【図解】OutlookにGoogleカレンダーを同期・表示する方法|更新が遅い時の対処法も

2026年4月2日(木)
目次
  • 1. Outlook予定表にGoogleカレンダーを同期 できること、できないこと
    • 2. Outlook予定表にGoogleカレンダーを同期する方法
      • 3. 同期したカレンダーを見やすくアレンジしよう
        • 4. 「同期しない」ではなく「同期が遅い」すぐに同期する裏ワザと対処法
          • 5. Outlook予定表にGoogleカレンダーを同期して予定をひと目で確認できるようにしよう
            • 6. Jicoo(ジクー)について

            会社で使うWebカレンダーはOutlook、プライベートや社外取引相手との共有カレンダーはGoogleという方は多いのではないでしょうか。

            Outlook予定表とGoogleカレンダーを見比べて予定調整するよりも、一つのカレンダーに両方表示されていたら楽ですよね。

            Outlook予定表の「インターネット予定表」追加機能を使えば、Googleカレンダーの予定をICSフィードとしてOutlookに表示できます。

            Outlookに同期したGoogleカレンダーは、他のアカウントに共有できないしくみになっているため、あやまって社内の人にプライベートの予定を公開してしまうことはありません。

            同期設定はとても簡単です。


            本記事では、デスクトップ版のOutlookとWeb版のOutlookでの同期方法を解説します。複数のカレンダーを見やすく表示する方法や、同期が遅い・うまくいかないときの対処法も紹介していますので、あわせてご確認ください。

            Outlook予定表にGoogleカレンダーを同期 できること、できないこと

            Outlook予定表にGoogleカレンダーを同期したときに、できることとできないこと、そして環境による制限を解説します。

            Outlook予定表からもGoogleカレンダーの予定を表示できる

            Outlook予定表に、Outlookアカウントの予定表とは別に、Googleカレンダーを表示できます。

            複数のGoogleカレンダーをOutlook予定表に同期できる

            Outlook予定表には、複数のGoogleカレンダーを追加できます。

            Outlook予定表からGoogleカレンダーには書き込めない

            標準のICS購読機能を利用した同期はあくまで「閲覧専用」となります。Outlook予定表からGoogleカレンダーの予定を表示することはできますが、編集や追加などの「書き込み」はできません。
            また、同期した予定は同僚からのスケジュール調整時には見えないため、ダブルブッキング(重複予約)のリスクが残る点には注意が必要です。

            Googleカレンダーを更新しても即座には反映されない

            Googleカレンダーに予定を追加しても、Outlookにはリアルタイムでは反映されません。
            同期は定期的なインターネットカレンダーの取り込み(ポーリング)で行われるため、予定が反映されるまでに通常1〜3時間程度(約3時間おき)かかります。以前は最大24時間程度かかるとされていましたが、現在のOutlookでは更新頻度が向上しており極端な遅延は発生しにくくなっています。それでも分刻みで変更されるスケジュールの管理よりも、大まかな空き状況の確認や長期予定の把握に向いています。

            10MBを超える大容量カレンダーは取り込めない

            Outlookの仕様上、.icsファイルのサイズが10MBを超えるとインポートや同期に失敗します。過去の予定が膨大にある長年使ったGoogleカレンダーを同期する際は、古い予定を間引いてファイルサイズを落としたり、年度ごとに分割したりするなどの整理が必要です。また、インポート作業自体に思いのほか時間がかかる場合もあります。

            Mac版・iOS版Outlookではグループ表示ができない

            Windows版やWeb版とは異なり、Mac版およびiOS版のOutlookアプリには「グループ予定表(共有カレンダー)」を一つにまとめて見やすく表示する機能がありません。追加した複数のカレンダーがフラットに一列表示されてしまうため、社員数が多い環境などで複数のカレンダーを登録すると非常に使いづらくなります。社内にMacユーザーが多い場合は、無理にデスクトップアプリに集約せず、Web版のOutlookを利用するか、Googleカレンダーをメインで継続利用することも視野に入れましょう。

