【最新・完全版】Backlog(バックログ)徹底完全ガイド!使い方・料金・Jiraとの違いを徹底解説

2025年11月6日(木)
Jicoo(ジクー)
目次
  • 1. Backlogの核心的な価値とは? — 「チームで働くすべての人」を繋ぐ
    • 2. Backlogの主要機能 徹底解説 – プロジェクトを成功に導く5つの力
      • 3. なぜBacklogなのか?導入がもたらす4つの具体的なメリット
        • 4. 【導入事例】JALからLINEヤフーまで。トップ企業が実感する効果
          • 5. 30日間無料で試せる!Backlogの始め方
            • 6. 効果を最大化するBacklogの使い方(基本〜応用)
              • 7. 料金プラン比較:あなたのチームに最適な選択は?
                • 8. 外部ツールとの連携
                  • 9. まとめ:Backlogは、チームのコラボレーションを加速する潤滑油
                    • 10. よくある質問(FAQ)
                      • 11. Jicoo(ジクー)について

                      「Excelでのタスク管理とメールでの報告。もう限界…」
                      「エンジニアと営業、ディレクター間で使う言葉が違い、仕様の認識齟齬が多発している…」
                      「誰がどの作業をしているのか不透明で、プロジェクトの進捗が遅れがち…」

                      もし、あなたのチームがこのようなプロジェクト管理の課題を抱えているなら、その原因は「ツールの分断」と「コミュニケーションの壁」にあるのかもしれません。

                      この記事では、国内シェアNo.1*のプロジェクト管理ツール「Backlog(バックログ)」について、その核心的な価値から具体的な使い方、料金プラン、競合ツールとの比較まで、導入検討に必要な全ての情報を徹底的に解説します。(*出典:株式会社MM総研「プロジェクト管理ツールの国内市場規模・SaaS/パッケージ(ASP・SaaS)のベンダーシェア」2022年12月調べ)

                      この記事を読み終える頃には、なぜBacklogがエンジニアだけでなく、マーケターや営業担当者といった非エンジニアにも愛用されているのか、そしてBacklogがどのようにあなたのチームの生産性を向上させるのかを、明確に理解できるはずです。

                      Backlogの核心的な価値とは? — 「チームで働くすべての人」を繋ぐ

                      Backlogを一言で表すなら、「開発チームとビジネスチームの垣根を越え、誰もが直感的に使える『コラボレーションハブ』」です。

                      多くのプロジェクト管理ツールは、高機能である反面、エンジニア以外には使い方が難しいという課題がありました。その結果、開発チームはJiraやRedmine、ビジネスチームはExcelやスプレッドシート、とツールが分断され、コミュニケーションの断絶や情報の二重管理が発生していました。

                      Backlogが提供する最も重要な価値は、この「分断」を解消することにあります。エンジニア向けのGit/Subversion連携やバーンダウンチャートといった本格的な機能を備えつつ、誰にでも分かりやすいシンプルなインターフェースと、親しみやすいデザインを両立。これにより、職種を問わずチーム全員が同じツール上で会話し、作業を進めることができます。この「専門性と使いやすさの両立」こそが、Backlogがチームのコラボレーションを加速させる独自の強みなのです。

                      Backlogの主要機能 徹底解説 – プロジェクトを成功に導く5つの力

                      Backlogは、プロジェクトのあらゆる側面をカバーする強力な機能を備えています。

                      主要機能 この機能でできること これによって解決する課題
                      課題(タスク)管理 プロジェクトのタスクを「課題」として登録し、担当者、期限、優先度を設定。親子関係でタスクを構造化したり、進捗状況を管理したりできる。 「誰が・何を・いつまでに」が曖昧になるのを防ぐ。作業の抜け漏れや責任の所在が不明確になる問題を解決。
                      ガントチャート&バーンダウンチャート タスクの開始日と完了日を設定するだけで、プロジェクト全体のスケジュールをガントチャートで自動生成。計画と実績のズレをバーンダウンチャートで可視化。 プロジェクトの進捗遅延を早期に発見。視覚的なスケジュール管理により、関係者全員が計画の全体像を共有できる。
                      Wiki機能 プロジェクトに関するドキュメント、議事録、要件定義書、マニュアルなどをチーム内で簡単に作成・共有・編集できる。 情報が個人のPCやメールに散在するのを防ぐ。プロジェクトのナレッジを一元的に蓄積し、新メンバーの早期キャッチアップを支援。
                      Git / Subversion 連携 ソースコードの変更履歴をBacklogの課題と自動で紐付け。コミットメッセージから課題を操作することも可能。 エンジニアがコード管理ツールとプロジェクト管理ツールを行き来する手間を削減。「この修正はどの課題に対応しているか」が一目瞭然になる。
                      コミュニケーション機能 各課題にコメントを付けて議論が可能。「いいね!」で気軽に反応したり、お知らせしたいメンバーにメンションを付けたりできる。 課題に関する議論の履歴が全て記録されるため、後から経緯を追いやすい。メールやチャットでの確認作業を削減。

