【2026年最新】AI面接とは?仕組み・メリット・主要ツール比較まで採用担当者が知るべき全知識

2026年1月29日(木)
Jicoo(ジクー)
目次
  • 1. AI面接の核心的な価値とは? — 「いつでも、どこでも、公平に」
    • 2. 何ができるの?主要機能の徹底解説
      • 3. 工数9割減も!導入による4つの具体的なメリット
        • 4. 【導入事例】大手からベンチャーまで、AI面接の成功パターン
          • 5. 失敗しないAI面接の始め方と導入プロセス
            • 6. 効果を最大化するAI面接の使い方(基本〜応用)
              • 7. 料金プランの相場
                • 8. 外部ツールとの連携
                  • 9. まとめ:AI面接は、人が「人の心」に向き合う時間を作る
                    • 10. よくある質問(FAQ)
                      • 11. Jicoo(ジクー)について

                      「大量のエントリーシートや一次面接の対応に追われ、本来向き合うべき候補者との時間が取れない…」
                      「面接官によって評価基準にバラつきがあり、優秀な人材を取りこぼしている気がする…」
                      「日程調整のやり取りだけで疲弊してしまい、採用スピードが上がらない…」

                      売り手市場が加速する中、採用担当者の業務量は限界に達しています。もし、あなたの企業がこのような「採用の非効率」と「評価の属人化」に悩んでいるなら、その解決策はテクノロジー、特に「AI面接」にあるかもしれません。

                      この記事では、近年急速に普及が進む「AI面接」について、その仕組みや核心的な価値、具体的な機能、導入事例まで、採用担当者が知っておくべき情報をすべて網羅的に解説します。

                      この記事を読み終える頃には、AI面接が決して「冷たい機械的な面接」ではなく、「人間が人間らしく向き合う時間を作るための最強のパートナー」であることを理解し、具体的な導入検討を進められるようになっているはずです。

                      AI面接の核心的な価値とは? — 「いつでも、どこでも、公平に」

                      AI面接の定義

                      AI面接とは、スマートフォンやPCなどのデバイスを通じて、AI(人工知能)が面接官の代わりに質問を行い、応募者の回答内容、音声、表情などを解析・評価するシステムのことです。

                      最も重要な提供価値:バイアスの排除と機会の拡大

                      AI面接が提供する最大の価値は、「24時間365日、バイアス(偏見)のない公平な評価ができること」にあります。

                      人間の面接官は、どうしても「第一印象」や「自分との共通点」、あるいはその日の「体調や気分」によって評価が歪められがちです(アンコンシャス・バイアス)。AI面接は、事前に学習させた評価基準に基づき、全ての応募者を一定のモノサシで客観的に評価します。

                      また、場所や時間の制約がないため、応募者は自分の都合の良いタイミングで受験できます。これにより、現職中で忙しい候補者や地方在住者の応募ハードルを下げ、機会損失(エントリー離脱)を劇的に減らすことができるのです。

                      何ができるの?主要機能の徹底解説

                      AI面接ツールには、主に以下のような機能が搭載され、採用プロセスを効率化します。

                      機能カテゴリ 主要機能 この機能でできること これによって解決する課題
                      質問・実施 自動質問・追跡質問 事前に設定した質問をAIが読み上げる。回答に応じて「具体的に教えてください」などの深掘り質問を行うタイプもある。 面接官ごとの質問スキルの差を解消。24時間いつでも面接を実施可能に。
                      解析・評価 動画・音声・テキスト解析 回答内容(テキスト)だけでなく、表情、視線、声のトーン、話す速度などを複合的に解析し、資質をスコアリングする。 書類だけでは分からない「人柄」や「熱意」を可視化。印象評価ではなくデータに基づく評価を実現。
                      レポート 評価レポート自動生成 AIの解析結果をまとめた評価レポートを即座に発行。項目ごとの点数や、面接時のアドバイスなどを表示。 合否判断にかかる時間を短縮。次の面接官への引き継ぎ資料としても活用可能。
                      不正対策 なりすまし検知・カンニング検知 別の人物が映っていないか、視線が不自然に動いていないかなどをAIが監視・検知する。 オンライン特有の不正リスクを低減し、公正な選考環境を担保する。

