世界一「学びやすく、わかりやすく、続けやすい」学習手段を提供する、をビジョンに掲げているKIYOラーニング株式会社は個人や企業での学習を効率化するクラウドサービスSTUDYing(スタディング)や、法人向けの動画研修がついたeラーニングシステムAirCourse(エアコース)を展開しています。
2019年にSTUDYing(スタディング)の新しい講座の一つとしてスタートした公務員講座は、コロナ禍によるオンラインシフトも進んだこともあり受講者数を大きく伸ばしている。
澤田さんは責任者として2018年に入社してから公務員講座事業の立ち上げ、グロースに向けて事業戦略・マーケティング戦略から商品開発チーム・運営チームへのディレクション等幅広く牽引しています。
公務員講座の人気サービスの一つである担任フルサポートサービスの予約システムとしてJicooを導入。
機能として必須であったZoom自動連携、サービスを提供する上で欠かせないファイルの送受信や、会員サイトとの連携、またマネジメントの立場からもチームに落とし込みやすいJicoo管理画面などがJicoo導入の決め手になったとのことです。
新規事業における予約システムとしてJicooを導入した経緯や、システムを選定する上でのポイント、導入効果などについてお話を伺ってきました。
▼インタビューさせていただいた方
KIYOラーニング株式会社
スタディング事業部
公務員講座プロデューサー
澤田敏成様
▼KIYOラーニング株式会社について
情報技術(IT)を用いて個人や企業での学習を効率化するクラウドサービスSTUDYing(スタディング)、AirCourse(エアコース)の提供をしています。
— はじめに事業内容を教えて頂けますでしょうか
事業は2つございまして、STUDYing(スタディング)というオンライン資格対策講座と、受け放題の動画研修がついたeラーニングシステムAirCourse(エアコース)です。
会社としては「通勤講座(現:スタディング) 」からサービスをスタートしていますが、現在では中小企業診断士、司法書士、税理士、社会保険労務士など全30講座のラインナップによりキャリアアップを目指す方に人気の講座を取り揃えております。
私は公務員講座の立ち上げ責任者として入社をしました。
おかげさまで2019年に開始した公務員講座はSTUDYingの中でも大きく受講者を伸ばしている講座の一つとなっています。
–急成長を続けているとはすごいですね
現在に至るまでにはかなり苦労してきていますよ笑。
私は2018年に転職をしたのですが、当時はオンライン学習サービスが増えてきたタイミングではありましたが、オンラインで完結できる公務員講座というのはまだありませんでしたので、手探りからスタートした形です。
–立ち上げ当初は苦戦されたということでしょうか。
正直サービスリリースから1年間ぐらいはとても苦しい状態でしたね笑
業界でも有名なプロ講師陣をリクルートしたり、教材制作に関しても有名プロダクションと提携するなど、豪華布陣でローンチしたのですが、当初は会員数が全然伸びませんでした・・・。
マーケティング調査をおこないながら、わかってきた情報を元に施策の改善を進める毎日でした。
その後、コロナ禍をきっかけに一気にオンラインシフトが進んだことが受講者数の急増につながりました。
–具体的にはどのような施策を実施されていたのでしょうか
オンライン講座の特徴としては空いている時間に自由に学習ができます。また、価格も予備校や専門学校と比べるとリーズナブルな設定になっています。
低コストでかつ、自由に学習できてオンラインで完結できることが最大のメリットと捉えていたのですが、モニター調査をしたところ教材を紙の冊子で勉強したいというニーズがみえてきました。
そこで、開講翌年の2020年より実際にテキストを冊子で販売するオプションを用意したことが、入会率に大きな影響を与える改善につながっています。
— それは大きな気づきですね。他にも改善点はありますでしょうか
公務員講座の特徴でもあるのですが、面接の対策に人によるサポートが必要ということもわかってきました。
これまでの公務員講座にも動画や通信添削等の教材はあったのですが、多くの受講者は面接をとても苦手としているため、それだけでは不十分な方が多かったようです。
その点、予備校や専門学校ではクラス制を採っていて、入会すると担任の先生のサポートが受けられるようになっています。
これは、面接を苦手とする方からすると安心感の上で非常に大きい。
そのため、高額な受講料を払ったり、面倒な通学をしてでも、予備校や専門学校の方を選ばれる方が多い状況だったというわけです。
— 担任フルサポートサービスを立ち上げる必要がでてきたのですね
はい、調査も実施したところ、公務員講座では人によるサポートがないことが大きな課題であることが明らかになりました。
そこで、専任のコーチによる学習サポートサービスを立ち上げることになったのです。
そのためには、コーチと受講生の面談日程を予約できるシステムが必要となってきます。
自社で新たなシステムを構築することは難しいので外部で利用できそうな予約ツールの調査を致しました。
