【図解】Outlookアドレス帳のエクスポート・インポート方法|バックアップと移行の完全ガイド

2026年4月6日(月)
Jicoo(ジクー)
目次
  • 1. Outlookのアドレス帳をエクスポートする方法
    • 2. Outlookのアドレス帳をインポートする方法
      • 3. データの保存方法にも気を付けよう
        • 4. エクスポートする際の注意点
          • 5. インポートする際にはスリム化が効率的
            • 6. バックアップとして定期的にエクスポートしよう
              • 7. Jicoo(ジクー)について

              PCの入替などの際には、使用しているメールソフトの連絡先データを移行する場合があります。現在、従来の「classic Outlook」と新しい「new Outlook」が混在しており、それぞれで操作方法や制約が異なります。将来の環境移行に備え、今のうちに自分の連絡先が端末にローカル保存されているか、ExchangeやMicrosoft 365でクラウド同期されているかを確認し、エクスポートやバックアップの正しい手順を把握しておくことが重要です。

              今回は、Outlookの連絡先(アドレス帳)をエクスポート・インポートする手順について紹介します。なお、本記事で移行対象となるのは個人の「連絡先(Contacts)」であり、組織全体で共有されるグローバルアドレス一覧(GAL)は含まれません。起こりやすいエラーや最新の注意点についても解説しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

              Outlookのアドレス帳をエクスポートする方法

              Outlookの連絡先データは、[.pstファイル]と[CSVファイル]のいずれかに保存(エクスポート)することが可能です。

              .pstファイルはメールや予定表も含めたOutlookデータ全体のバックアップや移行に用いられます。一方、CSVファイルは連絡先のみを書き出す形式です。特に、classic Outlookのローカル連絡先をnew Outlookへ移行する場合は、一度CSVファイルに書き出してから取り込む手順が基本となります。

              以下では、従来版Outlook(デスクトップ版)のアドレス帳をエクスポートする2通りの方法を紹介します。

              • [.pstファイル]でエクスポートする方法(データ全体のバックアップ)
              • [CSVファイル]でエクスポートする方法(連絡先の書き出し・新Outlook移行用)

              [.pstファイル]のアドレス帳をエクスポートする方法

              1. ファイル]タブを選択する

              Outlookを起動し、ウィンドウ上部の[ファイル]をクリックします。

              1. インポート/エクスポート]を選択する

              左メニューの[開く/エクスポート]を選択し、[インポート/エクスポート]をクリックします。

              1. ファイルにエクスポート]を選択する

              ファイルにエクスポート]を選択し、[次へ]をクリックします。

              1. Outlook データファイル(.pst)]を選択する

              Outlook データファイル(.pst)]を選択し、[次へ]をクリックします。

              1. 連絡先]を選択する

              連絡先]を選択し、[次へ]をクリックします。
              ※Sansanなどの名刺管理ツールと連携している場合、自動で「Sansan」などの専用フォルダーが作成されていることがあります。必要な連絡先が漏れないよう、対象フォルダーが含まれているか確認してください。

              1. 参照]を選択する

              参照]をクリックします。

              1. ファイルの保存先]を選択する

              ファイルの保存先]を決め[ファイル名]を入力。

              ファイルの種類]では[Outlook データ ファイル]を選択し、[OK]をクリックします。

              1. 完了]を選択する

              完了]をクリックします。

              1. ファイル作成用のパスワードを設定する

              ファイルの作成用に任意のパスワードと確認用を入力し、[OK]をクリックします。
              ※ここで設定するパスワードは簡易的な保護機能です。機密性の高い連絡先をバックアップする場合は、WindowsのBitLocker等でファイル自体を暗号化するなど、別途強固なセキュリティ対策を講じることを推奨します。