                      工数9割減も!導入による4つの具体的なメリット

                      AI面接を導入することで、採用フローは劇的に改善されます。

                      1. 選考にかかる工数と時間を大幅削減
                        一次面接をAIに任せることで、日程調整、面接実施、評価入力といった膨大な時間を削減できます。ある導入企業では、エントリーシートの確認と一次面接にかかる時間を約90%削減した事例もあります。
                      2. 採用基準の統一と精度の向上
                        「面接官Aさんは合格させたが、Bさんなら不合格だった」といった属人的なブレがなくなります。また、自社のハイパフォーマー(活躍人材)のデータを学習させることで、自社にマッチする人材を高精度で見抜くことが可能になります。
                      3. 応募者数の増加と歩留まり改善
                        「夜間や土日でも面接可能」という利便性は、応募者にとって大きなメリットです。日程調整がうまくいかずに辞退してしまう層を取り込み、エントリーからの受験率(歩留まり)を改善します。
                      4. 地方・海外人材へのアプローチ強化
                        対面面接のための移動コストや時間的ハードルがなくなるため、商圏外の優秀な人材や、海外在住の候補者とも接点を持つことが容易になります。

                      【導入事例】大手からベンチャーまで、AI面接の成功パターン

                      実際にAI面接を活用し、採用改革に成功した企業の事例をご紹介します。

                      企業名 導入前の課題 導入後の具体的な成果
                      ソフトバンク株式会社 新卒採用の応募数が膨大で、ES選考に多大な時間を要していた。また、評価の公平性をより高めたいと考えていた。 動画面接によるAI選考を導入。ES選考にかかる時間を約80%削減し、創出された時間を候補者との対話やマッチングに充てることで、選考の質を向上させた。
                      株式会社吉野家 アルバイト採用において、店舗マネージャーが面接時間を確保するのが難しく、採用機会を逃していた。 AI面接ツール「SHaiN」を導入し、応募から面接までをスマホで完結。面接実施率が向上し、店舗マネージャーの負担軽減とともに、採用スピードが劇的に加速した。
                      某ITベンチャー企業 エンジニア採用において、スキルマッチだけでなくカルチャーマッチを早期に見極める必要があった。 AI面接で行動特性や性格を分析。一次選考の段階でカルチャーフィットする人材を優先的に通過させることで、最終面接での内定率が1.5倍に向上した。

                      失敗しないAI面接の始め方と導入プロセス

                      AI面接の導入は、以下のステップで慎重に進めることが重要です。

                      1. 導入目的と選考フェーズの明確化
                        「大量の応募者を捌きたいのか(効率化)」「人物面をしっかり見たいのか(質向上)」によって選ぶツールが変わります。一般的には、書類選考の代わり、または一次面接の代替として導入するケースが多いです。
                      2. ツール選定と要件定義
                        「対話型AI(SHaiNなど)」か「録画型AI(HireVueなど)」かを選定します。求める人材像(ペルソナ)に合わせて、評価項目や質問内容を設計します。
                      3. トライアル実施と精度検証
                        実際に社内のハイパフォーマーや新入社員に受験してもらい、AIの評価結果と人事の評価に乖離がないかを確認(チューニング)します。
                      4. 応募者への周知と運用開始
                        「なぜAI面接を行うのか」を応募者に丁寧に説明し、心理的抵抗を減らすことが重要です。運用開始後は、離脱率や通過率をモニタリングし、運用を改善していきます。

                      効果を最大化するAI面接の使い方(基本〜応用)

                      基本的な使い方

                      • スクリーニング(足切り)ツールとして活用: 明らかに要件を満たさない候補者を自動で不合格にする、あるいは一定スコア以上の候補者を自動で通過させることで、面接官が会うべき人数を絞り込みます。
                      • 面接官の補助資料として活用: 合否判断は人間が行い、AIレポートを「参考資料」として活用する方法です。AIが指摘した「懸念点」を、次の対人面接で深掘りすることで、ミスマッチを防ぎます。

                      応用的な使い方

                      • ATS(採用管理システム)とのAPI連携: HRMOSやi-webなどのATSと連携させ、応募→AI面接案内→結果取り込み→合否連絡までを完全自動化し、オペレーション工数を極限まで減らします。
                      • ハイブリッド選考: 最終面接前にAI面接の結果をもとにした「フィードバック面談」を人が行うことで、候補者の志望度を高める(アトラクトする)時間を増やします。

