【誰でも簡単】無料版Google Meetでオンライン会議を開催する方法

2025年6月19日(木)
目次
  • 1. Google Meetとは
    • 2. 無料版Google Meetの特徴・機能
      • 3. 無料版Google Meetの使用方法
        • 4. 無料版と有料版の違い
          • 5. Google Meetのよくあるトラブル
            • 6. 他のツールとの違い
              • 7. まとめ
                • 8. Jicoo(ジクー)について

                現在ビジネスにおいて、オンラインミーティングが当たり前に開催される世の中になっています。リモートワークが普及し、オンラインのツールを使えるのが必須条件になっているといっても過言ではありません。

                そこで、会社のオンライン会議や取引先との打ち合わせを開催するならGoogle Meetがおすすめです。

                しかし、「無料版Google Meetは何ができるの?」「他のオンラインミーティングツールとの違いは?」などの疑問を持つと思います。

                本記事では、Google Meetの基本機能や使用方法、無料版と有料版や他ツールとの違いを分かりやすく解説していきます。

                皆さんのビジネスへの活用のために、ぜひ参考にしてみてください。

                Google Meetとは

                Google Meetとは、Google社が提供するWeb会議ツールのことです。オンライン会議はもちろん、オンライン講座や教室にも利用されています。

                Google Meetのメリット

                Google Meetを使用するメリットは次の4つです。

                • 無料版でも60分の会議が可能
                • Googleアカウントがあれば誰でも利用可能
                • 他のGoogleのサービスと連携できる
                • セキュリティ性能に優れている

                無料版でも60分の会議が可能

                無料版Google Meetでは3名以上でも60分の会議をおこなうことが可能です。普段のミーティングや簡単な打ち合わせなど60分以内の会議であれば無料版で十分でしょう。

                また、1対1の場合は24時間会議ができるため、打ち合わせにぴったりのツールです。

                Googleアカウントがあれば誰でも利用可能

                Google Meetはアプリが不要で、Googleアカウントを持っていれば誰でも利用可能です。

                つまりブラウザとインターネット環境あれば、どこでも会議を開催したり参加したりできます。

                他のGoogleのサービスと連携できる

                Google にはGoogleカレンダー、Googleドキュメント、Googleスプレッドシートなどブラウザ上の便利なサービスが多くあります。

                会議の予定をGoogleカレンダーに共有したり、GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートで作成した資料を会議の参加者に 事前共有したりできます。

                Google Meetと他のGoogleのサービスを連携することで、会議がより一層充実します。

                セキュリティ性能に優れている

                Google社では徹底的なセキュリティ対策が行われているため、安心して会議をすることが可能です。機密性の高い内容もミーティングの中で話し合えます。

                無料版Google Meetの特徴・機能

                Google Meetを使うにはどんな機能が備わっているのか気になると思います。

                ここでは無料版Google Meetの基本機能や制限について説明していきます。

                基本機能

                無料版Google Meetの基本機能は次の通りです。

                • チャット
                • 画面共有
                • スケジューリング
                • 背景画像の変更
                • 字幕表示

                チャット

                会議中にチャットを使って、参加しているメンバーに対してメッセージを送ることが出来ます。

                参考資料のURLを送って資料を見ながら説明したり、会議の最後にアンケートのURLを送信し会議の感想を回答してもらったりと、チャットの活用方法はさまざまです。

                画面共有

                Google Meetでは画面共有ができます。現在開いているブラウザや作業中の画面が共有可能で、参加者に仕事の流れややり方を教えるときに便利です。

                スケジューリング

                Googleカレンダーと連携させて会議のスケジューリングが可能です。会議日程が決まり次第カレンダーに共有できるため、会議を忘れることがありません。

                背景画像の変更

                Google Meetでは背景画像を変更できます。背景をぼかしたり既存の背景画像を選択したりすることで、部屋の状況や他社からの目を気にせず会議に集中できるため大変便利な機能です。