                      なぜBacklogなのか?導入がもたらす4つの具体的なメリット

                      1. 部門間のコミュニケーションロスを大幅削減
                        全部門が同じプラットフォームを使うことで、情報格差がなくなります。ある導入企業では、仕様変更に関する問い合わせや確認作業の時間が月間20時間以上削減され、開発の手戻りが劇的に減少しました。
                      2. プロジェクト進捗の完全な「見える化」
                        ガントチャートやカンバンボード機能により、誰が見てもプロジェクトの現状とボトルネックが明確に。これにより、マネージャーは問題の早期発見と迅速な対策が可能になり、プロジェクトの納期遵守率が向上します。
                      3. 情報共有の効率化とナレッジの蓄積
                        Wikiや課題コメントに情報が集約されることで、報告書作成や引継ぎの工数が大幅に削減されます。これにより、業務が属人化するのを防ぎ、組織全体の知的資産としてナレッジが蓄積されます。
                      4. 「仕事が楽しい」文化の醸成
                        Backlogは、スター機能や「いいね!」、可愛いキャラクターなど、仕事を楽しむための工夫が随所に施されています。これにより、チーム内のポジティブなコミュニケーションが活性化し、従業員のエンゲージメント向上にも繋がります。

                      【導入事例】JALからLINEヤフーまで。トップ企業が実感する効果

                      Backlogが多様な業種・規模の企業でどのように活用されているかを見てみましょう。

                      企業名 導入前の課題 導入後の具体的な成果
                      日本航空株式会社 (JAL) Webサイトのリニューアルプロジェクトで、数百人規模の関係者が関わる中、タスク管理や情報共有がメールとExcel中心で限界を迎えていた。 Backlogを導入し、約3,000のタスクを一元管理。進捗状況がリアルタイムで可視化され、関係者間の認識齟齬が解消。大規模プロジェクトを円滑に推進できた。
                      LINEヤフー株式会社 複数のサービス開発において、エンジニア、デザイナー、企画担当者がそれぞれ異なるツールを使い、情報が分断されていた。 全社のプロジェクト管理をBacklogに統一。職種を問わず誰でも使える操作性で、部門間のスムーズな連携を実現。開発スピードとサービス品質の向上に貢献。
                      株式会社LIXIL 人事部門において、評価や研修などの業務が属人化し、進捗管理が不透明だった。 Backlogを導入し、人事関連のタスクとスケジュールを管理。業務の標準化と進捗の見える化を実現し、担当者不在時でも業務が滞らない体制を構築した。

                      30日間無料で試せる!Backlogの始め方

                      Backlogは、チームですぐに試せる30日間の無料トライアルを提供しています。

                      1. 公式サイトでプランを選択し登録
                        Backlog公式サイトにアクセスし、「無料で試してみる」をクリック。試したいプラン(スタンダード以上がおすすめ)を選択し、必要な情報を入力します。
                      2. スペースを作成する
                        登録後、あなたのチーム専用のURL(スペース)が作成されます。これがあなたのチームのBacklogの拠点となります。
                      3. メンバーを招待し、プロジェクトを作成
                        一緒に使うメンバーをメールで招待します。その後、「プロジェクトの追加」から、最初のプロジェクトを作成しましょう。

                      ポイント: 無料トライアル期間中に、現在進行中の小規模なプロジェクトを一つ選んで、実際にBacklog上で管理してみるのが最も効果的です。Excelやメールでの管理と比較して、どれだけ効率的になるかを実感できます。

                      効果を最大化するBacklogの使い方(基本〜応用)

                      基本的な使い方

                      • 「課題」の粒度を意識する: 1つの課題は、1〜2日で完了する程度の具体的な作業に分解するのがコツです。大きすぎる課題は「親子課題」機能を使って細分化しましょう。
                      • Wikiにプロジェクトのルールをまとめる: 課題の起票ルールや完了の定義などをWikiにまとめておくと、チームの運用がスムーズになります。

                      応用的な使い方

                      • Gitブランチと課題を連携させる: Gitでブランチを作成する際に課題キーを含めるだけで、自動的にBacklogの課題と紐づけられます。コードの変更理由が明確になり、レビューが効率化します。
                      • WebhookでSlackに通知する: Backlogの更新情報(課題の追加、コメントなど)を、Webhook機能を使って普段使っているSlackやTeamsにリアルタイムで通知。情報の見落としを防ぎます。

                      料金プラン比較:あなたのチームに最適な選択は?