              1. ファイル用のパスワードを設定する

              再度、ファイル用に任意のパスワードを入力し、[OK]をクリックします。

              1. アドレス帳がエクスポートされる

              以上で、[.pstファイル]のアドレス帳がエクスポートされました。

              [CSVファイル]のアドレス帳をエクスポートする方法

              次に、連絡先データのみを抽出できる[CSVファイル]のエクスポート方法をご紹介します。

              1. ファイル]タブを選択する

              Outlookを起動し、ウィンドウ上部の[ファイル]をクリックします。

              1. インポート/エクスポート]を選択する

              左メニューの[開く/エクスポート]を選択し、[インポート/エクスポート]をクリックします。

              1. ファイルにエクスポート]を選択する

              実行する処理の[ファイルにエクスポート]を選択し、[次へ]をクリックします。

              1. テキストファイル(コンマ区切り)]を選択する

              テキストファイル(コンマ区切り)]をクリックし、[次へ]をクリックします。

              1. 連絡先]を選択する

              連絡先]をクリックし、[次へ]をクリックします。

              1. 参照]を選択する

              保存先を決めるため、[参照]をクリックします。

              1. ファイルの保存先]を選択する

              ファイルの保存先]を決めファイル名を入力。

              ファイルの種類]は[テキストファイル(コンマ区切り)(.CSV)]を選択し、[OK]をクリックします。

              1. 次へ]を選択する

              次へ]をクリックします。

              1. フィールドの一致]を選択する

              フィールドの一致]をクリックします。

              1. フィールドを一致させる

              インポート/エクスポート元]の[連絡先]と[インポート/エクスポート先]の[連絡先]のフィールドを一致させ、[OK]をクリックします。

              1. 完了]を選択する

              完了]をクリックします。

              1. アドレス帳がエクスポートされる

              以上で、[CSVファイル]のアドレス帳がエクスポートされました。

              【重要】文字化け対策(UTF-8形式での保存)
              CSVで連絡先を移行する場合は、出力されたファイルをメモ帳などのテキストエディタで開き、UTF-8形式で保存し直すことを強く推奨します。日本語環境において文字コードが異なると、インポート時に文字化けや一部項目の認識不良が発生しやすくなります。また、Excelで直接開いて上書き保存するとファイル形式が崩れやすいため、編集時は十分注意してください。