                字幕表示

                Google Meetには字幕の表示機能があります。

                会議参加者には聴覚障害の方や海外の方がいることがあるでしょう。そこで字幕を表示すればお互いにコミュニケーションが取れて会議もスムーズに進みます。

                無料版の制限

                無料版Google Meetには時間制限と参加人数に制限があります。

                時間制限については、参加者が3名以上の場合は60分まで、1対1での利用は24時間利用可能です。

                また参加可能人数は最大100名となっています。60分以内で小規模な会議や打ち合わせを行うなら無料版でも十分に活用できます。

                無料版Google Meetの使用方法

                ここでは主催者としてオンライン会議を開催する方法と、参加者として会議に出席する方法を紹介します。

                オンライン会議の開催方法

                主催者としてオンライン会議を開く方法は2つあります。

                • Googleカレンダーで予定を作成する
                • Google Meetで作成する

                Googleカレンダーで予定を作成する

                1. 会議を開きたい日時を選択
                1. 「ビデオ会議を追加」をクリック
                1. 招待する人に会議のリンクを共有

                Google Meetで作成する

                1. Google Meetの画面を開く
                1. 「新しい会議を作成」をクリック

                〈今すぐ開催する場合〉

                ・「会議を今すぐ開始」をクリック

                ・招待する人に会議のリンクを共有

                〈会議の予定を立てる場合〉

                ・「Googleカレンダーでスケジュールを設定」をクリック

                ・会議を開きたい日時を選択

                ・招待する人に会議のリンクを共有

                オンライン会議の参加方法

                オンライン会議に参加する方法は下記の2つです。

                • Googleカレンダーから開く
                • メールやチャットメッセージから開く

                Googleカレンダーから開く

                1. Googleカレンダーを開く
                1. 参加したい予定をクリック
                1. 「Google Meet に参加する」をクリック
                1. 「参加」 をクリック

                メールやチャットメッセージから開く

                1. 送られたURLをクリック
                2. 表示された手順で会議に参加

                無料版と有料版の違い

                有料版の中でもグレードがいくつかあります。無料版と有料版の違いを以下の表に記します。

                  無料版 有料版(Business Starter) 有料版(Business Standard) 有料版(Business Plus) 有料版(Enterprise)
                月額料金 無料 680円 1,360円 2,040円 要問い合わせ
                時間制限 60分 24時間 24時間 24時間 24時間
                最大参加人数 100人 100人 150人 500人 1,000人
                録画・保存 × ×
                ブレイクアウトルーム × ×
                アンケート × ×
                ノイズキャンセリング × ×
                ライブストリーミング × × × ×

                参考:Google Workspace の各エディションの Meet 機能を比較する – Essentials – Google Workspace 管理者 ヘルプ

                機能

                「Business Standard」以上の有料プランから利用可能な機能は次の通りです。

                • 画面録画・保存
                • ブレイクアウトルーム
                • アンケート(投票)
                • ノイズキャンセリング

                画面録画・保存

                画面録画・保存は会議を録画し記録できます。当日事情があり不参加だった人に会議内容を共有できるため便利な機能です。

                ブレイクアウトルーム

                ブレイクアウトルームとは参加者を少人数に分けてグループワークができる機能です。大企業の場合、会議の参加人数が多くなるためグループワークを開催するときに役に立つでしょう。

                アンケート(投票)

                会議の際、多数決を取る場面があると思います。アンケート機能を利用すれば投票数がすぐ分かり時間を無駄にせず会議を進められます。

                ノイズキャンセリング

                ノイズキャンセリングは周りの環境音や雑音を削除する機能です。ノイズキャンセリングを使用することで受講する環境を気にせず会議に集中できます。

                時間制限

                無料版では3人以上の場合は60分のみの利用となりますが、有料版では3人以上でも24時間の利用が可能です。1時間以上の会議を頻繁に行う場合は有料版を使うことをおすすめします。

                人数制限

                有料版は「Business Standard」で150人、「Business Plus」が500人、「Enterprise」なら1,000人まで参加可能です。開催する会議の規模が100人以下であれば無料版、または有料版「Business Starter」でよいでしょう。

                料金

                有料版の月額料金は「Business Starter」が680円、「Business Standard」が1,360円、「Business Plus」が2,040円となっています。

                時間制限や最大参加者数、収容機能が多いほど料金も高くなります。各プランの機能と料金を吟味して、それぞれに合ったプランを選ぶことが大切です。

                Google Meetのよくあるトラブル

                普段からGoogle Meetを使い慣れていないと、トラブルが起きたとき対処法が分からずパニックになってしまいます。

                そこで、Google Meetにおいてよくあるトラブルとその対処法を紹介します。

                カメラが映らない

                会議に参加したときにカメラが映らない場合は、Google Meetへのカメラのアクセス権を許可していないことが原因です。カメラのアクセス権を許可するには次のことを行ってください。