                      Backlogのクラウド版には、チームの規模や必要な機能に応じて選べるプランがあります。

                      プラン名 月額料金(税抜) 主な特徴と対象ユーザー
                      フリー ¥0 【個人・お試し】1プロジェクト、10ユーザーまで。基本的な課題管理。
                      スターター ¥2,400 【小規模チーム】5プロジェクト、30ユーザーまで。まずはチームで始めたい場合に。
                      スタンダード ¥12,000 【おすすめ】プロジェクト数無制限。ガントチャート、Git/Svn連携など全社利用に必要な機能が揃う。
                      プレミアム ¥20,000 【大規模チーム・高度な管理】カスタム属性、プロジェクト横断のガントチャートなど、より高度な管理機能。
                      プラチナ ¥60,000 【エンタープライズ】IPアドレス制限、SAML認証など、最高のセキュリティと管理機能。

                      ※2025年10月時点の情報です。最新かつ正確な料金は公式サイトをご確認ください。

                      外部ツールとの連携

                      Backlogは、Nulabが提供する他のツールとシームレスに連携します。

                      • Cacoo (オンライン作図ツール): Cacooで作成したワイヤーフレームや構成図を、Backlogの課題やWikiに直接貼り付けて共有できます。
                      • Typetalk (ビジネスチャット): Typetalkでの会話からBacklogの課題を作成したり、Backlogの更新をTypetalkで受け取ったりできます。

                      また、APIやWebhookが公開されており、SlackやJenkinsなど様々なツールと連携させて、業務フローを自動化することが可能です。

                      まとめ:Backlogは、チームのコラボレーションを加速する潤滑油

                      この記事の要点をまとめます。

                      • Backlogは、エンジニアと非エンジニアが共に使える、直感的なプロジェクト管理ツール。
                      • 課題管理、Git連携、Wikiなど、チームでの仕事に必要な機能がオールインワン。
                      • プロジェクトの進捗を「見える化」し、情報共有のコストを劇的に削減する。
                      • 国内シェアNo.1という実績が、その信頼性と使いやすさを証明している。
                      • 30日間の無料トライアルで、本格的な機能をリスクなく試すことができる。

                      もしあなたのチームが、ツールの分断やコミュニケーションの壁によって、本来のパフォーマンスを発揮できていないと感じるなら、Backlogはその壁を取り壊し、チームを一つの目的に向かわせる強力な潤滑油となります。

                      まずは、30日間の無料トライアルで、その使いやすさと効果をあなたのチームで実感してみてください。

                      ▶ Backlog公式サイトで30日間無料トライアルを始める

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                      よくある質問(FAQ)

                      Q1: JiraやRedmineとの一番の違いは何ですか?
                      A1: 一番の違いは「シンプルさと対象ユーザーの広さ」です。Jiraはソフトウェア開発に特化した非常に高機能なツールですが、設定が複雑でエンジニア以外には難しい場合があります。Redmineはオープンソースで柔軟ですが、自社でのサーバー構築や保守運用が必要です。Backlogは、誰でも直感的に使えるシンプルな操作性を持ちながら、Git連携などエンジニア向けの機能も備えており、職種を問わずチーム全体で使えるのが最大の強みです。

                      Q2: 非エンジニアの部署(例:人事、マーケティング)でも使えますか?
                      A2: はい、もちろんです。Backlogは採用活動の進捗管理、マーケティングキャンペーンのタスク管理、総務の問い合わせ管理など、IT部門以外の様々な業務で活用されています。そのシンプルさから、多くの企業で全社的な標準ツールとして導入されています。

                      Q3: 無料プランはありますか?
                      A3: はい、クラウド版には1プロジェクト・10ユーザーまで利用できるフリープランがあります。Git連携やガントチャートなどの機能は使えませんが、基本的な課題管理を試すことができます。

                      Q4: セキュリティは信頼できますか?
                      A4: はい。Backlogは、金融機関や政府機関も利用する国内のデータセンターでデータを厳重に管理しています。また、IPアドレス制限やSAML認証(プラチナプラン)など、エンタープライズレベルのセキュリティ機能も提供しており、安心して利用できます。

                      Jicoo(ジクー)について

                      セールスや採用などのミーティングに関する業務を効率化し生産性を高める日程調整ツール。どの日程調整ツールが良いか選択にお困りの方は、まず無料で使い始めることができサービス連携や、必要に応じたデザインや通知のカスタマイズなどの機能が十分に備わっている日程調整ツールの導入がおすすめです。

                      チームで使える日程調整ツール「Jicoo」とは?

                      Jicoo(ジクー)はGoogleカレンダー、Outlook、iCloudカレンダー等と接続して予定の空き状況をリアルタイムに取得!ダブルブッキングを確実に防ぎ日程調整を自動化。 またチーム内での担当者割当やWeb会議のURL発行、キャンセルやゲストへのリマインド対応などの予約管理まで、個人と法人のミーティング業務を自動化し、チームを効率化する予約プラットフォームです。
                      カレンダーと接続して予約ページ作成
                      カレンダーと接続して予約ページ作成
                      GoogleカレンダーやOutlookなど利用中のカレンダーサービスと接続するだけで予約ページを作成。
                      空き状況をリアルタイムに表示
                      空き状況をリアルタイムに表示
                      カレンダーの予定を確認し、予約可能な日程を自動で表示します。メールやチャット等で作成した予約ページのURLを共有して、日時を予約してもらいましょう。
                      Web会議のURLも自動で発行
                      Web会議のURLも自動で発行
                      ゲストが都合の良い日時を選択すると予約完了。あなたのカレンダーに予定が自動で入りWeb会議のURLも自動で発行されます。
                      法人・チーム利用のお問い合わせ
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