強い組織体制を構築します。

                      【導入事例】30,000社が実感するkintoneの効果

                      kintoneが様々な業種・業務でどのように活用され、成果を上げているのかを見てみましょう。

                      企業名 導入前の課題 導入後の具体的な成果
                      株式会社星野リゾート 全国40以上の拠点から寄せられる膨大な数の「施設改善提案」をExcelで管理しており、集計や進捗管理が煩雑だった。 kintoneで改善提案アプリを作成し、全拠点で運用。提案から実行までのプロセスが可視化され、年間7,000件以上の改善活動がスムーズに管理できるようになった。
                      全日本空輸株式会社 (ANA) 約13,000人の客室乗務員がフライト毎に作成する報告書が紙ベースで、情報の共有・活用に時間がかかっていた。 kintoneを導入し、iPadで報告書を作成・共有する仕組みを構築。報告業務の時間を85%削減し、サービス品質向上に必要な情報をリアルタイムで共有可能に。
                      株式会社髙島屋 お客様相談室に寄せられる年間3万件の声をExcelで管理。入力や集計、関係部署への共有に多大な工数がかかっていた。 kintoneで相談内容を一元管理。集計・報告書作成が自動化され、月50時間かかっていた作業がほぼゼロに。顧客の声を迅速に経営や店舗運営に活かせるようになった。

                      30日間無料で試せる!kintoneの始め方と導入プロセス

                      kintoneは、本格的な導入前にじっくり試せる30日間の無料トライアルが用意されています。

                      1. 公式サイトから無料お試しを申し込む
                        kintone公式サイトにアクセスし、「30日間無料お試し」ボタンをクリック。会社名や氏名、メールアドレスなどを入力します。クレジットカード情報は不要です。
                      2. 環境構築完了のメールを受信
                        申し込み後、数分でログイン情報が記載されたメールが届きます。そのURLにアクセスすれば、すぐにkintoneを使い始められます。
                      3. サンプルアプリを触ってみる
                        最初から案件管理や顧客リストなど、すぐに使えるサンプルアプリが用意されています。まずはこれらのアプリを実際に操作して、データの登録や閲覧、コメント機能を体験してみましょう。
                      4. 自社の業務に近いアプリを作ってみる
                        Excelファイルを読み込んでアプリ化したり、ドラッグ&ドロップでフィールドを配置したりして、簡単な業務アプリの作成にチャレンジしてみましょう。

                      ポイント: 無料お試し期間中に、解決したい具体的な業務課題を一つ決め、関係者数名で実際にアプリを試用してみると、導入後のイメージが湧きやすくなります。

                      効果を最大化するkintoneの使い方(基本〜応用)

                      基本的な使い方

                      • まずはアプリストアから始める: 100種類以上あるアプリストアのテンプレートから、自社の業務に近いものを選んで使い始めるのが最も簡単で早い方法です。
                      • コメント機能をフル活用する: 案件レコードに「〇〇様へ提案完了」などとコメントを残すだけで、関係者全員に進捗が伝わります。メールやチャットを開く必要はありません。

                      応用的な使い方

                      • プラグインで機能拡張: kintoneには無い機能を補う「プラグイン」が豊富に用意されています。帳票出力、カレンダー表示、データ集計強化など、必要な機能を簡単に追加できます。
                      • API連携で他システムと繋ぐ: APIを利用して、会計システムやMAツールなど、社内の既存システムとkintoneを連携させることができます。(専門知識が必要な場合があります)
                      • 連携サービスを活用する: krewDataやgusukuなどのサードパーティ製連携サービスを利用すれば、プログラミング不要で高度なデータ集計やバックアップ、カスタマイズが実現できます。

                      料金プランは2種類!自社に合うのはどっち?

                      kintoneの料金プランはシンプルです。※5ユーザーから契約可能。

                        ライトコース スタンダードコース
                      月額料金 (税抜) ¥780 / 1ユーザー ¥1,500 / 1ユーザー
                      アプリ作成数 最大200個 最大1,000個
                      スペース作成数 最大100個 最大500個
                      外部連携(API/プラグイン) 不可 可能
                      おすすめの企業 まずは社内の特定業務から始めたい、外部連携は不要な企業。 全社的に利用したい、他システムとの連携や機能拡張を考えている企業。