            Outlook予定表にGoogleカレンダーを同期する方法

            Outlook予定表にGoogleカレンダーを同期する手順は次の通りです。

            1. Googleカレンダーで同期用のURLを取得する
            2. Outlook予定表の共有で、取得したURLを入力する
            3. 同期する

            Googleカレンダーで同期用URLを取得する

            Googleカレンダーを開きます。

            マイカレンダーの中から同期するカレンダー名にマウスをあてると、[]マークが表示されますので、クリックしてください。

            次に[設定を共有]をクリックして開きます。

            設定画面のメニューから、[カレンダーの統合]をクリックします。

            カレンダーの統合メニューから、[iCal形式の非公開URL]を探します。

            カレンダーを一般公開(誰でも閲覧できるようにする)にしない場合は、必ず「非公開URL」を選びましょう。

            iCal形式の非公開URL]の枠内にある[コピー]マークをクリックします。

            ※このURLは非常に長いため、手動でコピー&ペーストすると一部が欠けたり余分なスペースが入ったりしがちです。入力ミスが原因で「予定表を追加できない」といった同期エラーになるケースが少なくないため、必ずコピーボタンを利用してください。

            セキュリティに関する警告が表示されます。
            内容を確認して、[OK]を押します。

            これでURLのコピーが完了しました。

            Web版Outlookを利用される方は、「Web版Outlook予定表に予定表を追加する」に、
            デスクトップ版Outlookを利用される方は、「デスクトップ版Outlook予定表に予定表を追加する」に進んでください。

            Web版Outlook予定表に予定表を追加する

            Web版のOutlook予定表を開きます。

            予定表を追加]をクリックしてください。

            予定表を追加メニューにある[Webから定期受信]をクリックします。

            URLの入力欄が表示されます。

            入力欄をクリックして、[Ctrl]+[V]で貼り付けします。

            追加する予定表の設定をしましょう。

            1. 予定表の名前…予定表の名前を入力
            2. …予定の色を選択
            3. チャーム…予定に付ける目印を選択 つけない場合は設定しなくてもよい
            4. リストに追加…予定表リストのどこに表示するか選択

            設定ができたら、[インポート]をクリックします。

            自動でOutlook予定表画面に戻ります。

            個人の予定表に、追加したGoogleカレンダー「Google」が表示されています。

            カレンダー欄には、「Google」の予定がチャーム+黄色で表示されました。

            Web版カレンダーの同期を解除する方法

            Googleカレンダーの同期を解除するときは、カレンダー名にマウスをあて、[]をクリックします。

            メニューから[削除]をクリックします。

            警告メッセージが表示されます。
            削除]をクリックしてください。

            ここでGoogleカレンダーを削除しても、元のGoogleカレンダーからは削除されません。

            デスクトップ版Outlook予定表に予定表を追加する

            デスクトップ版のOutlook予定表を開きます。

            ホームタブにある[+予定表の追加]を開きます。

            次に、[インターネットから]をクリックしてください。

            新しいインターネット予定表購読]が開きます。

            入力枠に[Ctrl]+[V]で貼り付け、[OK]をクリックします。

            Outlook予定表に、Googleカレンダーが追加されました。

            追加時はカレンダーが表示されていないので、カレンダーを表示しましょう。

            Googleカレンダーのチェックボックスをクリックします。

            Googleカレンダーが表示されました。

            デスクトップ版カレンダーの同期を解除する方法

            Googleカレンダーの同期を解除するときは、カレンダー名を右クリックします。

            メニューが表示されますので、[予定表の削除]をクリックします。

            警告メッセージが表示されます。

            内容を確認して、[はい]をクリックしてください。

            ここでGoogleカレンダーを削除しても、元のGoogleカレンダーのデータには影響しません。

            同期したカレンダーを見やすくアレンジしよう

            一つの予定表にまとめて表示する

            カレンダーを増やした分、予定表が追加されます。
            数が増えると、表示内容が少なくなり予定が確認しづらくなります。

            一つの予定表に複数のカレンダーを表示して見やすくしましょう。

            カレンダーをまとめるには、カレンダー名の左側にある[]をクリックするだけです。

            分割表示に戻したいときは、[]をクリックしてください。

            カレンダーごとに予定の色を変更する

            それぞれのカレンダーの色が同じ色だとひと目でどの予定か分かりづらいですね。
            色が多すぎても分かりにくくなってしまいます。

            カレンダーの数が多いときは、ジャンルごとで同じ色にするなど、使い方に合わせてカレンダーの表示色を変更しましょう。

            カレンダーの色を変更するには、カレンダー名を右クリックします。

            ]をクリックすると、変更メニューが表示されます。

            変更したい色をクリックします。

            色が変更されました。

            「同期しない」ではなく「同期が遅い」すぐに同期する裏ワザと対処法

            Outlook予定表にGoogleカレンダーを同期したあと、Googleカレンダーを更新してもOutlook予定表に反映されず、「同期しない」と勘違いしてしまうことがあります。

