あまり知られていませんが、Google Meetには「パソコン版のアプリ」もあります。
Google Meetは無料版でも100人規模・最大60分の会議開催が可能で、Zoomの無料枠(40分制限)と比べても遜色なく、中小企業やチームでも日常的に導入しやすいツールです。
このパソコン版アプリは「PWA(Progressive Web App)」というブラウザベースの技術で作られており、一般的なアプリストア(Microsoft StoreやMac App Storeなど)を探しても見つからないため、存在を知られることが少ないようです。
しかし、Google ChromeやMicrosoft Edgeなどのブラウザから数クリックで簡単にインストールすることが可能です。
この記事では、Google Meetアプリのインストール方法と使い方、近年拡充されているAIアシスタント機能(Gemini in Google Meet)や、Apple CarPlay対応などのモバイル向け最新動向について解説します。
Google Meetを使う機会が多い方は、アプリの利用を検討してみてもいいかもしれません。
またスマホでGoogle Meetを使うには、アプリのインストールが必須になります。
スマホアプリのインストール方法や、スマホアプリならではの新機能(CarPlay対応やオンザゴーモード)、スマホアプリでは使えない機能についても触れていきます。

(左)アプリ版 (右)ブラウザ版
パソコンでGoogle Meetを使うには「アプリを使う方法」と、「ブラウザを使う方法」があります。
基本的な会議機能や最新のAI機能については、アプリ版とブラウザ版に差はありません。
パソコンアプリ版には次の特徴があります。
パソコン版GoogleMeetをインストールするには、最新版のGoogle Chrome、またはMicrosoft Edgeが必要です。
インストールしていない場合は、こちらからインストールしてください。
Google Chrome
インストール済みの場合は、以下の手順でChromeが最新バージョンか確認しましょう。



バージョンが古いものだった場合は、Chromeを更新してください。

パソコンでGoogle Chrome(またはMicrosoft Edge)を開きます。
[メニュー]をクリックし、Google Meetのアイコンをクリックしましょう。

画面上部の[URLバー]右端に、Chromeの場合は[Google Meetをインストールします]というアイコンが、Edgeの場合は[アプリのインストール]アイコンが表示されます。
このアイコンをクリックしてください。

「アプリをインストールしますか?」と聞かれますので、[インストール]をクリックしましょう。

Google Meetアプリがインストールされ、独立したウィンドウでアプリが起動します。

デスクトップには[Google Meet]アプリのショートカットが作成されます。
次回以降Google Meetアプリを利用する際は、デスクトップショートカットからアクセスしてください。

ホーム画面の右上にある[縦三点メニュー]をクリックします。
[「Google Meet」をアンインストール]をクリックしてください。

[削除]をクリックします。

自分が会議を主催するには、[新しい会議を作成]をクリックします。
を選択してください。

[新しい会議を作成]から[次回以降の会議を作成]を選択してください。

[コピー]アイコンをクリックします。

[Ctrl+V]または[右クリック→貼り付け]をしてメールなどに貼り付けます。
宛先や件名などを整えて、会議の参加者に送信しましょう。

[新しい会議を作成]から[会議を今すぐ開始]を選択してください。

クリックするとすぐに会議を開始します。
会議情報が画面に表示されます。
会議コードを参加者に連絡しましょう。

会議の招待メールを送る場合は、[ユーザーの追加]をクリックします。
[名前またはメールアドレスを入力]に参加者の情報を入力し、候補に表示されたらチェックを入れます。
参加者をすべて選択し、[メールを送信]をクリックします。

参加者には画像のように招待メールが送付されます。
[通話に参加]をクリックすると、会議に接続します。
会議のリンクだけでよい場合は、[コピー]アイコンをクリック→メッセージに貼り付けましょう。

Googleカレンダー上で予定+会議の設定を同時におこないます。
[新しい会議を作成]から[Googleカレンダーでスケジュールを設定]を選択してください。
クリックするとGoogleカレンダーに移動します。

入力できたら[保存]します。

この方法で設定した会議は、当日になるとGoogle Meetアプリのホーム画面に表示されます。予定をクリックすると会議に接続します。

デスクトップの[Google Meet]ショートカットをクリックします。

会議コード・リンクをコピーして、[会議コードまたはリンクを入力]に貼り付けます。
[参加]をクリックして会議に接続します。
Googleカレンダーに会議が登録されている場合は、ホーム画面に予定が表示されます。
予定をクリックして会議に接続します。
基本機能の使い方を説明します。

