2025年、B2B営業の現場は「ツールを使う」時代から「AIエージェントに任せる」時代へと、かつてないパラダイムシフトの渦中にあります。
特に注目すべきは、国内セールスイネーブルメント市場を牽引する株式会社ナレッジワークが、2025年2月に発表した「セールスイネーブルメントAI」への進化です。これは単なる機能追加ではなく、営業担当者の役割そのものを再定義する動きと言えます。
本記事では、ナレッジワークの最新動向と、Jicooなどの日程調整・会議解析AIと組み合わせた「2025年版・営業DX」の全体像を解説します。

「ナレッジワーク(Knowledge Work)」は、これまで営業資料の共有や管理を効率化する「セールスイネーブルメントクラウド」として認知されてきました。しかし、2025年2月の大型アップデートにより、その定義は「セールスイネーブルメントAI」へと刷新されました。
これまでの営業DXの課題は、「ツールの中に正解はあるが、それを探すのに時間がかかる」ことでした。 新しいナレッジワークが目指すのは、「AIエージェント」による業務代行です。
営業担当者が「A社への提案資料を準備して」と指示すれば、AIが過去のナレッジや顧客情報を組み合わせてドラフトを作成する。あるいは、商談の文脈に合わせて最適な事例を提示する。このように、ツールが受動的な「道具」から、能動的な「パートナー(相棒)」へと進化した点が最大の特徴です。
この動きは日本独自のものではなく、世界的なトレンドと合致します。米国のHighspotやSeismicといったリーダー企業も、2025年にかけて一斉に「Agentic AI(自律型エージェント)」機能を実装しています。 単にデータを管理するだけでなく、AIが自律的に次のアクションを推奨・実行する。これが2025年の営業システムのグローバルスタンダードとなりつつあります。
ナレッジワークは、営業力強化を以下の4つの領域(プロダクト)で包括的に支援しています。特に2025年のアップデートでは、「ワーク領域」でのAI活用が飛躍的に進化しました。
従来の強みである「資料の共有・管理」機能です。
ここが「AIエージェント」の主戦場です。
ナレッジワークの料金体系は、導入企業の規模や利用するモジュール(ナレッジ、ワーク、ラーニング等)の組み合わせによって異なります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 提供形態 | SaaS(クラウド型) |
| 料金体系 | 要問い合わせ(ユーザー数課金ベースが一般的) |
| 無料トライアル | 原則なし(デモ依頼が必要) |
| 主な対象 | 中堅〜大手エンタープライズ企業(数十名〜数千名の営業組織) |
※2026年2月13日時点(記事執筆基準日)の情報です。正確な見積もりは公式サイトからの問い合わせが必要です。
導入を検討する際は、組織のフェーズと照らし合わせる必要があります。
ナレッジワークのような「組織変革ツール」の導入は、単なるソフトウェアのインストールとは異なります。
ナレッジワークは「商談の中身(コンテンツ)」を強化する最強のツールですが、営業プロセス全体を最適化するには、「商談の兵站(ロジスティクス)」を担うツールとの連携が不可欠です。
ここで、日程調整・会議解析ツールであるJicooとの組み合わせが、2025年の現実的な解となります。

2025年の営業トレンドにおいて、以下のエコシステムが推奨されます。
Before Meeting(アポイント獲得〜準備)
During Meeting(商談実施)
After Meeting(事後処理〜資産化)
このように、「Jicooで時間を生み出し、データを残す」ことと、「ナレッジワークで質を高め、勝ち筋を作る」ことを組み合わせるのが、セールスイネーブルメントの完成形と言えるでしょう。
2025年、ナレッジワークの「AIエージェント化」は、営業という仕事のあり方を根本から問い直しています。
これまでは「いかに効率よく資料を探すか」が論点でしたが、これからは「AIという優秀なパートナーといかに協働し、人間は人間にしかできない『顧客への共感』や『意思決定の支援』に集中できるか」が競争優位の源泉となります。
単なるツール導入にとどまらず、「自社の営業組織をどう再定義するか」という経営的な問いとして、ナレッジワークやJicooのような次世代ツールの活用を検討してみてはいかがでしょうか。
まずは、自社の営業プロセスの中で「人間がやらなくていい作業(日程調整や資料の切り貼り)」がどれだけ残っているか、棚卸しをすることから始めてみてください。
セールスや採用などのミーティングに関する業務を効率化し生産性を高める日程調整ツール。どの日程調整ツールが良いか選択にお困りの方は、まず無料で使い始めることができサービス連携や、必要に応じたデザインや通知のカスタマイズなどの機能が十分に備わっている日程調整ツールの導入がおすすめです。


