【2026年版】Outlook送信取り消しの方法|成功する条件と、社外への誤送信を防ぐ設定

2026年3月12日(木)
Jicoo(ジクー)
目次
  • 1. Outlook送信取り消しをできる条件
    • 2. Outlook送信取り消しの方法
      • 3. Outlook送信取り消しの注意事項
        • 4. Outlook誤送信を防ぐための設定
          • 5. Outlook送信取り消し まとめ
            • 6. Jicoo(ジクー)について

            メールは毎日の業務に欠かせないものです。

            1日に何十件ものメールを送信している方もいるのではないでしょうか。

            多くの量のメールを送信していると、宛先の間違いや、添付ファイルの付け忘れなどのミスが起こりやすくなります。

            ある条件下では、送信したメールの取り消し・削除ができるので、もしもの時のために削除方法について覚えておきましょう。近年では、クラウド型の新しいリコール機能の登場や、モバイルアプリでの取り消し対応など、機能の改善も進んでいます。

            また、メールの誤送信を未然に防ぐためにOutlookでおこなうべき設定や運用上の工夫もあわせてご紹介しますので、ぜひ実践してみてください。

            Outlook送信取り消しをできる条件

            Outlookで送信取り消しができるといっても、すべてのメールを取り消すことができるわけではありません。

            これから紹介する3つの条件を満たしている必要があります。取り消しができないことが判明した場合は、相手に謝罪のメールを早めに送ることが重要です。

            1 .法人向けのMicrosoft365を利用している場合

            OutlookはMicrosoft 365のアプリケーションの1つです。

            Microsoft 365のプランには個人向けと法人向けがありますが、Outlookで送信取り消し機能(リコール)を利用するには、Exchange Onlineを含む法人向けの契約をしている必要があります。

            法人向けプランの中にもさまざまな種類があるので、ご自身のアカウントがどのプランに該当するかはMicrosoft 365の管理画面等で確認してください。

            2 .同じ組織内の宛先の場合

            Outlookで送信取り消しができるのは、同じ組織内、つまり同じ会社内の人に向けたメールに限定されます。社外の取引先などへのメールは対象外となります。

            3.対象のメールが未読の場合(例外あり)

            原則として、送信を取り消したいメールを受信者がまだ開いていない(未読の)状態であれば、削除の処理が可能です。

            ただし、最新のクラウドベースのリコール機能が導入されている環境では、管理者がポリシーを変更することで「受信者が既読にしたメールでもリコールを試行する」ことが許可できるようになっています。とはいえ、内容をすでに見られている可能性は高いため、誤送信に気づいた際の早急な対応が必要です。

            Outlook送信取り消しの方法

            上記の条件に当てはまっていた場合は、さっそく取り消しの作業をおこないましょう。

            ここでは従来のデスクトップ版(クラシック版)Outlookでの手順を解説します。

            Outlookの「送信済みアイテム」から、送信を取り消したいメールを探しましょう。

            見つけることができたら、対象のメールをダブルクリックして新しいウィンドウで開きます。

            対象のメールを新しいウィンドウで開けたら、画面上部の「ファイル」タブを選択します。

            情報」のカテゴリーの中から「メッセージの再送信と取り消し」を選択します。

            メッセージの取り消し」を選択します。

            新たなウィンドウが表示されます。

            未読ならば、受信トレイから削除する」を選択して、「OK」を押してください。これで、取り消しの作業は終わりです。

            送信取り消しの対象のメールを確認すると、メール上部に「このメッセージを(年月日・時間)に取り消そうとしました。」というメッセージが表示されます。

            この後、数分待ちます。取り消しが成功した場合は、「メッセージの取り消し成功」という件名のメールが届きます。

            なお、クラシック版Outlookを利用する場合、アプリのバージョンに注意が必要です。2024年初頭のアップデート不具合により「送信取り消しが失敗し、受信者に元のメールと取り消し要求メールの両方が届いてしまう」問題が一部で発生しました。現在はバージョン2403以降で修正されているため、アプリを常に最新状態にアップデートしておくことが確実な動作につながります。

            また、2025年5月からはモバイル版(iOS/Android)のOutlookアプリでも送信取り消し機能が順次サポートされており、スマートフォン上からでも直感的にリコール操作が可能になっています。

            Outlook送信取り消しの注意事項

            Outlookの送信取り消し機能は日々改善されていますが、いくつかの制約や注意点があります。

            間違えてメールを送信してしまい、取り消したとしても本当に取り消せているのか不安になるケースも多いため、仕様を正しく理解しておきましょう。

            取り消しの通知に関する仕様

            従来のOutlookでは、送信取り消しをおこなった後、取り消しに失敗した場合には通知が届かないことが一般的でした。また、成功していてもシステム上の原因で通知が来ない場合があり、確実な確認手段とは言えませんでした。