            前述の通り、GoogleカレンダーとOutlook予定表の標準連携は「約3時間おき」の更新となるため、反映にタイムラグがあるのが仕様です。海外のテレメトリ調査でも、ICS購読による一方向の集約はスケジュール調整の時間を大幅に削減(1日平均6.8分から1.2分へ)する低リスクで信頼性の高い方法と評価されていますが、即時反映されない点は留意が必要です。

            そこで、すぐに最新の予定を取得する裏ワザや、同期トラブル時の対処法をいくつか紹介します。

            1. デスクトップ版Outlookで手動送受信を行う

            Windowsのデスクトップ版Outlookを利用している場合、キーボードの[F9]キーを押すか、リボンの「送受信」タブから「すべてのフォルダーを送受信」をクリックすることで、強制的に最新の予定表データを取得できます。

            また、「送受信グループ」の設定から自動送受信の間隔を5分〜10分程度に短縮することで、更新頻度を上げることも可能です。ただし、極端に短い間隔にするとサーバーに負荷がかかるため設定には留意してください。

            2. カレンダーを再追加して強制的に読み込む

            Web版Outlookを利用している場合や、長年問題なく表示されていたGoogleカレンダーが突然Outlook上から消えてしまった等の原因不明のトラブル時には、一度Googleカレンダーを再追加(再購読)する方法が有効です。パスワードの変更等で連携が途切れてしまった場合も、リンクを再取得・再登録することで改善することがあります。

            GoogleカレンダーのURLをコピーします。
            詳しい手順は「Googleカレンダーで同期用URLを取得する」を参照してください。必ず新しいURLを取得し直すのがポイントです。

            Outlook予定表を表示します。

            既存のカレンダーは削除してもしなくても構いません(不要であればカレンダー名を右クリック等で削除してください)。

            +予定表の追加]をクリックします。

            インターネットから]を開き、コピーしたURLを[Ctrl]+[V]で貼り付けます。
            OK]を押しましょう。

            最新のGoogleカレンダーが表示されました。

            色が変更されてしまいますので、必要であれば再設定してください。

            【参考】双方向同期やリアルタイム連携を行いたい場合は?

            標準のICS購読機能は閲覧専用のため、より即時性のある連携や双方向での書き込みを求める場合は以下の方法も考えられますが、それぞれ導入には注意が必要です。

            • 外部ツールや独自スクリプトの活用:「Zapier」などの自動化ツールや「SyncGene」といったサードパーティ製サービス、あるいはGoogle Apps Script(GAS)を用いた独自スクリプトを使うことで、両カレンダーの予定を双方向に同期するアプローチがあります。ただし、これらを利用しても「平均8分程度のタイムラグ」が発生したり、予定の二重登録・削除漏れといったデータ整合性の問題、トークン切れによる再認証の手間などの運用リスクを伴います。自社のセキュリティポリシーとの兼ね合いも含め、慎重に設計してください。
            • 新しいOutlookアプリへの移行:現在展開されている「新しいOutlook for Windows(Web版ベース)」では、ICS対応が順次追加されており、「予定表の追加」→「Webから定期受信」のメニューからGoogleカレンダーのURL登録が可能です。なお、Microsoftは企業向けの新しいOutlookへの強制移行期限を「2027年3月」まで1年間延期しました。そのため、現在従来のデスクトップ版で構築しているICS連携運用を、焦ってすぐ変更する必要はありません。

            Outlook予定表にGoogleカレンダーを同期して予定をひと目で確認できるようにしよう

            Outlook予定表にGoogleカレンダーを同期すると、予定の確認と調整の効率を大幅に改善できます。

            • Outlookで管理している仕事の予定とGoogleで管理しているPrivateの予定を同時に確認
            • Googleをメインで使っている取引先とのカレンダー共有
            • Googleの公開カレンダーをOutlook予定表に表示

            さらにGoogleカレンダー自体もアップデートを続けており、タイムゾーン設定の際に長大なリストから探すのではなく、目的の国名や都市名を直接文字入力して検索・選択できるようになりました。これにより、海外拠点や国外クライアントとの日程調整が以前よりもスムーズに行えます。

            Outlookに同期したGoogleカレンダーが他の人に共有されることはありません。
            会社の人には見られたくない個人の予定も安心です。歯医者で今日は残業できない、学校行事で休まなければいけないなどの予定確認もスムーズにできますので、自身の環境に合わせてぜひ導入してみてくださいね。

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