[マイク]アイコンをクリックするとオン・オフが切り替わります。
主催者によって参加者のマイク使用が制限されている場合は、オンにできません。

[その他のオプション]から[設定]を開きます。

音声タブの「話す(長押し)」の[スイッチをオン]にします。
[×]で設定を閉じてください。
話すときはキーボードの[スペースキー]を押し続けます。押している間だけマイクがオンになります。

ヘッドセットなど別のマイクを使用する場合は、[その他のオプション]から[設定]を開きます。

音声タブの[マイク]から使用する機器を選択します。

[カメラ]アイコンをクリックしてオン・オフを切り替えます。
背景にバーチャル背景やぼかしを入れる方法です。

[その他のオプション]から[ビジュアルエフェクト]を開きます。

好みの背景をクリックすると変更されます。

共有する画面を選択します。
参加者の画面が共有できないときは、画面共有をブロックする設定になっている場合があります。

会議の主催者は[主催者用ボタン]を開いて設定を確認してください。
[主催者用の管理機能]をオンにしてから、[参加者の画面を共有]をオンにします。
【共有画面の別ウィンドウ表示 (Picture-in-Picture for Content)】
誰かが画面共有をしている際、その共有画面の上にマウスを置き「新しいウィンドウで開く (Open in new window)」アイコンをクリックすると、共有コンテンツだけを別のウィンドウにポップアウトできます。メインウィンドウで参加者の表情を見ながら、サブウィンドウで資料を大きく表示するといったマルチモニターのような使い方が可能になり、非常に便利です。

[ミーティングの詳細]を開き、[参加に必要な情報をコピー]をクリックします。
メールなどに情報を貼り付けて、参加者に送信します。

[全員を表示]を開き、[ユーザーを追加]をクリックします。
名前またはメールアドレスを入力して送付先を選択します。

[メールを送信]をクリックします。
会議の招待状が送付されます。

[全員を表示]をクリックします。
参加者が一覧で表示されます。ここから会議に招待することもできます。

主催者が制限できる機能
[主催者用ボタン]を開き、[主催者向けの管理機能]をオンにします。
設定したい項目のオン・オフを切り替えてください。なるべく会議に参加者が入る前に設定しておきましょう。
【参加リクエスト(ノック)の自動分類】
大量の参加リクエストに対応するホストの負担を軽減するため、新しい参加許可フローが導入されました。参加リクエストは信頼度に応じて2つのキューに自動分類され、主催者と直接接点のない外部からのリクエストは第2のキューに振り分けられ、デフォルトで「参加拒否」として扱われます(必要に応じて手動で許可も可能)。これにより、大規模なウェビナーなどでも不審なゲストを素早くふるい分けられ、安全で円滑な進行が可能になります。
会議を円滑に進めるための便利機能を紹介します。
Google MeetにはAIアシスタント「Gemini」が統合されています。※現在、本機能はGoogle Workspace Business Plus以上の有料プランなど、対象エディションを利用するユーザーおよび管理者が有効化している組織向けに限定提供されています。
画面右上のスパークアイコン(Geminiアイコン)をクリックするだけで、いつでもアシスタントを呼び出せます。
発言に字幕を付けることができます。さらに最新のアップデートにより、会議中の話し言葉を自動検出して字幕や要約ノートの言語設定を提案してくれる機能が追加されました。日本語を含む8言語に対応しており、例えば日本人同士の会議なのに英語がデフォルト設定だった場合、約30秒ほどで「言語を日本語に切り替えますか?」と画面表示され、クリックひとつで正しい言語の字幕生成に切り替えられます。
また、一部プラン向けには「リアルタイム音声翻訳(Speech Translation)」機能も展開が進んでいます。これまでWeb版のみでしたが、モバイルアプリ(Android・iOS)でも順次利用可能になりました。現時点では英語とスペイン語、フランス語、ドイツ語、ポルトガル語、イタリア語間の双方向翻訳に対応しています(※日本語への翻訳は未対応)。社内に英語や欧州言語話者がいるグローバル会議では、相手の発言を母語に近い言語の字幕でリアルタイムに理解できる利点があります。