            しかし、最新のクラウド型リコール機能ではこれらの挙動が見直されています。サーバー側での処理により成功率そのものが大幅に向上したことに加え、管理者の設定によって「取り消したメールの受信者に通知を送るオプション」も利用可能になりました。これにより、「突然メールが消えた」と受信者が混乱するのを防ぐことができます。

            お客様宛(社外)のメールは取り消しできない

            Outlookで送信を取り消したい状況は、社内向けよりもお客様など社外宛てのメールの方が多いかもしれません。

            しかし、プライバシーや法的な理由から、外部サーバーへ送られた社外宛てのメールを強制的に削除する機能は許可されておらず、送信取り消しはできません。

            一方で、社内メールの取り消し機能は強化されており、2024年10月からは情報保護ラベル等で「暗号化されたメール」であっても条件を満たせば取り消しが可能になりました。

            どうしても社外への情報漏洩を防ぎたい場合は、送信取り消し機能に頼るのではなく、重要なメールに自動で暗号化や閲覧制限ラベルを付与する運用(DLP対策)を導入し、誤送信しても中身を見られないように保護するアプローチが推奨されています。

            Outlook誤送信を防ぐための設定

            取り消し機能には限界があるため、最も有効な対策は「送信ボタンを押した直後に送信を保留する」仕組みを活用することです。

            ここでは、クラシック版Outlookで送信ボタンを押した後、1分後にメールが送信されるように設定する「仕分けルール」の方法をご紹介します。

            Outlookのトップ画面から「ファイル」タブを開きます。

            情報」カテゴリーの中から、「仕分けルールと通知」を選択します。

            電子メールの仕分けルール」タブの「新しい仕分けルール」を選択します。

            送信メッセージにルールを適用する」を選択します。

            すべてのメールを1分後に送信したい場合は、何もチェックを入れずに「次へ」を選択します。

            特定の件名や宛先のみを1分後送信にしたい場合は、チェックを入れて設定してください。

            上記の画面が表示されたら、ステップ1で「指定した時間 分後に配信する」にチェックを入れます。

            ステップ2の枠の中の青い文字になっている「指定した時間」を選択します。

            上記の画面が表示されたら、「1」を選択し、「OK」を押します。もう少し時間に余裕を持ちたい方は、「2」や「3」にしてもよいかもしれません。

            上記の画面が表示されたら「完了」を選択します。

            上記の画面が表示されたら、仕訳ルールが正しく設定されているか確認した後「適用」を選択してください。これで、1分後に送信する設定は完了です。送信後1分間はメールが「送信トレイ」に留まるため、その間にミスに気づけば編集や取り消しが可能です。

            新OutlookやWeb版の「Undo Send(送信の取消)」機能

            現在移行が進んでいる「新しいOutlook for Windows」や、Web版(Outlook on the web)、Mac版を利用している場合は、上記のような仕分けルールではなく「Undo Send(送信の取消)」という機能が標準で用意されています。

            これは、送信ボタンを押した直後、設定した秒数(最大10秒程度)だけ画面下部に「元に戻す」ボタンが表示され、配信をキャンセルできる機能です。相手に送られてしまったメールを回収するのではなく、「送信処理そのものを数秒間遅延させる」ことで確実に取り消しができるため、最新の環境を利用している方はこの設定を有効にしておくことを強くおすすめします。

            Outlook送信取り消し まとめ

            今回はOutlookの送信取り消しの方法について説明しました。

            送信取り消しをおこなうには、法人プランであることや、同じ組織内であることなど、いくつか条件を満たしている必要があります。最新のアップデートにより、暗号化メールのリコール対応や、既読メールの取り消し許可、モバイルアプリへの対応など機能は大幅に強化されています。

            しかし、相手がすでにメールの内容を読んでしまったり、社外へ転送されてしまった後では、取り返しがつきません。取り消しをおこなう際は、100パーセント成功するとは限らないということを覚えておきましょう。

            Outlookの送信取り消しは便利ですが、社外の方へのメールは取り消せないという絶対的な制約があります。そのため、取り消し機能に依存するのではなく、誤送信を防ぐことに注力することが最も重要です。

            送信取り消しに合わせてご紹介した、仕分けルールによる「1分間の送信保留」や、新機能である「Undo Send(送信の取消)」を活用すれば、送信直後にミスに気が付いた際、確実に送信をストップすることができます。また、To/CC欄は本文を書き終えてから最後に入力するなどの運用ルールも効果的です。

            いかがでしたか。Outlookの設定をうまくカスタマイズすれば、効率よく、ミスなくメールの作業ができるようになります。さっそく皆さんもご自身のOutlook環境に合わせて、適切な誤送信対策を設定してみてください。

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