                • 会議を始める時に表示されるポップアップで、カメラの使用を許可する
                • パソコンの「設定」から「プライバシー」を開き、カメラのアクセス権をオンにする

                マイクが使えない

                会議に参加した際マイクが使えない場合は、Google Meetへのマイクのアクセス権を許可していないことが原因と考えられます。カメラが映らないときと同様に次のことを行うとマイクが使用可能になります。

                • 会議を始める時に表示されるポップアップで、マイクの使用を許可する
                • パソコンの「設定」から「プライバシー」を開き、マイクのアクセス権をオンにする

                他のツールとの違い

                ここで無料版Google Meetと他の無料版ツールを比較していきましょう。

                今回はZoom、Teamsの機能や制限を紹介し Google Meetと比べます。

                Zoom

                ZoomはZoomビデオコミュニケーションズ社が提供するWeb会議ツールです。特徴や機能は次の通りです。

                機能:ビデオ通話、音声通話、チャット、画面共有、録画・保存、ブレイクアウトルーム

                時間制限:40分

                最大参加人数:100人

                パソコンでの利用環境:アプリ

                Zoomでは無料版でも画面録画・保存、ブレイクアウトルームの機能を利用できます。会議記録をしたい人や小人数でグループワークを行う企業におすすめです。ただし、時間制限が40分と短くアプリの取得が必須のため、60分以上の会議はできません。

                Teams

                TeamsはMicrosoft社が運営しているオンラインツールです。機能や制限については以下の通りです。

                機能:ビデオ通話、音声通話、チャット、画面共有、投票、ライブストリーミング

                時間制限:60分

                最大参加人数:100人

                パソコンでの利用環境:ブラウザ

                Teamsの無料版では投票やライブストリーミングが可能です。多数決が必要な会議を行う人やリアルタイムで動画やセミナーを配信する人に合っています。しかし、Microsoft製のツール以外との連携が低く、操作性が他のツールと比べて直観的でないことが懸念点です。

                まとめ

                Google Meetはブラウザ上で利用可能なオンライン会議で、Googleアカウントを持っていれば誰でも利用できるツールです。GoogleカレンダーやGoogleドライブなど、Google社の他サービスと連携させて会議の効率化を図れます。

                無料版Google Meetがおすすめの人は次の通りです。

                • 少人数で60分以内の会議をおこなう人
                • 操作が分かりやすくオンライン会議初心者の人
                • 普段からGoogleのツールを利用しており会議で共有したい人

                手軽にオンライン会議を始められるツールとして、ぜひ無料版Google Meetを活用してみてください。

                Jicoo(ジクー)について

                セールスや採用などのミーティングに関する業務を効率化し生産性を高める日程調整ツール。どの日程調整ツールが良いか選択にお困りの方は、まず無料で使い始めることができサービス連携や、必要に応じたデザインや通知のカスタマイズなどの機能が十分に備わっている日程調整ツールの導入がおすすめです。

                チームで使える日程調整ツール「Jicoo」とは?

                Jicoo(ジクー)はGoogleカレンダー、Outlook、iCloudカレンダー等と接続して予定の空き状況をリアルタイムに取得!ダブルブッキングを確実に防ぎ日程調整を自動化。 またチーム内での担当者割当やWeb会議のURL発行、キャンセルやゲストへのリマインド対応などの予約管理まで、個人と法人のミーティング業務を自動化し、チームを効率化する予約プラットフォームです。
                カレンダーと接続して予約ページ作成
                カレンダーと接続して予約ページ作成
                GoogleカレンダーやOutlookなど利用中のカレンダーサービスと接続するだけで予約ページを作成。
                空き状況をリアルタイムに表示
                空き状況をリアルタイムに表示
                カレンダーの予定を確認し、予約可能な日程を自動で表示します。メールやチャット等で作成した予約ページのURLを共有して、日時を予約してもらいましょう。
                Web会議のURLも自動で発行
                Web会議のURLも自動で発行
                ゲストが都合の良い日時を選択すると予約完了。あなたのカレンダーに予定が自動で入りWeb会議のURLも自動で発行されます。
                法人・チーム利用のお問い合わせ
                シェア