                      ※2025年9月時点の情報です。最新情報は公式サイトをご確認ください。

                      ポイント: 将来的に他システムとの連携や機能拡張を考えている場合は、最初からスタンダードコースを選択することをお勧めします。

                      外部ツールとの連携で可能性は無限大に

                      kintoneの真価は、他のツールと連携させることでさらに発揮されます。

                      • コミュニケーションツール連携 (Slack, LINE WORKSなど): kintoneの通知をSlackに飛ばしたり、チャットの内容をkintoneに記録したりできます。
                      • 会計ソフト連携 (Money Forward クラウドなど): kintoneで管理している請求データを会計ソフトに自動で取り込み、経理業務を効率化します。
                      • 電子契約サービス連携 (クラウドサインなど): kintone上の顧客情報からワンクリックで契約書を作成・送信し、契約締結までをシームレスに行えます。

                      まとめ:kintoneは、変化に強いチームを作る業務改善プラットフォーム

                      この記事の要点をまとめます。

                      • kintoneは、プログラミング不要で業務アプリを作れるクラウドサービス。
                      • Excelやメールのバラバラな情報を一元化し、見える化・効率化を実現する。
                      • 情報共有のスピードが劇的に向上し、ペーパーレス化や属人化解消に貢献。
                      • 豊富な導入事例が、その高い効果と信頼性を証明している。
                      • プラグインやAPIによる高い拡張性で、会社の成長に合わせてシステムを進化させられる。

                      もしあなたのチームが、非効率な業務や情報のサイロ化によって本来の実力を発揮できずにいるのなら、kintoneはその状況を打破する強力な一手となり得ます。

                      まずは、リスクなく始められる30日間の無料お試しで、kintoneがもたらす変化を体感してみてください。あなたの会社の「あったらいいな」が、きっと見つかります。

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                      よくある質問(FAQ)

                      Q1: Excelやスプレッドシートとの一番の違いは何ですか?
                      A1: 一番の違いは、データとコミュニケーションを紐付けて管理できる点です。Excelではファイルが分散しがちですが、kintoneでは一つの場所で最新の情報を共有し、そのデータに関するやり取りも記録できます。また、複数人での同時アクセスや権限設定のしやすさも大きな利点です。

                      Q2: プログラミングの知識は本当に不要ですか?
                      A2: はい、基本的なアプリの作成や業務プロセスの設定に、プログラミングの知識は一切必要ありません。ドラッグ&ドロップなどの直感的なマウス操作で構築できます。より高度なカスタマイズを行いたい場合は、JavaScriptなどを活用することも可能です。

                      Q3: セキュリティは安全ですか?
                      A3: はい。kintoneはIPアドレス制限、二要素認証、監査ログなど、企業で安心して利用するための高度なセキュリティ機能を備えています。また、データセンターは国内の堅牢な施設で管理されており、多くの金融機関や官公庁でも利用実績があります。

                      Q4: 何人から利用できますか?
                      A4: 5ユーザーから契約が可能です。まずは特定の部署やチームでスモールスタートし、効果を実感しながら全社に展開していく企業が多いです。

                      Jicoo(ジクー)について

                      セールスや採用などのミーティングに関する業務を効率化し生産性を高める日程調整ツール。どの日程調整ツールが良いか選択にお困りの方は、まず無料で使い始めることができサービス連携や、必要に応じたデザインや通知のカスタマイズなどの機能が十分に備わっている日程調整ツールの導入がおすすめです。

                      チームで使える日程調整ツール「Jicoo」とは?

                      Jicoo(ジクー)はGoogleカレンダー、Outlook、iCloudカレンダー等と接続して予定の空き状況をリアルタイムに取得!ダブルブッキングを確実に防ぎ日程調整を自動化。 またチーム内での担当者割当やWeb会議のURL発行、キャンセルやゲストへのリマインド対応などの予約管理まで、個人と法人のミーティング業務を自動化し、チームを効率化する予約プラットフォームです。
                      カレンダーと接続して予約ページ作成
                      カレンダーと接続して予約ページ作成
                      GoogleカレンダーやOutlookなど利用中のカレンダーサービスと接続するだけで予約ページを作成。
                      空き状況をリアルタイムに表示
                      空き状況をリアルタイムに表示
                      カレンダーの予定を確認し、予約可能な日程を自動で表示します。メールやチャット等で作成した予約ページのURLを共有して、日時を予約してもらいましょう。
                      Web会議のURLも自動で発行
                      Web会議のURLも自動で発行
                      ゲストが都合の良い日時を選択すると予約完了。あなたのカレンダーに予定が自動で入りWeb会議のURLも自動で発行されます。
                      法人・チーム利用のお問い合わせ
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