— どれぐらいのツールを調査したのでしょうか
日程調整や予約ができるツールは一通り調査をしました。
実際にトライアルもしましたが、なかなかしっくりくるものがありませんでしたが、たまたまレビューをしているサイトの中でJicooを見つけました。
その時は知らないブランドではあったのですが、無料登録をしてトライアルをしてみると使用感やUIにとてもしっくりくるものがありました。
— Jicooのどのような点をご評価頂けたのでしょうか
機能要件としてはまずZoom連携ができることが必須でした。また当然コスト感もみています。
サポートサービスは、初回面談でヒアリングをして学習計画を作成し、2回目の面談で計画を確認しながらサポートをします。
一番大きなポイントは、そのファイルのやりとりをJicoo上で完結できるという点です。
他のツールでは対応が難しかったり、追加改修として費用がかかると言われている中で、Jicooには既にある機能だったのが決め手となりました。
— 他にもJicooを評価した点はございますでしょうか
CS部門からの要望だったのですが、当社の会員データベースとJicooが連携できるようになったのも大きかったです。
会員連携ができるようになったため、名前とメールアドレスを固定した状態で予約をいれてもらえるようになっています。
問い合わせがあった際の調査などもスムーズとなりますので、CSの要望を満たすことができました。
会員サイトから予約ページのデザインも統一性を持たせているので、シームレスな予約体験を受講者に提供できています。
— JicooのAPIを利用頂きましたがいかがでしたでしょうか
会員サイトから連携をするためにJicooのAPIを活用して開発をしました。
開発部門もスムーズに進められていたようです。
JicooのAPIを活用して自社にあったカスタマイズができたので、改めてJicooを導入して良かったなと思います。
Jicoo APIはこちら
— サポートサービスの予約は何件ぐらい受け付けているのでしょうか
サービスリリースして期間が経っていない部分もありますが、毎日コンスタントに面談の予約をいただいている状況です。
おかげさまで反響を頂いて着実に会員が増えている状況でもありますので、予約数は右肩あがりで増えている状況でもあります。
Jicooのシステムのおかげて予約調整から面談実施への流れが非常にスムーズに進んでいるものと感じています。
— Jicooの魅力を改めて教えて頂けますでしょうか
基本的な要件としてはまずZoom自動連携ができるところ。そこにファイルのやりとりがJicooで完結できる部分が決め手となっています。
それ以外には、予約受付時間の設定が細かくできる点も含めたホスト側からみたUIが素晴らしいと思います。
14日間の無料トライアルなどではProプランの全機能が利用できますので、導入する際の検証をしやすかったです。
— UIというのはどのような点が良いのでしょうか
他社を調査していて気づいたのですが、管理画面が複雑なツールが多い印象です。
導入の検証をするだけで非常に苦労をしました。確認するのにパワーがいるというか。
ツールを選定していざ導入をする際にはチームのメンバーや、コーチなどいろんな人が直感的に使えるかどうかがとても大事なポイントと思っています。
実際にJicooに関しては説明会などを開催する必要もなく、簡単な案内でメンバーが利用できるようになりました。
その点は新たなツールを導入する場合にとても大事なポイントですね。
— 最後にこんな人におすすめというのを教えて頂けますでしょうか
オンラインでの1on1のセッションをやりたい人や、美容室予約のようなイメージで予約受付システムを探している方に超おすすめです!
同じ体験をリーズナブルに実現できるのはJicooだけだと思います笑
チームを束ねるマネージャーのポジションの方などには、チームへの落とし込みも簡単にできて、すぐに活用をしてもらえると思います。
ユーザーへのインターフェイスが洗練されているツールは他にもありますが、管理者が使いにくいものが多いです。
運営者とユーザー双方の目線で優れているツールはJicooだけだと思っています。
日程調整ツールを導入すると業務効率化に多くのメリットがあります。どの日程調整ツールが良いか選択にお困りの方は、まず無料で使い始めることができサービス連携や必要に応じたデザインのカスタマイズなどの機能も十分に備わっている日程調整ツールの導入がおすすめです。
ビジネスの日程調整を自動化する「Jicoo(ジクー)」はGoogleカレンダー、Outlookカレンダーなど複数のカレンダーを接続して無料ですぐに利用を開始でき、ZoomやTeams、SlackやSalesforceなどのよく使われているサービス連携がもれなくカバーされています。また予約ページのデザインも複数のレイアウトから選択できるため使っていて楽しくなる日程調整ツールです。
JicooのWebサイトはこちら。法人・チームへの導入に関してのお問い合わせはこちらのフォームから行う事ができます。
日程調整ツールを活用した利用事例も参考にしながら自分にあった日程調整ツールを導入しましょう。