[字幕をオンにする]をクリックします。

英語以外の字幕・翻訳を表示する場合は、字幕エリアにマウスを移動し[(歯車マーク)]と表示された場所をクリックします。

[会議の使用言語]から言語を選択し、必要に応じて翻訳の設定をおこないましょう。
[×]をクリックして閉じます。

[挙手]をクリックすると、画面に手のひらマークと名前が表示されます。

[リアクション]では絵文字を会議画面に投稿できます。
従来は数種類のみでしたが、現在は約4000種のUnicode絵文字をMeet内でリアクションとして利用できるようになっています。
[リアクション]をクリックし、投稿する絵文字を選択します。
画面を下から上に絵文字と名前がついた状態で流れます。

会議の参加者にメッセージを送ることができます。
[Enter]で送信、[Shift+Enter]で改行します。
【チャット履歴の永続化(Google Chat連携)】
最新の仕様変更により、Google MeetとGoogle Chatの連携が強化されています。Googleカレンダー経由でスケジュールされた会議では、会議中のチャットメッセージ・リンク・ファイル共有が自動的に対応するChatスペースに蓄積され、会議後も参加者が閲覧できます。事前にChatで共有した資料も会議中Meet画面に表示されるため、事前準備や振り返りが飛躍的に効率化します。
なお、このチャット履歴の永続化機能は管理者が制御できる設定として提供されており、組織の機密情報の取り扱いやコンプライアンス対応といった情報ガバナンス方針に沿ってデフォルトの有効/無効を管理できます。
オンラインホワイトボードが無料で使えます。会議中に編集されたホワイトボードは、Googleドライブに保存されます。

[アクティビティ]を開き、[ホワイトボード]を選択します。

[新しいホワイトボードを開始]または[Googleドライブから選択]をクリックします。
オンラインホワイトボードは参加者全員で同時に書き込むことができます。
スマホでGoogle Meetを利用される場合は、専用アプリのインストールが必須です。なお、Googleは従来の通話アプリ「Google Duo」をMeetアプリに統合し、最終的にDuoを停止して一本化しました。既存のDuoユーザーも現在は新しいMeetアプリへ移行済みとなっています。
スマートフォンのGoogle Meetアプリは、移動中の利用を安全にするための機能が強化されています。
Apple CarPlayとAndroid Auto対応
iPhoneユーザー向けに、Google MeetがApple CarPlayに正式対応しました。特別な設定は不要で、iPhoneをCarPlay対応車両に接続すれば、車載のダッシュボード画面から今後の会議予定を確認し、ワンタップで音声参加できます。運転中の安全確保を最優先としており、参加時は自動的にカメラがオフになり、相手のビデオ映像も表示されず、車載マイク・スピーカーを通した音声通話のみの仕様となります。なお、Android向け車載システムである「Android Auto」版のGoogle Meetも段階的に提供が開始されています。
オンザゴー(On-the-Go)モード
スマホのGPSや加速度センサーで歩行中や車での移動中であることを検知すると、「オンザゴー」モードへの切り替えが提案されます。このモードではビデオの送受信が強制的にオフになり、ミュートや挙手、終了ボタンなど「大きく押しやすいボタン」のみのシンプルなUIに切り替わるため、移動環境でも安全かつ快適に音声中心で会議に参加できます。
スマホ版でも背景ぼかしや挙手機能、前述のリアルタイム翻訳字幕など、主要な会議機能は順次対応が進んでいますが、パソコン版とは異なり一部利用できない機能もあります。
Google Meetアプリは、このような方におすすめです。
パソコンアプリ版(PWA)はブラウザ版と機能的な差はないものの、「単独ウィンドウ」「タスクバーにアイコンを表示」という独立した操作感は非常に快適です。
また、Geminiによる対面会議を含めた議事録の作成サポートや、モバイル環境での翻訳字幕機能・オンザゴーモードなど、Google Meetは日々アップデートを重ねています。さらに、企業の枠を超えた連携として、Google Meet ハードウェア(ChromeOS搭載の会議室用端末)からMicrosoft Teams会議へ直接参加できる(およびWindowsベースのTeams RoomsからMeetへ参加できる)双方向のデバイス連携機能も提供されています(※一般のPCアプリやスマホアプリから直接Teamsへ入室できるわけではありません)。
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