                      料金プランの相場

                      AI面接ツールの料金は、企業の規模や採用人数によって大きく異なりますが、一般的な料金体系は以下の通りです。

                      費目 相場の目安 備考
                      初期導入費 10万円 〜 50万円 アカウント発行、評価基準のカスタマイズ、連携設定などの費用。
                      月額利用料 3万円 〜 10万円 システムの基本利用料。定額制の場合が多い。
                      従量課金 500円 〜 3,000円 / 件 面接1回(またはエントリー1件)あたりにかかる費用。

                      ※年間定額プラン(使い放題)を提供しているサービスもあります。詳細は各社(SHaiN, HireVue, インタビューメーカー, ApplyNowなど)への見積もりが必要です。

                      外部ツールとの連携

                      AI面接を導入する際は、既存の採用エコシステムとの連携が不可欠です。

                      • ATS(採用管理システム): HRMOS, SONAR, i-web, ジョブカン採用管理などと連携し、シームレスなデータ連携を実現します。
                      • 適性検査ツール: SPIや玉手箱などの適性検査データとAI面接の結果を統合し、多角的な分析を行います。
                      • Web会議システム: ZoomやTeams。AI面接後の二次面接以降の日程調整や実施をスムーズに繋ぎます。

                      まとめ:AI面接は、人が「人の心」に向き合う時間を作る

                      この記事の要点をまとめます。

                      • AI面接は、公平で効率的な採用を実現する強力なソリューション。
                      • 24時間受験可能なため、応募者の機会損失を防ぎ、エントリー数を最大化する。
                      • 工数を9割削減し、採用担当者が候補者のアトラクト(口説き)に集中できる環境を作る。
                      • ソフトバンクや吉野家など、大手からアルバイト採用まで幅広く導入が進んでいる。
                      • ATS連携やトライアル検証を行うことが、導入成功の鍵となる。

                      AI面接の導入は、単なる「コストカット」ではありません。それは、人間が本来やるべき「候補者の心に火をつける」「自社の魅力を伝える」というコア業務に時間を割くための、戦略的な投資です。

                      まずは、主要なAI面接ツールの資料を請求し、自社の採用課題に合ったツール選定から始めてみてはいかがでしょうか。

                      よくある質問(FAQ)

                      Q1: 応募者から「冷たい」「人間味がない」と敬遠されませんか?
                      A1: 導入初期にはそうした懸念もありましたが、現在は「公平に見てもらえる」「自分の好きな時間に受けられる」「緊張せずに話せる」というポジティブな意見も増えています。重要なのは、導入の意図(公平性やスピードなど)を事前にメッセージとして伝えることです。

                      Q2: AIだけで合否を決めるのですか?
                      A2: 完全自動化するケースもありますが、多くの企業では「AIの評価を参考に、最終的には人が判断する」または「足切りのみに利用する」という運用を行っています。AIはあくまで判断を支援するツールという位置付けが一般的です。

                      Q3: 導入すれば、すぐに効果が出ますか?
                      A3: 工数削減の効果は即座に出ますが、採用の「質」の向上には、自社のハイパフォーマーデータの学習や、評価基準のチューニングが必要です。導入後、数ヶ月かけて精度を高めていくプロセスが重要です。

                      Q4: どのような職種や雇用形態に向いていますか?
                      A4: 応募数が多い「新卒採用」や「アルバイト・パート採用」で最も効果を発揮します。また、営業職や販売職など、コミュニケーション能力や人柄を重視する職種とも相性が良いです。

                      Jicoo(ジクー)について

                      セールスや採用などのミーティングに関する業務を効率化し生産性を高める日程調整ツール。どの日程調整ツールが良いか選択にお困りの方は、まず無料で使い始めることができサービス連携や、必要に応じたデザインや通知のカスタマイズなどの機能が十分に備わっている日程調整ツールの導入がおすすめです。

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                      Jicoo(ジクー)はGoogleカレンダー、Outlook、iCloudカレンダー等と接続して予定の空き状況をリアルタイムに取得!ダブルブッキングを確実に防ぎ日程調整を自動化。 またチーム内での担当者割当やWeb会議のURL発行、キャンセルやゲストへのリマインド対応などの予約管理まで、個人と法人のミーティング業務を自動化し、チームを効率化する予約プラットフォームです。
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                      GoogleカレンダーやOutlookなど利用中のカレンダーサービスと接続するだけで予約ページを作成。
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