              Outlookのアドレス帳をインポートする方法

              次に、エクスポートした連絡先データをインポートする方法について紹介します。

              • [.pstファイル]でインポートする方法
              • [CSVファイル]でインポートする方法

              それぞれのファイルごとに手順を解説します。

              [.pstファイル]でインポートする方法

              1. ファイル]タブを選択する

              Outlookを起動し、ウィンドウ上部の[ファイル]をクリックします。

              1. インポート/エクスポート]を選択する

              左メニューの[開く/エクスポート]を選択し、右メニューの[インポート/エクスポート]をクリックします。

              1. 他のプログラムまたはファイルからのインポート]を選択する

              他のプログラムまたはファイルからのインポート]を選択し、[次へ]をクリックします。

              1. Outlook データファイル(.pst)]を選択する

              Outlook データファイル(.pst)]を選択し、[次へ]をクリックします。

              1. 参照]を選択する

              参照]をクリックします。

              1. インポートしたい[ファイル]を選択する

              インポートしたい[ファイル]を選択します。

              1. オプションを選択する

              オプションしたい項目にチェックを入れ、[次へ]をクリックします。

              1. ファイル用のパスワードを入力する

              ファイル用のパスワードを入力し、[OK]をクリックします。

              1. 再度ファイル用のパスワードを入力する

              再度、ファイル用のパスワードを入力し、[OK]をクリックします。

              1. 完了]を選択する

              完了]をクリックします。

              1. アドレス帳がインポートされる

              .pstファイル]のアドレス帳がインポートされました。

              [CSVファイル]でインポートする方法

              以下は、従来版Outlookでのインポート手順です。

              1. ファイル]タブを選択する

              Outlookを起動し、ウィンドウ上部の[ファイル]をクリックします。

              1. インポート/エクスポート]を選択する

              左メニューの[開く/エクスポート]を選択し、右メニューの[インポート/エクスポート]をクリックします。

              1. 他のプログラムまたはファイルからのインポート]を選択する

              他のプログラムまたはファイルからのインポート]を選択し、[次へ]をクリックします。

              1. テキストファイル コンマ区切り]を選択する

              テキストファイル コンマ区切り]を選択し、[次へ]をクリックします。

              1. 参照]を選択する

              参照]をクリックします。

              1. インポートしたい[ファイル]を選択する

              例)[ドキュメント]のフォルダーから、[連絡先.CSV]ファイルを選択。

              1. オプションを選択する

              オプションを選択し、[次へ]をクリックします。

              1. 連絡先]を選択する

              連絡先]を選択し、[次へ]をクリックします。

              1. フィールドの一致]を選択する

              ”●●●.CSV”を次のフォルダーにインポートします。]にチェックし、[フィールドの一致]をクリックします。

              1. フィールドを一致させる

              インポート/エクスポート元]と[インポート/エクスポート先]のフィールドを一致させ、[OK]をクリックします。

              1. 完了]を選択する

              完了]をクリックします。

              1. アドレス帳がインポートされる

              CSVファイル]のアドレス帳がインポートされました。

              ※新Outlook(new Outlook)やWeb版のOutlookでインポートする場合
              新Outlookでは操作画面が異なります。画面左側の「People(連絡先)」アイコンを選択し、[連絡先の管理(Manage contacts)]>[連絡先をインポート(Import contacts)]の手順で、UTF-8形式で保存したCSVファイルをアップロードしてください。

              データの保存方法にも気を付けよう

              エクスポートしたデータは、さまざまな媒体に保存可能です。代表的な保存媒体は、以下の3通りです。

              • CD/DVD
              • USBメモリ/外付けHDD
              • オンラインストレージ上に保存

              インポートしたいデバイスによって、保存する媒体が変わってくるでしょう。USBやオンラインストレージは、インポートしやすさが特徴です。しかしながら、間違って違うデバイスにインポートしやすいので、取り扱いは十分注意しましょう。

              エクスポートする際の注意点

              エクスポートする際に、良く起こる問題点や仕様変更に伴う注意点について紹介します。

              新Outlook環境への移行と制限事項

              新Outlook(new Outlook)では、従来のclassic Outlookと操作画面が異なるだけでなく、データ移行の前提となる仕組みが変わっています。旧Outlookでローカル(「このコンピューターのみ」)に保存されていた連絡先は、新Outlookへ自動同期されず見えなくなるケースがあります。そのため、ローカルの連絡先はあらかじめCSVファイルで書き出し、新Outlook側でインポートする対応が必要です。

              なお、Outlookの連絡先移行は、ユーザー操作だけでなくIntuneなどの管理ポリシーの影響を受ける場合があります。端末管理が有効な環境(MDMなど)では、連絡先の保存や外部への書き出しがセキュリティポリシーによって制限・無効化されている可能性があるため、エラーになる場合は社内の情シス部門へ設定を確認してください。

              エクスポートするときは、一旦ローカルに保存

              エクスポートする際に、ファイル保存先を直接外付けハードディスクやネットワークドライブにすると「権限がない」とエラーになる場合があります。その際は一旦PCのデスクトップ等(ローカル)に保存してから、データ移動をしましょう。

              なお、インポートもローカルにバックアップデータを持ってきた上で実行すると良いでしょう。クラウド全盛の現在でも、PC交換やクラウド障害に備えたローカルバックアップは非常に有効です。

              エクスポートしたデータが破損した場合

              Microsoft Outlook 2013 と Microsoft Outlook 2016などでは、破損したデータを修復可能です。「Scanpst.exe」を起動させると修復できます。

              なお、「Scanpst.exe」でも、何も回復できない場合もあることに留意してください。

              インポートする際にはスリム化が効率的

              データ容量が多い場合、インポートに時間がかかる可能性があります。連絡先が多い場合には、エクスポートするときにデータをスリム化や分割することをおすすめします。

              バックアップとして定期的にエクスポートしよう

              PCの移行をする場合以外にも、Outlookの連絡先は定期的なバックアップをし、他の場所にデータを保存することがおすすめです。

              万が一データが消えても、バックアップを取得しておけば復旧でき、リスク分散になります。クラウドへのデータ移行時なども予期せぬ欠落が起こり得るため、できるだけ二重にバックアップをとるように心がけましょう。

              Jicoo(ジクー)について

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