HERP Hire(ハープハイヤー)は、スクラム採用に最適化された採用管理システムです。
採用管理システムはオンライン上で採用業務のほぼ全てを一元管理・完結させるシステムです。
株式会社HERPからリリースされているHERP Hireは、スクラム採用を行なうための共有機能が充実しています。
ここでは、HERP Hireとは何か、スクラム採用の概念やメリット・デメリット、採用管理システムとして搭載している機能などを紹介し、利用料金や実際に導入した企業の声など、導入を検討する際の助けになる事柄を解説していきます。
冒頭でも触れましたが、HERP Hireはスクラム採用に最適化された採用管理システムです。
採用管理システムとして一般的な機能を網羅しつつ、優れた共有機能を搭載して、社員参加型の採用活動をサポートするように設計されました。
(画像引用元=HERP Hire公式サイト)
スクラム採用は、株式会社HERPが提唱する、現場社員参加型の採用形態を指します。
スクラム採用では、現場社員が採用業務の主体となり、募集要項や応募者への対応、面接や説明会の実施、現場目線での採用者選考など、採用業務全般に参加します。
採用担当者はいわばプロジェクトマネージャーとして、参加社員に対する採用業務のレクチャーや各種調整、情報統合など、まとめ役として活動することになります。
採用担当者の負担は軽減され、より採用業務全体に目を配ることが可能となります。
さらに現場とのミスマッチを抑制し、人材の定着率を向上させる効果も期待できます。
HERP Hireは、スクラム採用を推進するために設計されており、さまざまな共有機能を搭載しています。
スクラム採用は社員参加型の採用業務形態です。基本的に応募者の情報等はオープンに扱われるため、情報を厳密に管理したい場合には不向きです。各社員の権限を制御することはできますが、優れた共有機能が無駄になってしまいます。
さらに採用担当者の判断で採用選考を進めたい場合にも、社員参加型のメリットがありません。
HERP Hireは採用管理システムとして必要とされる機能を網羅しています。
オンラインでほとんどの採用業務を一元化し、採用担当者の負担を軽減すると共に、就職希望者のより迅速かつ簡単なアクセスを実現した採用管理システムは、昨今の採用活動におけるスタンダードとなりつつあります。
ここではHERP Hireのもつ採用管理システムとしての主な機能を紹介します。
(画像引用元=HERP Hire公式サイト)
採用業務に便利な外部ツールとの高度な連携が用意されています。ここに上げるのはその一例です。
『Slack』社員間でのセッションを行なうとともに、HERP Hireからの通知を受け取ったり、逆にHERP Hireにメッセージを書き込んだりできます。
『Zoom』HERP Hire上での面接や面談予定を作成すると、同時にZOOMへの招待URLを発行できます。
『Google カレンダー』Googleカレンダーから採用担当者の空きスケジュールを抽出し、日程調整リンクURLを発行します。
『Google アナリティクス』連携することで、応募者がどの経路から流入したのかなど、さまざまな分析を行なうことができます。
(画像引用元=HERP Hire公式サイト)
『YOUTRUST』や『Amateras』などの、IT系人材が集まる一四の求人媒体と公式に連携しており、登録された求人情報は即座にHERP Hire上で利用可能です。その他にも、IT企業がよく利用する約三〇の採用媒体から求人データの読み込みが可能です。
これによって応募情報を一箇所に集め母集団を大きく形成し、より自社にマッチした人材を見つけやすくなります。
(画像引用元=HERP Hire公式サイト)
集まったデータをリアルタイムに集計解析します。どの媒体からの流入が多いのかが表やグラフで表示され、さまざまな条件でフィルターをかけることにより、より深い分析ができるようになります。
(画像引用元=HERP Hire公式サイト)
基本料金については、公式サイトからPDFをダウンロードすることで、最新の情報が提供されます。
HERP Hireには、それ以外にも無料で試用する方法が二つ存在します。
いきなりの導入には不安が残る、スクラム採用が自社にとってベターな選択かを判断したいときなどに役立ちます。
機能は限定されますが、無料でHERP Hireを試用できるフリープランが用意されています。
Slack連携や求人票の作成、社員への候補者情報開示や紹介の受付など、スクラム採用に特化したHERP Hireの基本機能が利用できます。
フルバージョン導入前の試用には最適です。
自動で有料プランに移行することもないので、じっくりとHERP Hireを試すことができます。
HERP Hireの初年度6ヶ月の利用料を無料とする特別プランが用意されています。
条件としては、下記に当てはまる企業が対象です。
①HERP Hire有料版を契約したことが無い。
②株式会社HERPが提携しているベンチャーキャピタルからの出資を受けている。
このプランは採用業務の負担を軽減することでスタートアップ企業を支援するために設定されています。
条件さえ揃えば、期間限定とはいえHERP Hireの全機能を試すことができます。
実際にHERP Hireを導入した企業は、どのような感想を持ったのでしょうか。
公式サイトの導入事例から、三つほど抜粋して紹介します。
完全自動運転の実現を目指すチューリング株式会社は、高難易度のエンジニア採用をHERP DataHubを活用して年間三〇名ペースで実現しています。
同社は、採用目標達成に不可欠な「フェーズ管理」と「ネクストステップの設定」の二つをHERP DataHub導入により可視化、採用担当者以外にも経営陣や面接官など、関係社員が採用状況を把握できるようになりました。
客観的データは意思決定を迅速にし、候補者一人ひとりに合わせたきめ細やかな対応で内定承諾数も増加。データ活用によって採用活動の質が向上したそうです。
(参考=HERP Hire公式サイト)
クロスマート株式会社では、DXで食品流通を円滑化することを推進している企業です。
スプレッドシートでの採用情報管理が負担になっていましたが、企業規模の急拡大に伴い、HERP DataHubを導入して採用情報を整理すると共に、可視化により分析の効率化を図ったそうです。
カスタム化された分析ダッシュボードで、データ抽出や進捗確認が即座に可能となり、データに基づいた採用戦略が効果を上げているそうです。
人事と経営層との情報共有や、採用戦略の立案に役立ち、採用業務工数の削減に成功した結果、本質的な分析に時間を割けるようになったことのことです。
(参考=HERP Hire公式サイト)
Faciloでは、事業の拡大に伴い採用人数が大幅に増えました。以前は、採用情報をスプレッドシートで管理していましたが、手作業での更新に時間がかかり、データの分析や活用にじっくり取り組めない状態でした。
そこで、HERP DataHubを導入し、専用の分析ダッシュボードを構築しました。データの管理にかかる手間も大幅に減り、分析したデータに基づいて採用活動ができるようになりました。
重要なデータを共有することで議論や意思決定ができるようになり、より効果的なさいよう戦略ができるようになったとのことです。
(参考=HERP Hire公式サイト)
HERP Hireがスクラム採用に最適化した採用管理システムであることを紹介してきました。
現場レベルでのマッチングを考慮した選考を実現するのに、最適な採用方法として、スクラム採用の需要は高まっていくと思われます。
そんなスクラム採用に最適なHERP Hireは、採用担当者でだけでなく、社員全員が一丸となって新しい仲間を見つける、新時代のためのツールと言えるのではないでしょうか。
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